大型船で楽しめる「なかくに丸」。木曜日以外の平日がオススメだ
マダイは極力コマセカゴを振らずに揺れと潮流で自然にコマセをまく


マダイのポイントの水深は44m前後。例年のポイントだ。22mの高ダナで攻める。乗っ込みマダイの浮きを待つ

マダイの強烈な引きを楽しもう

ターゲットのマダイが顔をだした

このサイズは小さいほうだ

今井利彦さんは2.8㎏の良型キャッチ

澤井栄一さんは仕掛けの工夫で5.2㎏をキャッチ

このサイズがアベレージ。2㎏オーバーが当たり前。数の上越に対して型の寺泊だ

中川貴秀船長の長男、裕貴君はお魚が大好き。船長が釣り上げた5kgオーバーのマダイにご満悦

「つり具のトミー」オリジナルのライトスルメタックル。ツノ数は3本で2セット入り。40号のホゴ型オモリを使用する。枝間を詰めて全長を短くした仕掛けはイカ釣りビギナーでも扱いやすさ抜群である
夜ムギイカ&スルメイカはまだ群れが固まっていないので今は拾い釣り

「第一なかくに丸」はライトスルメの乗合もOK。この日は右舷ノーマルタックル、左舷ライトスルメと乗り分けた

ライトスルメは仕掛けの扱いが楽なこともあってビギナーでもトラブルがない

ライトで楽々ゲット!

初チャレンジで本命を釣り上げました

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・寺泊港「第1・第5なかくに丸」。
「開幕当初はオキアミコマセに慣れていないため結構積極的にコマセをまきました。その甲斐あって、やっとコマセへのマダイのしつけができ上がって来たところです。乗っ込み時期と重なる今は極力コマセカゴを振らずに船の揺れと潮流で自然にコマセが出る状態にしてマダイの浮き待ちで釣っています」と話す、寺泊「第一なかくに丸」の中川貴秀船長。オキメバルの客でにぎわう寺泊にあって、5月1日からはマダイ一筋の出船を行う研究熱心な若き船長だ。
今期寺泊のマダイのレコードは7㎏オーバーである。乗っ込み期と秋の落ちの時期は超大型マダイとの遭遇確率がアップする。取材の翌週のプライベートでの乗船時にドラグをかなり絞め込んだ状態から6号ハリスを根ズレするまで出されて切られてしまった。
今まで体感した事のないトルクフルな引きであった。マダイであれば10㎏クラスであったと思う。一発の型狙いを希望される方にこそ寺泊をお勧めだ。
5月の下旬から寺泊では夜のスルメ便が出ている。
「まだ群れが固まっていないので今は拾い釣りの様相ですが、例年6月中旬からは群れが固まりますので釣れ始めれば入れ食い状態になります。また、『つり具のトミー』のオリジナル仕掛けである『ライトスルメ』も同乗可能。予約時に確認して下さい」と中川船長。
これから8月のお盆ころまで、寺泊地域は鏡の様な水面のベタ凪ぎの日が多くなる。沖釣りデビューにもってこいの時機到来である。
以上の記事は「つり丸」2016年7月1日号の掲載記事です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
今回の沖釣りポイントは寺泊沖