この釣りの欠点は釣れすぎて、飽きちゃうこと!?


ハンパない引き味が楽しめる。

ハリの数だけ食うこともあるが、ダブルぐらいがちょうどいい?

2枚、3枚と海中から姿を現す。深場の魚だが海面まで引き続ける。

何と形容していいのか難しい不思議な姿のシマガツオ。もちろんカツオとはなんら関係ない。

ライト深場用の仕掛けにサバをセット。

竿先がモゾモゾと揺れたかと思うと、いきなりズドンと海面に突き刺さった。巻き上げる途中では、竿が根元から曲がるほどの強烈な引きが何度も訪れる。海面でギラリと光る姿を見せたのはシマガツオ、相模湾の季節限定ターゲットだ。
舵を握る船長は「この釣りの欠点は釣れすぎちゃってみなさん飽きちゃうことなんですよ」と笑う。その言葉通り、10時を回る頃にはみなの大型クーラーがいっぱいになり早揚がりとなった。
いかつい顔のシマガツオだが、身は綺麗な白身でクセがない。潮氷できちんと活け締めにすれば透き通った身が現れ、カルパッチョ、フライ、ムニエルといろいろな料理で美味しく食べられる。
「5月後半にはヒラメ、マルイカに変わるかもしれないので早めに遊びにきてください」と船長。相模湾の近場で手軽に爆釣体験ができるシマガツオ釣り、これが楽しめるのは今だけだ。
以上の記事は「つり丸」2013年6月1日号の掲載情報です。
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1枚ずつ釣るのも楽しい。