西伊豆の大場所が本格始動! 長さ15mロングハリスの付けエサとコマセの同調をイメージして誘え!!


「第18とび島丸」の船上。マダイのエキスパートたちがこの船に集まる。彼らの釣り方はさまざまだが、とても参考になるハズだ。

潮変わりの時合いに大ダイヒット!!

エキスパートは釣り座に関係なく、マダイを確実に掛けていく。

2本バリ仕掛けでマダイを連発させていた福澤知広さん。落とし込みの誘いが効いた。

竿先から伝わる海中の情報を集中して察知しよう!

駿河湾の豊穣な海に浮上したマダイ。風光明媚な西伊豆の景観も魅力。

大ダイ複数キャッチもアリ!!

この日ダントツの竿頭だった本田さん。テクニックを駆使すれば、釣れることを証明してくれた。

コマセの振り出し量を調整可能なフジワラのステン缶「コマセ缶Ⅱ」。西伊豆沖では80号Lサイズが適合。

船宿で配られる大粒のオキアミの付けエサにさらに集魚効果をアップさせたいならコレ! マルキユーの「アミノ酸α」を振りかけよう。

ガン玉の他、フロート系アイテムも有効。さまざまなものを試してみよう。釣れている人のアイテムをぜひ参考にしたい。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・土肥港「とび島丸」。

コマセマダイ釣りの代表的な釣り場と言われている西伊豆・土肥〜田子沖。ここでは、起伏に富んだ岩礁帯に乗っ込む大ダイを狙う。
起伏ある岩礁帯の海の中は、さまざまな水流が生じ、その水中の流れをイメージしながらマダイを狙い撃ちするのがここのコマセマダイ釣りだ。
西伊豆沖マダイ釣り場の開拓者であり、コマセマダイ釣りのカリスマ船長の「第18とび島丸」の鈴木健司さんは今期の様子をこう話す。
「西伊豆沖のマダイたちは、海水温が低い影響で乗っ込みが遅れ気味です。ですが、私たちがコマセをまいて作ったポイントでは、例年どおりマダイたちが回遊してます。今期は5月中も大ダイを狙えると思いますよ」
健司船長のマダイ釣りは、コマセと付けエサとの同調が基本。指示ダナよりハリスの長さ分下からコマセを振り出し、自分の付けエサとコマセを同調させて、マダイを食わせるやり方。これはコマセ釣りの基本である。
「ハリスにガン玉やフロート系アイテムを付けて、タナに確実に付けエサが届くようにしてください。いち早く状況に合った仕掛けを選択し、的確に誘いを入れれば、必ず答えが出ます。ヒントは教えます」と健司船長。
海の中をまるで潜って直接見ているかのように、様子をアナウンスしてくれる。コマセマダイ釣りをさらにスキルアップさせたい、と思うマダイフリークならぜひ一度、健司船長の西伊豆沖のマダイ釣りを体験してみてほしい。
以上の記事は「つり丸」2014年5月15日号の掲載情報です。
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藤沢市の本田雅秀さんは、マダイ釣りの名手。水中の流れを読んで、見事乗っ込みダイを連発させていた。