この釣りはみずからの目でターゲットを探すことからはじまる


シイラゲームの魅力のひとつはこのジャンプ! チョ〜楽しい!!

ヤツのお出ましだ!

ランディングの際は釣り人が魚をネットへと誘導するようにするとスムーズに取り込める。

尾上智佳さんはこの日最大となる103cmを「オノウエジャーク」(ローカルスタンダード)でキャッチ!

2本目もデカイ! このデカさがたまらない。

尾上さんは最大魚のみならず竿頭も! ルアーはもちろんすべて「オノウエジャーク」。

ルアーメーカー「サプライズ」代表“マシンガン椙尾”こと椙尾和義さんは、自身が製作する「スギペン」のニューサイズ11cm(プロト)でキャッチ! フックは必ずバーブレスで。

“湘南ハンター”キャップをかぶってご満悦のマシンガン椙尾。

こちらも「オノウエジャーク」でキャッチ! シーズン初期はシンキング系ルアーが活躍することが多い。

ロッドは7フィート前後のオフショアキャスティング用。「グラップラー」(シマノ)は、リーズナブルな価格ながら性能はピカイチ! これはオススメです!

水温が22度以上になればトップウォーターも。あらゆる状況に対応できるよう準備しておこう。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・平塚港「庄三郎丸」。

キハダは“一発大物勝負”といったイメージで、かなり“運”に左右されやすい釣りだが、シイラはそうではない。アングラーのウデが試される、非常にテクニカルなゲームだ。さらに、ド派手なジャンプ! これがとにかくエキサイティング!!
このように、相模湾のシイラはエキスパートたちを熱くさせるゲーム性の高さが魅力だが、実はオフショアキャスティングゲームの入門にも最適。魚を探す、キャスト、ルアーアクション、ファイトと、どれをとってもオフショアキャスティングゲームに必要なテクニックの基本が詰まっているのだ。
そこで「庄三郎丸」では今年もシイラセミナーを開催。レンタルタックルが完備され、インストラクターが乗船するので、まったくオフショアキャスティングの経験がない人も安心して参加できる。
「これからです! 魚も続々と入ってきて、大型サイズも期待できます!」とは望月幸雄船長。
今年の夏は、シイラで盛り上がろう!
以上の記事は「つり丸」2014年7月1日号の掲載記事です。
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ターゲットを見つけたら反射的にキャストする。リールのベイルは返してスタンバイ。