エサがこの釣りのキーポイント。根掛かりおそれず攻めまくれ!


こんなジャンボカサゴが釣れちゃいます!

「固めの竿を使うと底をトレースしやすいので根掛かりが少なくなりますよ!」と話す、小島さん。後半戦に良型を連発していた。

ジャンボカサゴの抜き上げを派手に決めよう!

北山船長が攻めるポイントの海底はこんな感じ。起伏の激しさが一目瞭然。

おっ! アタリがきたか⁉︎

ジャンボカサゴラッシュ!

上バリにカサゴが来たわ!

乗船者全員がこのジャンボカサゴをキャッチ。

この大きさなら申し分なし!

水深50m以深ではオニカサゴが釣れる。

誘いのタイミングがあうと、数釣りができる。

船で購入できる仕掛けはコレ。

エサはサバの切り身とイワシが用意されている(エサ代は別)。

根掛かり回避のアイテムも有効だ。オモリのロストを少なくしよう。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・洲崎「北山丸」。

房総半島の先端、洲崎前のジャンボカサゴシーズンが開幕した。
浅場のカサゴだが、ここの魚はとにかくデカイ! 30㎝級はザラで最大36 ㎝が毎年キャッチされている。
例年、5月半ばから7月までがシーズン。5月初め、カサゴ乗合初出船にさっそく便乗した。
「洲崎前の浅場のカサゴは、最盛期になると30㎝前後の大型が誰にでもカンタンに釣れるようになります。食べておいしいカサゴですから、ぜひ気軽に遊びにきてください!」と話す、洲崎港「北山丸」の北山茂樹船長。このカサゴ釣りは、船長が約15年前、船宿業を継ぐためにサラリーマンをやめ、最初に始めた釣り物。それだけにこだわりがあり、いまでは相当数のポイントを熟知しているという。
ポイントは洲崎沖周辺水深20〜40m。ハイシーズン中は乗っ込みのため群れがかたまり釣りやすくなるのだ。
仕掛けは胴付き2本バリ。エサはサバの切り身や冷凍イワシなど。イワシなどの小魚は上バリに付けるのが正解。
底の起伏に合わせてトントン当りがでたら一呼吸おいて釣りあげ!

釣り方はカンタンだ。仕掛けを底まで落とし、底の起伏にあわせて、オモリをトントンとさせるだけ。オモリは底から10〜50㎝ほど上げ、マメに底ダチをとるイメージだ。
アタリが出たら、すぐにアワせず、一呼吸おいてから竿を上へゆっくりと聞き上げよう。これで十分アワセになりフッキングする。
アタリが出てからアワせると根掛かりすることもしばしばだ。大型になればなるほど、魚が根のなかに逃げ込むことが多い。だから、根掛かりしたと判断したらすぐに強引に引っ張り切るのではなく、テンションをかけたり緩めたりして、魚が根から出てくるのを期待してみよう。どうしても出てこなければ、強引に引っ張ってハリスを切る。
以上の記事は「つり丸」2015年6月1日号の掲載記事です。
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初夏の夜明けはカサゴたちのモーニングタイム! 朝いちにジャンボカサゴをゲットして気分よくすごそう。