釣果、終始安定! 大型もヒット中!


今のシーズンのアベレージ。ジギングでキャッチ。

オハロウさんもプラグキャスティングでヒット!

安定したファイトでキャッチしたのは10kg級。しかも同サイズをこの日2本! ルアーは2本とも「ボラドールフローティング」(マングローブスタジオ)だった

左手にハンディキャップを抱えながらもジグをシャクり、ファイトする伊藤さん。山口船長もその姿勢とヒラマサに対する情熱には脱帽だった。

「1年ぶりのヒラマサです!」諦めずに通ったアングラーに女神は微笑む!

真潮根のプラグキャスティングに大型がヒット。速い潮に乗ったもの凄い抵抗に必死に耐える!

「山正丸」の助手として乗船する花園智絵さんは9kgを見事にキャッチ!

キャスティングはアンダーハンドが基本だ。

ローカルスタンダード代表の尾上拓哉さんは、自身が制作する「ダイブベイト」で10kgをキャッチ!

この日絶好調!ジギングでヒラマサキャッチ。

キャッチしたあとはリリース!

ジギングで同時キャッチ!

リリースも同時に!

タックルはジギングとキャスティングの両方を用意しよう。

リリース前提ならプラグのフックもシングルを付ける人が多くなっている。

外房ヒラマサ初挑戦で初キャッチ!

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原港「山正丸」。
今年の外房は、ひと昔前までは大騒ぎになるほどの10㎏クラスが珍しくなくキャッチされ、なんと30㎏オーバーも取り込まれるなど、大いに盛り上がっており、ベストシーズンと呼ぶにふさわしい釣果に湧いている。
そんな外房では、2~3年前から少し変化が起きている。釣ったヒラマサをリリースする人が増えているのだ。
とくに5月はちょうどヒラマサの産卵期とあって、良型以上のサイズはみな抱卵・抱精してお腹がパンパン。アングラーたちはそんなヒラマサたちが多くの子孫を残してくれることを祈ってリリースしているのだ。
もちろん、リリースは強制ではない。あくまでもアングラーの気持ち次第。もちろん、持ち帰って食べることも大切。ありがたく美味しく食べることも、“釣り”だからだ。
クロマグロやウナギなどの資源減少は、乱獲が原因なのではないかと問題視される昨今。アングラーのこのような行動が少しずつ広がれば、日本の釣りの将来はきっと明るい。
以上の記事は「つり丸」2014年6月15日号の掲載記事です。
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