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【御前崎沖・金洲】群れ濃厚!キハダフカセ釣り&カツオが熱い!

【御前崎沖・金洲】群れ濃厚!キハダフカセ釣り&カツオが熱い!

今年のキハダは相模湾には6月下旬より回遊。最高の状況が続いている。黒潮の恩恵で群れが濃厚!最適な潮が入り込んでいるため、このポイントにさえ行けばまず外すことはない。今後は、追っかけパターンもあり、まだまだ熱い。

相模湾のキハダフカセ釣り&カツオ一本釣り

今年はキハダが好調!8月以降も期待大!!
カツオもおもしろい

今シーズンの相模湾は キハダが期待大!!

今年のキハダは伊豆諸島では4月から好調。相模湾には6月下旬より回遊。
イワシエサのフカセ釣りでは、一人で複数キャッチや船中10本前後の釣果もある。
筆者が2008年にキハダを狙い始めて以来、最高の状況が続いている。

「マグロの定義は15kg以上です。
15kgを超えると漁師でも一本釣りでは上げらないのでマグロとして扱います」と
長井漆山港「長助丸」の漆山晃船長は言う。

今回はキハダに焦点を絞り、カツオについては簡単な説明に留めたい。
今年はエサ代の高騰に伴い、乗船料も値上げを余儀なくされたが、これだけ釣れれば決して高くない。

三浦半島・佐島にカツオ漁船にイワシを供給するエサ屋さんがあるため、
伝統的に長井や佐島の船が一本釣り、フカセ釣りを得意とし、
乗合船は葉山あぶずりと茅ヶ崎から出船。

仕立船では長井や佐島、城ヶ島や宮川から出船する。

イワシエサの釣りの 流れを把握しておこう

この釣りはカツオ漁船に釣り人が便乗できるようアレンジされ、
現在でも職漁の名残が見られる特殊な釣りだ。
普段の沖釣りとはかなり作法が異なるので、事前に釣りの流れを確認しておこう。

船は早朝にエサのイワシを買いに行っているため、船が港入口に着岸したらエサを弱らせないよう、
素早く、かつ安全に乗船。稀に乗船してからエサを買いに行く場合もある。

釣りが始まるとイケスにエサを取りに行ったり、大型魚を掛けたら船内を移動しながらやり取りする。
一本釣りが始まればカツオが空から降ってくるため、すぐ使わないものは後方のキャビンに置くなどして、
通路はできるだけ空けておきたい。

予備の竿は船縁に立てず、ロッドホルダーや船の中心部などにまとめたい。
船によって大型クーラーを持ち込めないこともある。その場合は目印に結束バンドなどを用意したい。

エサを積んでいるため、船上では常に海水が流れている。サロペットタイプのレインウェアが必要だ。
釣り座はフカセが右舷、左舷前方が一本釣り。

左舷から散水してエサをまくが、潮が左から右に流れるよう操船するため、右舷から流すのが基本だ。
もし左舷でフカセ釣りをする場合は、アンダーハンドでエサを少しでも遠くへ投げるように工夫したい。

鳥山やナブラは双眼鏡や目視で探すことが多いが、キハダ狙いならソナーも有効。
魚は水深40mにいても、エサを見ると上がってくる。

群れを発見したら魚群の前に回り込み、船宿スタッフがエサをまいて様子を見る。
魚がエサを食ったら「取った!」と声が響き、エサをまき続け、散水機で海水をまいて小魚の跳ねを演出する。

合図が出たら釣り開始。素早くエサをハリに掛けて投入する。
魚の移動が早い時は一瞬のチャンスを狙うが、現在は魚が長時間船に着くため、
その場合、ひと流しが30分以上続くこともある。

食いが止まったらまきエサと散水を止める。
エサがなくなるか、沖揚がりの時間になるまで次の群れを探す繰り返しだ。

フカセ釣りタックルは スピニングタックル一択

フカセ釣りは軽い仕掛けを自然に流すため、タックルはスピニングタックル一択。
コマセキハダの道具は強度が十分でも、両軸リールはどうしてもエサを流すタイミングが遅れ、
船宿によってはスピニングタックル以外使用できないところもある。
レンタルタックルを借用するのも手だ。

竿は「5kgの負荷を掛け、90度に立てても折れないこと」が条件。
寝かせているといつまでも魚が寄らない。

PE4〜6号対応のツナロッドがルアーも投げられるので一番良い。
もう少し短い竿が好きなら、スピニング対応のエビング竿もオススメ。
新発売のアルファタックル「スピニングバウト215」は、フカセ、エビング兼用だ。

ジギングロッドも操作性は良いが、リフティングパワーはツナロッドが上。
フカセ釣りができる船はカツオ用に散水機を装備しているため、
あまり短いと道糸が散水機のノズルで高切れする。

座ってやり取りする時も船底にPEが触れないことが重要。
リールはドラグ性能が優れ、PE4〜6号を300〜400mは巻けるスピニングリール。
ギアはハイギアだ。魚が手前を向いた時も速く巻ける。

道糸はジギング、キャスティング用PEの4〜6号で、300〜400m巻きがよい。
8本編みのPEは4本編みより若干伸びるのも利点。

キハダ狙いなら5号以上が混雑する乗合船では安心。
3号以下はオマツリやラインクロスで切れやすい。

昨年使った道糸や、少しでも傷ついた道糸は絶対に交換。
取材時も古い道糸を使った仲間は高切れした。

ハリスは12、16、20号長さは1.5〜2m!

