海が悪く、本命ポイントまで走れず「対抗」場所での釣りとなったこの日だが、〜40㎝キンメと2㎏級メダイで土産を確保


着底と同時に全員にアタリが出ることも多い。アタリがあったらそのまま追い食いを待つ。

大型主体に数釣りが期待できる大島沖のキンメ。この日は風で本命ポイントに入れなかったが、大型まじりで土産十分。今後海況が安定すれば、さらに面白くなる。

大型はタモを使って慎重に。

食いがよければ10匹以上のズラズラ〜もある。おいしいキンメを釣りに行こう!

ハリ数20本まで、エサはイカ、身エサはNG

「ディープインパクトTERUスタイル」のロッドアクションと、「コマンドZ9」の新釣力コントロールシステムでバラシは驚くほど少なくなった。

漆黒の闇の中、魚探に映し出される色濃い反応に臨戦態勢を整え、今や遅しと、日の出を待つ。
辺りが白み始め、東の海から太陽が頭を出した瞬間、船長が号令をかける。
ミヨシから次々と海中に吸い込まれるキンメ仕掛け。着底前に降下が止まるのを期待するも第一投をスカされ、脳裏を過る「苦戦」の文字。
投入、タナ取り、追い食い操作。流しの度、矢継ぎ早に飛ぶ木部治男船長の檄。その「温度」からひしひしと伝わる「全員に釣らせる」の想い。
海が悪く、本命ポイントまで走れず「対抗」場所での釣りとなったこの日だが、〜40㎝キンメと2㎏級メダイで土産を確保。終盤の深みは1.5㎏級のグラマーなキンメが姿を見せ、大島沖の片鱗を示す。
本命ポイントに走った取材翌日は1㎏級40〜50匹と好調。日ムラもあるが、海況が安定するこれからの時期は「ヘビータックルキンメ入門」にもお勧めだ。
以上の記事は「つり丸」2014年5月15日号の掲載情報です。
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おいしそうな良型キンメ。これが40匹、50匹と釣れる日もある。