大型アカムツの宝庫! 40cmオーバーがアベレージだ


「第10渡辺丸」はアカムツ狙いの場合、大型船だが基本的に定員は6人。オマツリをさせないための船長の配慮である。PEラインは4号以下にそろえたい。貸し道具もPE4号である。

鴨川沖水深300mでヒットした40㎝級のアカムツ。

思わず笑みが…。

和田沖は40㎝オーバーの大型が多いポイント。

アカムツ独特の引きを味わえますよ!

一荷連チャン中!

取り込みは必ずタモを使用。深海から浮上したアカムツは水面でも元気だ。

あっという間にこの通り!

こんなアカムツが深海の底で群れているのであろう。

付けエサはサバの切り身とホタルイカ。ホタルイカは目と目の間にハリを刺す。

多点掛け調子いい感じ!

ユメカサゴは常連ゲスト。

おなじみ互康行さんの釣果がコレ。波崎沖と同じタックルで楽しめるからハマルという。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・江見太夫崎「渡辺丸」。
田沖水深250m前後では昨年秋、50㎝の大型まじりのアカムツが数多く釣れていたことは記憶に新しい。だが、この海域で5月6月にアカムツがッ抜けする勢いで釣れるとは、聞いたことがない。渡辺英雄船長に問うと、
「私も5月6月にアカムツが釣れるとは、分からなかったんですよ。例年なら、ヤリイカを追いかけてますからね。やってなかったんですね。それにしても、アカムツの魚影は濃いですね」
主なポイントは和田沖水深250m前後と鴨川沖水深250〜350m。和田沖は大型狙い、鴨川沖は中型を数釣りができるという。実際、鴨川沖では一荷ヒットが3回連続もあったほど。
「タックルは波崎沖で使っているものと同じでいいですよ。ただし、オモリは200号メインで潮が速いときは250号を使います。だから、それに耐えうる竿と、最低でも道糸は400mはほしいですね。この条件をクリアーできれば、普段使い慣れたものをフル活用できます。どうぞお気軽に挑戦してください」とのことだ。
以上の記事は「つり丸」2014年6月15日号の掲載記事です。
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のどかな江見吉浦港から出船する。