マゴチはこれから夏にかけ”照りゴチ”と呼ばれるシーズン突入!


アタった! 食い込め!

しっかり最後までタモで捕獲

「マゴチ大好き!」と常々言っている北本さん

軟調竿がグニャリ。これがまた気持ちいい

「マゴチにハマっていてしょっちゅうきています」

50cmオーバーも上がった

思わずにんまりえびす顔!

高級魚マゴチゲットだぜ!

左舷ミヨシ、ヒット!

ゲストスズキも混じる

鋳込みテンビンとマゴチバリ。エサを沈めるための糸オモリ(ヒューズも)

エサはサイマキ。うまく付けると、竿先にアタリが出るぐらいにピンピンと海中でよく動く。これがマゴチを釣るための第一関門だ

「長崎屋」は生きエサの釣りを得意とする。エサ専用のイケスがありしっかり管理されている

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・本牧港「長崎屋」。
ボウズも出るこの時期に厳しすぎる〜。しかし、今回のターゲットマゴチを選んだので仕方ない。お世話になったのは本牧港「長崎屋」さん。エビエサのスズキやマゴチなどに10数年足を運んでいる宿だ。
事前に長崎功船長に状況を聞くとかなり厳しいらしい。前日もトップ2本。10時以降納竿までアタリがなかったらしい。厳しいのは覚悟の上でタックルセッティング。当日の釣り人は7名。大ドモの常連さんは、数日前にも乗船したらしく2本竿で挑むらしい。目指すは大貫沖。ポイントまでは約40分ほどで到着。
生きエサのサイマキが配られ実釣開始。水深は14m。この釣りで肝心なのがタナの取り直し。これをマメにやらないとアタリを引き出すことはできない。そして、このタナの取り直しこそマゴチにエサをアピールするのである。一流し、二流しとアタリがない。やはり状況は厳しいのか? 船長も小移動を繰り返す。10時を過ぎたところでファーストヒットは、左舷大ドモの常連氏。置き竿にヒット! 30㎝級だけど本命マゴチである。続いて左舷ミヨシの常連氏にも同じサイズが取り込まれた。
移動を繰り返し水深は8mと浅くなる。ここで掛けたのは、右舷側の常連さんたちである。1本ずつであるが、54㎝の大型も!
時計を見ると正午を回っているではないか! こだわりの自作仕掛けをシンプルな仕掛けにチェンジすることに。すると結果はすぐに出た。マゴチ独特のファーストシグナル! 「コン」と穂先が押さえ込まれる。ここからがマゴチとの駆け引きが始まる。魚の引き込みに合わせロッドを送り込んでいき徐々に引き込まれていくペースが強くなってきた。そして重みのある引きに変わった時にアワせる。その瞬間ロッドが大きく曲がりマゴチ独特の力強い引きを楽しみフィニッシュ! 35㎝の本命マゴチである。
続いて左舷大ドモの常連氏も本日3本目を取り込み、今がチャンスと再度仕掛けを投入。
その後、アタリは遠のき3時半に納竿となった。平均1〜2本と厳しい中、4本釣り上げた方が2人いた。
これから夏にかけ照りゴチと呼ばれるシーズンに突入! 水深も浅くなりアタリ活発になり数釣りが楽しめるぞ!
以上の記事は「つり丸」2013年7月1日号の掲載記事です。
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ポイントは大貫沖から第二海堡周り。この海域にはマゴチ狙いの船が集まる