ハリスは基本的にフロロカーボン。
漆山船長によれば「エサがマイワシなら食いが立てば30号や40号でも食う。食いが悪いなら20号だ」という。

仕立船なら太ハリスも試せるが、乗合船では20号前後のハリスが普及している。16〜20号が無難。
カタクチイワシを使うこと無理をすると魚より先に自分が疲れてしまうので、
余力を残してやり取りする。水分補給はこの間だ。

魚が手前を向いたらガンガン巻き取り、少しでも距離を詰めていく。
巻き取った以上の距離を一気に引き出されることも珍しくないが、
やり取りを繰り返すうちに走る距離が短くなってくる。

もしハリが飲まれているようならあまりドラグを締めず、時間をかけてやり取りする。
魚は船を見ると反転して突っ走るため、無理せず水面まで寄せ、
船長や船宿スタッフにタモやギャフで取り込んでもらおう。

ドラグも初期設定に戻すことをお忘れなく。
もし他の人が掛けたら、魚の進行方向に仕掛けを入れるとオマツリする。
そんな時は一度、仕掛けを回収してエサを交換しよう。

カツオ狙いの場合の タックル&仕掛けと釣り方

現在はキハダ狙いの船が多いものの、今後はカツオも楽しめる。
カタクチイワシしか入手できない時は必然的にカツオ狙いになるため、こんな時は細ハリスの出番だ。

カタクチイワシは遊泳力が弱く、潮に乗せて流す要素が強い。ハリスは10〜12号。
ハリはヒラマサバリの12〜13号が基本。ハリスの長さは1.5m前後で十分。

タックルはキハダ用でもいいが、もう1本用意できればベスト。
ジギングロッドに中型スピニングリール、PE4号を300m巻く。
あまりライトにすると取り込みに時間がかかる。

カツオは散水に入ってくるような高活性時は、船から10mも送り出せばアタる。
左舷ミヨシに入れればエサ掛け一本釣りも試してみたい(バケを使えるのは仕立船のみ)。
一本釣りの道具は船に常備されているので借用する。

イケスに入っている平均サイズのイワシをカマ掛けし、散水の向こうへ入れよう。
手前に戻ってくるようなら入れ直すが、3回で交換する。弱ったイワシには食わない。

「ガツン」とアタリが来たら竿が絞り込まれる。
大アワセはせず、魚の頭が手前を向いたところで自分の胸に当てるように抜き上げる。
魚は脇に抱えて腹を上にし、ハリを外そう。一本釣りは手返しの速さが魅力。

キハダの時はフカセ釣り、
カツオが散水に入れば一本釣りとフレキシブルに対応できれば大漁が期待できる。

群れ濃厚!金洲のキハダ&カツオ釣行レポート

ポイントは金洲の水深65m前後。この周辺に魚が居着いているような状態だ

オキアミコマセのビシ釣りで狙う/タナは25~30mほど。比較的長時間流していく

カツオはエサを丸めてハリ先を隠して付けるのがオススメ。キハダ狙いには抱き合わせも

ドクターがオススメの仕掛け

侍ドクター・近藤惣一郎さんにヒット!

まずは良型のカツオをゲット!「久しぶりの感触でした」

この日は大型はバラシのみで上がらなかったが8kg級はあがった。「これでも大満足です!」

オマツリやタモ入れなど周りで協力して行おう

このサイズのキメジは数上がった

後半はキメジのアタリが多かった

「このサイズだとかなりの引きですね!

丸々と太ったカツオ。味も抜群だ

中乗りさんもタモ入れに忙しい

「うまそうなカツオでしょ!」

ドクターはキハダのアタリに備えて手持ちで挑む。一瞬のチャンスを逃さないためだ

「今年はどのエリアも盛り上がりますよ!」

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・御前崎港「茂吉丸」

金洲のコマセによるカツオ・キハダは5月下旬から釣れだし、
現在まで2ヶ月ほど例年にないほどの盛り上がりを見せている。

「今年は黒潮がちょうどいい感じに金洲周辺に流れてきていて、
カツオ、キハダともにこの周辺に居ついているような状態です」とは、
御前崎港「茂吉丸」の小野田茂樹船長。

最適な潮が入り込んでいるため、このポイントにさえ行けばまず外すことはないのだという。
良型のカツオがトップで15~20本のことも多く、さらに連日20~30㎏級のキハダも。

魚影を探すというよりは、魚たちが入ってくるような状態だという。

「もう2ヶ月もこんな状態です。魚たちもスレてきているので手持ちで誘ってやってくださいね」
ハリスは30号2mが推奨で、「これで十分食う」んだそう。

今後は、群れを追いかける釣りになる可能性もあるが、まだまだ熱いぜ!

以上の記事は「つり丸」2019年8月15日号の掲載記事です。

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