カラカラに乾いたノドを潤すのは、キンキンに冷えたビールだっ! もちろん、ツマミは作りたてのスルメイカの沖干し!


好釣果が出ているとあって、平日でも2隻出しでこの賑わい!

ベテラン釣り師たちは無駄のない動きで次々とイカを取り込んでいく。

複数の人が同時に乗ることが多かった。ブランコ仕掛けなら落とし込み中に仕掛けが止められることも。直結は触りに注意しよう。

この時期は上に反応が出ることが多いので、そのタナを重点的に攻めることが大切だ。

この日はドカンという爆発的な乗りはなく、ポツポツとした拾い釣りがメインだった。

「ツノは14㎝と18㎝を用意してください。上から(落とし込み)乗せるつもりで釣るのがコツです!」とは一之瀬竜也船長。

名人たちは船上干しを作る手際もいい。アッという間にイカがさばかれて干されていく。

ズラッと並んだ船上干しはスルメ釣りの醍醐味だ。

あとはビールを用意するだけ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「一之瀬丸」。
館山沖など東京湾口部から洲崎沖にかけてのスルメイカが連日好調だ。
この時期、天気のいい日のスルメイカ釣りのお楽しみといえば、なんといっても沖干し!
流し変えのタイミングはもちろん、タナまでの仕掛け落下中や仕掛け回収中もせっせとイカをさばき、そして干す! 汗だくになってさばいたら、イカを取り込んでブシューと水鉄砲をくらう! これが快感! 爽快!! こんなふうにして、ビッショビショになりながら釣るのが夏のスルメイカの醍醐味だ!
そして帰宅後、カラカラに乾いたノドを潤すのはキンキンに冷えたビール! (釣り中は水分をしっかり取りましょう)もちろん、ツマミは作ったばかりの沖干し!
「悪くてもトップで20~30杯は出ていますよ。いい日は束超えです。ツノは14㎝と18㎝、オモリは150号です。この時期は80~100mぐらいのところに浮いた反応が出ることが多いので、とくにブランコ仕掛けは落とし込みで乗せていくことが大切です。もちろん、直結も“サワリ”を感じながら、その浮いた反応を狙ってください」とは、金沢八景「一之瀬丸」の一之瀬竜也船長。
さあ、夏本番。真夏の青空にはスルメが似合う!
以上の記事は「つり丸」2014年8月15日号の掲載情報です。
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絶景である。