このエリアの特徴は、水深50〜60mの浅場のポイントに群れが入ってくること


誘っていち早く乗りをキャッチしよう。

みなさん良型の乗りを楽しんだ。

これから水深50m前後にも群れが入ってくる。オモリ50号前後のライトタックルで狙うのも面白くなる。ツノ数を減らせば扱いが楽で手返しも早くなる。

「意外に簡単に釣れるもんですね」

ポイントは航程30分から1時間ほど。深い場所は水深120mほど。浅いところは50mほどだ。

乗っている時間に集中して数を伸ばそう。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・日立久慈港「大貫丸」。
常磐エリアは、昨年は暖かくなってから釣れだし、大型ばかりが延々と釣れ続け、「もう終わるだろう」、「そろそろ釣れなくなるだろう」などと言われながらも、7月までロングランで楽しめたのは記憶に新しい。そのせいか、本来は5月ごろから狙う夜のスルメイカは、完全にヤリイカが終了してからスタートしたほど。
今シーズンは、鹿島沖などの南のエリアは2月初頭から釣れだすなど、例年以上の早い釣れだしだったが、ここ日立沖は4月に入ってから。
「今年はまだ水深120mぐらいの深場に群れがいますね。これから浅場にも入ってきます」と、日立久慈港「大貫丸」の大貫翔平船長は言う。このエリアのヤリイカポイントは平坦な場所が多いため群れを探すのが難しいが、ひとたび群れを見つけると入れ乗りが延々と続くことも珍しくない。開幕から釣果にまだムラがあるが、漁船ではかなりのヤリイカが上がっているそうで、群れの心配はなさそうだ。
そして、このエリアの特徴は水深50〜60mの浅場のポイントに群れが入ってくることだ。そうなると俄然おもしろくなるのがライトタックルの釣りだ。浅場で異次元の乗りを体感できる。
以上の記事は「つり丸」2014年5月15日号の掲載情報です。
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いい群れに当たると多点掛けも連発。サイズは中型から大型主体だ。