波崎沖カンネコ根、激うまアカムツ釣りシーズン開幕! 水深110〜150m、胴付き2本バリ仕掛けで狙え!


プリプリのアカムツがターゲット。これからが本番だ。

小さくでもアカムツです!

ハイシーズンになるとコレがアベレージ。
今年も波崎沖カンネコ根にアカムツが回遊してきた。ほぼ例年どおりの開幕だが、今期の第1陣はちょっとサイズが小さい模様。
「7月半ば、水深110mでアカムツが釣れ出しました。トップはツ抜けすることもありました」とは、アカムツ釣りを得意とする波崎「信栄丸」の寺井和彦船長。
アカムツは小さくても脂がたっぷり。1匹釣れば御の字の激うま高級魚である。
「大潮回りや台風などがきっかけでこれからの時期は次々に群れが入ってきます。渋いときもありますが、けしてあきらめないでください。きちんと誘えば、釣れる魚ですから」と、船長が話すように、この釣りはテクニカル。胴付き2本バリのシンプルな仕掛けを使って、アカムツに対してエサを高アピールさせる誘いが大事だ。
トップシーズンは9月10月。ハイシーズン前に肩慣らししておこう。
置き竿ではなく、手持ち竿で積極的に誘う人が釣る

エサはシンプル! 実績大のサバの切り身&ホタルイカゲソ。サバはできるだけ身を薄く削ぎ、ホタルイカは目がしっかりとものを選択。

アカムツを釣る人のほとんどが手持ち竿で誘い続ける人だ。

アカムツ釣りは中深場の五目釣りだ。ゲストは多彩で本命アカムツが釣れなくても十分おいしい魚でクーラーのなかはいっぱいになる。

このサイズのアカムツでも誘いのテクニックの差が出た。


7月半ばに開幕した波崎沖カンネコ根のアカムツ釣り。
胴付き2本バリ仕掛けとオモリ150号の組み合わせなので、オニカサゴタックルや東京湾や相模湾のビシアジタックルをそのまま流用できる手軽さが魅力だ。
このポイントに産卵のために集結するアカムツがターゲットだから、数釣りも可能だが、この釣りは、釣れる人と釣れない人の差がハッキリとでる。なぜか。
その最大の原因は、“誘い”。置き竿釣法ではなかなかよい結果を出すのは難しく、やはり、誘う人が釣果を上げる。
海中で付けエサをゆらゆらと落下させたり、スーっと引っ張ってみたり、アカムツに興味をおこさせるエサの動きを常にイメージしながら釣ることが大切だ。
肝心な付けエサは、サバの切り身とホタルイカのゲソの抱き合わせが基本。
あれやこれやをさまざまなもの試したくなるが、近年の様子から判断しても、シンプルなサバ&ホタルイカゲソが一番安定している。
まずは、コレで釣ってみよう。
毎年、流行のある光り物だが、これも好みでOK。ハリのチモトに3つ4つの光り物の装着は、手前マツリの原因となるので気をつけたい。
以上の記事は「つり丸」2014年9月1日号の掲載情報です。
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小さくても大きくても脂がたっぷりと乗ったカンネコ根のアカムツ。この1匹で家族全員が激うま味をあじわえる。