遠征でもない陸地が見えているほどの近海で、このような大型魚が釣れるのは本当に貴重である


「すげーよ!」と思わず声が出てしまうパワフルなファイトが魅力。

港を出て15分ほどの場所でこんな大型魚が釣れるという事実。大変貴重だ。

大物専用ロッドがひん曲がる! イシナギは水深100mから水面まで激しく抵抗する。

当日の最大魚は58㎏!! 重くてとても持ち上げられないので、このような形で撮影となりました!

食べるなら小型のほうが美味しいという声が多かった。フライやステーキ、焼き鳥風がオススメだそうだ。

相模湾キハダタックルがそのまま使用可能!

釣具店では専用の仕掛けも発売している。

ハリもデカイ!

エサはヤリイカ。

素晴らしい釣果と。このあと丁寧に氷詰めにして梱包し、持ち帰った。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・剣崎間口港「喜平治丸」。
「昨年は5月いっぱいまで楽しめましたよ」とは剣崎間口港「喜平治丸」の鈴木武之船長。「喜平治丸」ではイシナギ狙いは仕立のみの対応となる。興味のある方はぜひ問い合わせていただきたい。
さて、今後末永くこのイシナギ釣りを楽しんでいくために、持ち帰らない魚は可能であればリリースしてはどうだろう。
イシナギは浮き袋を持たないといわれ、水深100mから釣り上げても問題なく再び潜って行くとの話もある。実際、釣り上げられたイシナギは水面でも激しく抵抗して暴れるので、水圧に強い魚であろうことは容易に想像できる。もし水面でハリを外す、ハリスを切るだけではリリースが難しいのであれば、リリースするための道具も最近では開発されている。そういうツールを利用すれば、より確実なリリースが可能となるだろう。
大型個体ほど産卵数も多く、より多くの子孫を残すはず。遠征でもない陸地が見えているほどの近海で、このような大型魚が釣れるのは本当に貴重である。資源は有限。食べる分だけキープして、それ以上の魚はリリースできれば、その後への可能性はきっと大きく広がるはずだ。
以上の記事は「つり丸」2014年5月15日号の掲載情報です。
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