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激うま!メタボアカムツ!近場の真沖から開幕!日立 久慈沖

激うま!メタボアカムツ!近場の真沖から開幕!日立 久慈沖

日立久慈沖の激うまアカムツが開幕!今期は真沖の120mからスタート!日立久慈港「釣友丸」では当日、47㎝1.6㎏の大型もキャッチ!日立沖はいまがチャンスだ!

今期は近場の真沖から開幕!浅場で良型を釣るならここ!今後は高萩沖にもポイント拡大予定

日立沖のアカムツとは?

茨城海域では、波崎沖のカンネコ根がアカムツ釣りブームのは発祥の海域として有名。

ここ日立沖はちょうどそのカンネコ根でアカムツが釣れている水深の北のラインにあたり、深場から産卵のために水深120~130mの浅場に乗っ込んできていると考えられている。

おもにポイントは根が絡んだ泥地の平場。

根ではなくその周りだ。

日立久慈港の船はずいぶんと前から9月10月のみ高萩沖をメインにアカムツ狙いで出船をする船があったが、アカムツブームにともない日立久慈港のみならず、北茨城の平潟港の遊漁船も加わって多くの船がアカムツを狙うようになった。

このおかげでポイント開拓が進み、近年は9月10月のメインターゲットにする船宿も数あるなど、日立久慈港を代表する看板ターゲットになっている。

今期は8月末から日立久慈港「釣友丸」は、高萩沖の漁場調査を行っているが、まだ時期尚早のようで真沖のポンとを狙ってみると、それがビンゴ。

数は出ないが40㎝に絡む良型がコンスタントにヒット。

「釣友丸」では、8月21日になんと最大40㎝で平均35㎝前後の良型ばかり一人9本もの釣果を記録。

これをきかっけに真沖を本格的に狙うようになったのが今期の日立沖の状況だ。

例年シーズン初期は、大型メインで釣れるが、乗っ込みがさらに進むとまとまったアカムツの群れが回遊してくる。

まさに、真沖のポイントは9月半ば以降の穴場フィールドといえよう。

アカムツポイントとしては、高萩沖のほうが広大で狙いやすいという。

そのため、状況次第で9月半ば~10月は高萩沖がメインフィールドになることもありうる。

タックルは波崎沖と同じ。 オモリは120号と150号を用意

さて、日立沖のアカムツ釣りのタックルだが、基本的に波崎沖カンネコ根のタックルと同じだ。

波崎沖のポイントと水深もほとんど変わらずで乗っ込みの個体を狙っているため、タックルはほぼ同じでオーケー。

ただし、潮の流れの状況や船の流し方でオモリを基本の120号から少し重くすると釣りやすくなることがある。

そんなときのために150号を用意しよう(「釣友丸」大船長のススメ)。

さて、竿とリールだが、基本的に波崎沖と同じということで、中型電動リールにPE3号300m以上収納できるものと7対3調子、または8対2調子の長さ2m前後の竿の組み合わせでオーケー。

