どこに行くか迷うほど、いろんな場所で釣れている


ハリス5号、6号を使用した。

オキアミは2匹掛けがよかった。このほかイカタンが食いがいい時間帯も。

この日の水深は何と14m! とんでもない引きを見せてくれた。

入れ食い時はハリスを太くしてぶっこ抜き! 豊富なエサを食べて今後も成長を続ける。

この日は「イナワラ」サイズ主体に。

超美味なデカサバも。脂は大トロなみの乗りだった。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・大津港「小川丸」。

現在、東京湾、東京湾口エリアでは、剣崎沖、久里浜沖、下浦沖、勝山沖などいといろなエリアで釣れている。釣れる可能性のある場所すべてで釣れているといっていいほどだ。取材日などは、中ノ瀬で釣れていたほどで、サバなどと同様に、エサと快適な場所を求めてかなりの湾奥まで魚が入ってきているようだ。
つまり、東京湾中に魚がいるという状況なのだ。これはつまり移動を繰り返しながらも魚が湾内にとどまっているということだ。
「今の感じだと、中に入っている魚がまた出てくるし、当分は釣れ続きそうですね」と「小川丸」の小川貴光船長は言う。
8月後半の状況では、剣崎沖は良型、下浦沖はイナダクラス主体、久里浜沖は良型主体といった感じだ。それぞれサイズが違ってくるので、仕掛けも微妙に異なってくる。自分が行こうと思う船宿によっても狙う場所が変わってくるので、事前に確認しておこう。
ハリスは5号、6号、8号と、入れ食い用に10号を用意しておけばいいだろう。イナダ主体の時、入れ食い時には太いハリスを使うときもある。
久里浜沖でワラサが食っているとき、大ダイがワラサにつられて釣れることがある。8月23日には「小川丸」では7.6㎏があがった。
「この時期は乗っ込みのとき以上に大型が上がっています。また、今年はどこも浅い場所で釣れています。魚が元気なままであがってくるので取り込みが大変です。気をつけて下さいね」
今後もロングランで釣れそうな同エリア。うまくいくと初冬ぐらいまで釣れ続くかもしれない。
「しばらくは久里浜沖主体に狙っていきますが、他が良くなればそっちも狙っていきますよ」
以上の記事は「つり丸」2012年9月15日号の掲載情報です。
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「今年の初モノです!」と児島玲子さん。「やっぱりこの引きは最高ですね!」。