季節は移り変わり浅場で釣れ始めた! 食いは渋いが、次第に良型アジのヒットが増え好調にアタる!


当日は観音崎沖の浅場で好調にアタった!

アジの食いがよくなると、良型がまじりだした。

ダブルもある!

まじるサバは良型。

カサゴがまじった。

今回、取材にご協力いただいたのは、鴨居大室「福よし丸」。

今日のアジはいずれも型揃いで、幅広の黄アジが多い。船中でもサバよりアジが増えてきた。
次第に暖かくなったので、上着を脱ぐ。合間に船長に様子を聞いてみると、「この間まで、久里浜沖の80〜90mを狙っていたけど、最近はこの20mダチが好調なので行ってみた」という。
水深20mでこんな良型が食うのは嬉しい。あっという間にビシが着底するため、バケツで水を汲む時間も惜しい。潮が速く、130号のビシでも艫側へ少し流れる。そのため、投入時は左手でビシを持ち、右手では軽くサミングしながら振り込むのが効率的。浅場でもLTでは攻めきれない。ここではノーマルビシが無難だ。ビシに残るコマセ粒では、コマセ効果は期待できない。交換することも大切だ。10隻以上の船がコマセをまいているため、魚のアタリも早く、コマセを振れば10〜15秒以内にアタる。それ以上待って来なければ、底へ落として再度コマセを振る。少し上のタナではサバが食うが、サバのダブル、アジとサバでダブルもあった。左隣の方と何度かオマツリしたが、魚が付いていたら、先に魚を船に入れてから解けば安心。相手の仕掛けも絡んでいれば、自作仕掛けを切ってもらう。アジも時に30㎝級がまじり、皆さんの顔から笑みがこぼれる。一度、巻き上げ中に口切れしたため、次はやや速度を落とすと良型のダブル。
以上の記事は「つり丸」2018年5月15日号の掲載記事です。
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観音崎沖にできた船団。