アカムツ専用の竿がむろんよいが、オモリ120~150号に対応するものなら流用も可。

できれば軽量で竿先が感度がよいものがベターだ。

近年は先調子のものより7対3調子でバッド部が軟らか目のものが流行りだ。

最近は激しい動きの誘いを行わず、魚がヒットしたときの不意の引きを吸収してくれる軟調子のものが好まれているからだ。

リールに収納する道糸は最低300mとしたが、可能なら400m以上収納しておいたほうがいい。

これは高切れ対策。
この対策においては予備のリールはむろん必携である。

仕掛けは胴付き2本バリ、シンプルなものが主流

日立沖(真沖~高萩沖)でも仕掛けは胴付き2本バリが主流だ。

その理由はサバ回遊が前提であることと、2本バリでの釣果が十分納得のいくものだからだ。ハリ数を増やしたからといって顕著に釣果が伸びることはない。

当地では、中オモリを付けない釣り人が多いが、中オモリを付けるか否かは好みでよいだろう。

この釣りに慣れていない人は、オマツリの原因となるのであえて付けないようにしよう。

少しでも慣れている人なら、仕掛けで一番気になるのがハリスに付けるアピールアイテムだろう。

全国的に定番アイテムになったマシュマロボールやフロートパイプ、夜光ビーズなどがそれ。

これはどの海でも同じ考え方だが、サバが多いか少ないかで判断するといいだろう。

単純に「サバが多い=あまり目立たないものをつ付ける、か付けない」「サバが少ない=目立つものを付ける」を土台にして好みのものを付けてみるとよい。

夜光(グロー)とケイムラ系、チャート系(黄色)は水中で目立つのでサバにつかまりやすく、発光しないものはサバにつかまりにくい。

逆にサバが少ないときはエサを目立たせるためにサバがよく釣れるカラーのアピールアイテムを付けるのも手だ。

大型アカムツ狙いのハリは、大き目のものを選択すると安心

日立沖では基本的に大型アカムツ狙いだ。

ある程度成長すると急激に成長が遅くなるというアカムツだが、40㎝級の大型ともなると百戦錬磨の長寿の魚。

警戒心が高くなり大きなエサは食わなくなるのではないか?と考える人もいるだろう。

たしかに警戒心が高くなるだろうが、いったんスイッチが入ったアカムツは貪欲だ。

見た目よりも大きな口でエサを一機に飲み込むだろう。

そんなことを想像すると、ハリの大きさはかなり大きくてもオーケーだ。

小さくて細軸のハリはたしかに軽いので吸い込みはよいが、ハリ掛かりしてからは、細軸のために身を引き裂く傾向が高い。

このことが原因でやり取り途中に水面でバレることが多いのだ。

これを極力避けるために、この釣りで流行っているのが、ホタバリだ。大型にはさらに太軸のものが効果的だ。

具体的には、ムツバリでいうと一般的には16~17号を使用するが、大き目は18~20号。

心配なら18号を使うとよい。

ホタバリは18号など。

エサはホタルイカとサバの切り身の抱き合わせでオーケー

付けエサは船宿で配られるホタルイカのゲソとサバの切り身の抱き合わせ、いわゆるアカムツのエサ付けの基本形でオーケー。

実際、47㎝のメタボを釣り上げた「釣友丸」常連の大宮司さんもエサ付けは基本形だった。

アレンジするなら、サバの切り身をイカタンやサケ皮、ロールイカタンにするなどしてみよう。

ホタルイカゲソは新鮮なものを肝付きで抱き合わせたほうがいい。

日立沖は波崎沖と同じくあまり潮が流れないところ。

まれに潮が速いこともあるが、ほとんどの日はあまり流れないという。そんなときは、船長たちは効率よくポイントを探るたため、風の力を利用して船を横流しをすることがある。

そうなるとヒラメ釣り同様、トローリング状態となり方弦の人は道糸が船下に食い込み、もう一方の弦の人は沖のほうへどんどんと道糸が斜めに払いだしていく。

釣り辛い状況ではあるが、船が1ケ所にとどまっているよりよっぽどこの状態のほうが魚はヒットする。

こんなときに持参した重めのオモリを使うとよい。

また、潮の流れが速いときにも重めのオモリを使用してよいのだ。

船宿で配られるエサはコレ。使うまでホタルイカは冷やしておこう

エサ付けの基本形で十分釣れる。あれこれと迷ったらコレにしよう

潮が流れないときは、横流しをする

日立沖は波崎沖と同じくあまり潮が流れないところ。

まれに潮が速いこともあるが、ほとんどの日はあまり流れないという。

そんなときは、船長たちは効率よくポイントを探るたため、風の力を利用して船を横流しをすることがある。

そうなるとヒラメ釣り同様、トローリング状態となり方弦の人は道糸が船下に食い込み、もう一方の弦の人は沖のほうへどんどんと道糸が斜めに払いだしていく。

釣り辛い状況ではあるが、船が1ケ所にとどまっているよりよっぽどこの状態のほうが魚はヒットする。

こんなときに持参した重めのオモリを使うとよい。

また、潮の流れが速いときにも重めのオモリを使用してよいのだ。

大型はベタ底ではなく少し底から浮いていることが多い

アカムツも他の魚と同じく、大型ほど底から浮いて泳いでいることが多い。

日立沖や高萩沖でもその傾向は当てはまることが多く、活性が高い大型アカムツはとくに秋は上バリにヒットすることが多い。

こんな傾向からも日立沖で中オモリはあまり使われていないのだろう。

つまり、この傾向から日立沖の釣り方を解説すると、ベタ底を意識する仕掛けの弛ませ動作はあまりしなくてもよいということになる。

「大型は捨て糸を少し長めにしてあまり動かさずゼロテンくらいで静かに待っていたほうが食いますね。47㎝もそれで食いました。近年、この釣り方で大型をあげてますよ」とは大宮司さんの言葉。

