乗っ込み本番になると、6㎏、7㎏といった大ダイが期待できる


「やったー!」。予想以上の良型マダイが浮上し、大満足の「研修」となった。

この日食ったのは水深60m。50m、40m、30mとだんだん浅場にポイントが移りながら梅雨明けごろまで乗っ込みが続く。

「つり丸」では深場釣りのエキスパートとして執筆しているが、実は「マダイも大好き」な岡本光央さん。この日は3枚釣って竿頭。

この日岡本さんが使ったのは、エイテックの最新マダイロッド「MPG プライムゾーン」。極限のしなやかさと粘りを兼ね備え、魚の大小、ハリス号数を問わず、とことん引きを楽しめる。ピンクのカラーが目を引く!

こちらは3.5kg。今後は4kg、5kg、6〜7kgも期待十分。

こちらは3.5kg。今後は4kg、5kg、6〜7kgも期待十分。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・宇佐美港「富八丸」。
前日まではマダイの食いはポツポツ。リレーでイサキも釣ってお土産にする、といった状況だった。木部高治船長も出船前には「まだ、乗っ込みには入ってませんね」と話していた。しかし、エイテックのみなさんの「今日はマダイ一本に狙いを定めましょう」という方針で、マダイだけを狙うことに。
朝のうちはマダイのアタリは遠く、他の船は早々にイサキ狙いに切り替え場所を変えるなか、「富八丸」はマダイのポイントを動かない。これが功を奏し、徐々にアタリが出始め、1㎏前後のマダイが上がりだした。
黒くサビの入った体色のタイもまじり「そろそろ乗っ込みの気配があるのかもしれませんね」と岡本さん。
そして、さらに大型らしきアタリ。女性社員の方の竿が、強く引き込まれる。ゆっくり慎重にやり取りして、上がってきたのは、見るからに乗っ込みらしい、黒くサビた3㎏。さらに続いて黒い魚体の3.5㎏も上がった。
「これは、今日から乗っ込み本番ですね!」と木部船長。例年、乗っ込み本番になると、6㎏、7㎏といった大ダイが期待できる初島周り。これから本格シーズン突入だ!
以上の記事は「つり丸」2013年5月15日号の掲載情報です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
いかにも乗っ込みというルックスの、黒くサビた魚体。重量感たっぷりの引きを見せたのは3kgの乗っ込みダイだった。