なんとか釣り上げたのは、「くま取り」を施した3㎏の標準和名「バラメヌケ」


平潟沖の深海では「バラメヌケ」、「アコウダイ」、「ヒレグロメヌケ」など、さまざまなメヌケ類がターゲットとなる。

海面に浮上した貴重な1匹。黒い海とのコントラストがきれいだ。

オモリ300号、リールはコマンドの5番サイズ。100㎏級のアブラボウズを狙う場合は、ほかにヘビータックルを用意してもいい。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・平潟港「第十五隆栄丸」。

取材当日はひどい濁り潮に大苦戦を強いられたが、水中ライトなどのアピールアイテムを駆使してなんとか釣り上げたのは、「くま取り」を施した3㎏の標準和名「バラメヌケ」。
文献では「最大で40㎝程度の小型種」とされるが、ここ平潟沖では55~60㎝、3㎏を超える大物も複数確認している。
この日、鈴木船長は絶不調に頭を抱えたが、個人的には「納得の1匹」を手にしてまんざらでもない。
この日は2本立てで狙ったが型見ずのアブラボウズも含め、潮況が好転すれば大いに期待できるはずだ。
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
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超濁り潮で大苦戦の一日となったが、なんとか手にした価値ある1匹。潮色が好転すれば、こんなサイズが数釣れるはず。