つまり、エサはけしてベタ底ではないうこと。

少し底から高めにふわふわと浮いた状態がいいというこだ。

まずアカムツの捕食の水中イメージを持ってから誘う

さて、釣り方だが、基本的な動作は波崎沖とは変わらない。

アカムツは目の前のあるエサはなんでも食べる雑食の魚。

だから、アカムツの警戒心を与えずにこの魚の目の前にエサをどれだけ高確率で近づけられるかが“誘い動作”となる。

アカムツはゆっくりとフォールしてくるエサに強い興味を示す。

エサが静止したところで「パクッ」と食いつく!とイメージしよう。

つまり、このエサの動きを効率よく狙い、ボトム付近のタナで演出することが誘い動作となる。

どんな誘いにも必ず、食わせる間、つまり“止め”を入れることが大事だ。

このようなアカムツの捕食パターンのイメージを理解したうえで誘い動作を行おう。(誘い方は上イラスト参照)

【日立 久慈沖】大型アカムツ!釣行レポート

釣りたい!食べたい! 大型アカムツシーズン開幕!今期は真沖の120mからスタート!状況次第で高萩沖へ

広々とした「第1釣友丸」の船上。船内にはレンジ、ポットのほか、飲み物や熱中症対策の飴まで用意されている

当日は“南のポイ ント”といわれる真沖を攻めた

魚探に映る水深はコレ。反応が出ないのがアカムツの特徴。根掛かりの少ない泥地がポイ ントだ

浅場で良型を釣るならここ

水面まであと残り10m。「あー、サバじゃなくて本命でありますように!」とフィニッシュはドキドキするのが、このアカムツ釣り

面に浮上してくる大型アカムツ。タモに収まるまで気は抜けない

水面でも暴れるアカムツは、タモ入れは必須。タモに収まってからようやく緊張が解け、ほっとひと安心できる

47㎝!1.6㎏!

常連の大田原市の大宮司さんは、見事47㎝1.6㎏のメタボアカムツをゲット。炙りの刺身は脂たっぷりで激うまだったという

大型のウスメバルと一荷できた良型アカムツ

30cm前後のサイズもまじる。このポイ ントの群れの回遊はこれからだろう

大宮司さんはこぶりのアカムツを追加していた

ウスメバルは常連ゲストだ

ジギングで底から5m上でヒットしたという良型アカムツ

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・日立久慈港「釣友丸」

茨城海域の北のポイ ントとして知られる日立久慈沖の激うまアカムツがシーズンを迎えている。

例年、9月から日立久慈港の遊漁船は港から北よ りのポイ ント、行程約1時間半の高萩沖水深120~130mをメインに攻めるが、今期は8月末よ り港の真沖、行程約1時間の水深120m前後を開拓。

数よ りサイズ狙いの攻め方で40㎝オーバーの大型狙いで出船し、日ムラはあるものの、まずまずの釣果を上げてきた。

乗船日には、なんと47㎝1.6㎏の大型もキャッチされた。

「大型に的を絞って狙うならここのポイ ントは仕掛けをあまり動かさないほうがいいですよ。仕掛けもシンプルが一番です」とは、その47㎝をあげた大田原市の大宮司さんの弁。

エサもホタルイカゲソとサバタンの抱き合わせ、つまり基本形のエサであった。

「今年は真沖から南のポイ ントからアカムツの群れが入ってきたようだね。シーズンが進めば、高萩沖のポイ ントは広く狙いやすいのでそこを攻めるようになるよ」とは、茨城のテンヤマダイ釣りの元祖である研究熱心な日立久慈港「釣友丸」の若林正行船長。

釣り方と仕掛けは、基本的に波崎沖と全く同様だが、潮が速いときや横流し時に備えて、オモリ120号のほかに150号を持参するとよいという。

とにかく大きいアカムツを狙いたい!と思う人は釣果情報は気にせずトライしてみよう。

日立沖はいまがチャンスだ。

以上の記事は「つり丸」2020年10月1日号の掲載記事です。

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