誘ってアタリを取るゲーム性、これがいまのスタンダードだ!


このシーンはまんまヤリイカ釣り。スルメイカもアタリを見て乗せていく、というスタイルに変わりつつある。

すでに立派なサイズのスルメイカ釣りの様相に。いい反応があったときは確実に乗せていきたい。この日は5点掛け以上もたびたび見られた。

この日は久保田幸司船長も乗船。正確無比な動きは一見の価値あり!

いっちょ朝メシ前!

「3杯でもかなり重たかったよ」。このズッシリ感がなによりスルメイカの魅力だ。

「これがやりたくてきました」と船上干しを。

海面にもサバがうじゃうじゃ。直結の用意も。でもいいサバだからお土産になるよ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・小田原早川港「坂口丸」。
「浅いところにムギイカの群れがいなかったよね。そのかわり、水深100mぐらいの場所に中型のスルメのいい反応が出てきたんです」と、小田原早川港「坂口丸」の久保田忍船長は話す。
この海域は、海面から海底まで大型のサバが多い。そのため、直結がオススメだが、電動でシャクるだけではなかなか乗せられない。
「最近は、ヤリイカ直結のように、底付近で誘って、アタリを見て掛けていく人が数を取ります。特に群れが浮いていないときは、この釣り方が重要になりますよ」
実際、この日もこの傾向が顕著だった。もちろん、中層でデカい群れがあれば電動でガンガンもイケる。いずれにしても始まったばかり。今シーズンも大いに期待できそうだ!
以上の記事は「つり丸」2012年7月1日号の掲載記事です。
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ポイントは小田原南沖がメイン。西部の本命場所だ。