南房・布良沖は今最も注目されるオフショアニューフィールドだ


ポイントは港の目の前。出船して5分、10分という近さだ。

カサゴもデカイ! カンコでなく、カサゴでこのサイズ!

4月下旬の取材では、キャスティングでヒラマサのチェイス、バイト、ヒットは多数あったものの、残念ながら船上には取り込まれなかった。

イサキもジギングでヒット。デカっ!

当日の布良沖には青物狙いの漁師の引っぱり船が多数。ヒラマサを揚げていた。

18tと14tの大型船2隻態勢の「松栄丸」。別船のイサキも絶好調! こんなジャンボイサキも登場中!

水深10~30mほどの浅根が広がる布良沖。いろんな可能性を秘めたフィールドだ。

良型のダブル! 後半潮が効きはじめると、このサイズがバリバリヒット!

当日の竿頭は61匹! ちなみに前日は89匹!! 絶好調なのだ。

良型のトリプル! 「刺身や塩焼きはもちろんですが、とくに“なめろう”と“さんが焼き”はオススメですヨ!」

ビシはFLの60号、コマセはアミ。ビシの上窓は1/3開け、下は全閉が基本。

付けエサはバイオベイトとイカタン。

オケはアッという間にイサキで埋め尽くされる。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・布良港「松栄丸」。
布良沖でキャスティングやジギングのルアーゲームが楽しめるのが、布良港「松栄丸」。これまでこの布良沖を攻められるルアー船はなかったが、「松栄丸」では昨年新造船を就航させ、大型船2隻という万全の態勢でアングラーを迎えてくれる。もちろん、布良港では唯一のルアー乗合船である。
いい換えれば、布良沖はルアーに関しては未開といっていい。可能性は未知数だ。いつどこでどんな魚が釣れるのか、どんなサイズが出るのか…? これから少しずつ明らかにされていくことだろう。
目下のターゲットはヒラマサやブリ(ワラサ)、カンパチなど青物と根魚。取材当日はプラグキャスティングでヒラマサのチェイスやバイトは多数! 残念ながら船上には揚がらなかったが、漁師は引っぱりでキャッチしており、取材翌日には「松栄丸」でもキャッチされた。今後大いに期待したい。
さて「松栄丸」ではルアーの他にもイサキが狙い目。ダブル、トリプルで良・大型が乱舞中!! エサもルアーも「松栄丸」から目が離せない!
以上の記事は「つり丸」2014年6月1日号の掲載情報です。
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スローピッチではこんな見事なアカハタが。根魚はお土産分だけ取れたらリリースするなど適切な対応を。乱獲は避けよう。