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浅場で横走りの引きをダイレクトに体感! 良型マダイ(第三いしなぎ)

浅場で横走りの引きをダイレクトに体感! 良型マダイ(第三いしなぎ)

日本海でも有数のマダイポイント、新潟県上越・直江津沖で今期もマダイの乗っ込みが始まっている。上越エリアには多くのマダイポイントがあるが、そのなかでも直江津沖周辺は、毎年多くのマダイたちが産卵行動のために回遊してくる。水深20〜30mの浅場に集結してくるのが特徴。

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直江津沖のマダイ、本乗っ込み開幕中! 夜はヒラメ五目を楽しむ

船下にマダイの群れが入ってくると魚探はこんな感じになる

ソナーは海のなかを知る大事な機器だ。マダイの動きはこれで一目瞭然という

水深が浅いため、良型マダイは横走りする。根掛かりはないので走りがおさまってからやり取りしよう

このサイズを釣りたかったです! 超うれしいですっ!

本乗っ込みが開幕している上越・直江津沖。こんな大ダイが浅場でヒット中だ

大ダイ連続キャッチ! 5kgオーバー浮上!!

前田康則さんは24枚キャッチ

大型マダイゲットだぜ!

思わずにっこり笑顔に…

良型1枚釣れれば、みな大満足!

このサイズが釣れるとやっぱり楽しいね

どうですか? これが直江津沖のマダイです!

仲間で釣行、今年も全員キャッチでボウズなし! よかった!

マダイ釣り名人の都内の山口さんは、見事な竿捌きで41枚キャッチ(リリース含む)。「こんなに釣れるとはビックリですよ。すごいフィールドですね。でも、こんな日がいつもではないですからね。いい日に当たりましたよ」と控えめな弁。釣った魚のほとんどは乗船者に配られた

夜釣りの部は、直江津港前でカカリ釣りでヒラメとアジを狙う

夜釣りでは生き小アジエサで大型ヒラメが浮上中

刺身、煮付け、フライどれにしても美味いね!

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・直江津港「第三いしなぎ」。

上越エリアが一年で最もにぎわう季節がやってきた。そう、マダイが乗っ込み中なのだ。 
このエリアは日本海でも有数のマダイ乗っ込みフィールド。とくに直江津沖周辺は、マダイのみならず、ヒラメも同時期に乗っ込む。昼にマダイ、夜にヒラメと24時間マラソンフィッシングも可能なのだ。
「今期は昨年より一週間早くマダイの乗っ込みが開幕しました」とは、コマセマダイ釣りを得意とする直江津港「いしなぎ」の岩佐健作船長。
この釣りの最大の特徴は水深20〜30mの浅場のポイントでなんと水深5m前後の超浅ダナで大型マダイが数釣れること。やり取りの本番はなんとハリスを掴んでからなのだ。
夜はカカリ釣りでヒラメを狙う。こちらも乗っ込みのため深場から回遊してきた個体を狙うので、7㎏8㎏といったモンスター級がまじるのが魅力。
日本海特有の冬と春のシケで出船できなかった分、ストックされた魚たちの活性が一気にあがる。この機会を逃すことなく、自然の恵みを頂いて釣りを120%楽しんでみてはいかがだろう。
乗っ込みマダイは爆釣することもあれば、まったく釣れないこともある。今後、日ムラはいなめないが行って釣ってみないと分からない。臆することなく果敢にチャレンジ!

釣り方について。指示ダナは水深5〜10m。群れがきたら誘いを!

さて、マダイの釣り方だが、タックルは通常のものと変わらない。
直江津「いしなぎ」では、仕掛けはハリス6号10mを基本とし、高活性時に7mにするスタイルをとっている。
「プレ乗っ込み期は、ここ周辺で主流の“激重の仕掛け”が有効ですが、本乗っ込みはその逆で“軽く”しなくてはいけません。マダイは浮いていますからね」と岩佐健作船長は話す。
釣り方はこうだ。
カゴにオキアミコマセをひとつかみほど入れ、ビシを指示ダナプラス2〜5mほどおろし、ハリスの潮なじみのため数秒待つ。その後、静かに指示ダナまでビシをあげてアタリを待つというもの。
投入時に指示ダナよりビシを下げるというのは、あくまでオマツリ防止のため。周りの人または自分の道糸とのオマツリを防ぐためだ。
マダイの群れが船下によく入ってくるときなどは、指示ダナビタ止めということもある。いずれもマダイの動きをソナーで把握している船長から指示が出ることとなる。
誘いは指示ダナよりビシを下げずに、指示ダナより2〜3mほど上げてゆっくりと落とし込みをする方法が実績が高い。マダイが浮いているからだ。
コマセマダイ釣りでは当たり前のルールだが、釣れないからといって、けしてビシを船長の指示ダナより余計に下げてはいけない。下げたままにしておくと、マダイが警戒して船下に回遊してこなくなるからだ。

この乗っ込み期の最大の特徴といえば、大型マダイとのハリスをつかんでからのやり取りだろう。
ポイントは浅場であるうえに、マダイも浮いて回遊している。そのためヒットしてからハリスをつかんだ状態でも、魚は水圧によるエアを持たずに元気に泳ぎ回るからだ。
青物のような強烈な突進をハリスをつかんでから味わう。かなりスリリングだ。 
ハリスをつかんでから3㎏を超す大型マダイとのやり取りは、ビシを船内に回収せずにイラストのように竿先にぶら下げたまま行う。こうすることで不意な突進も交わすことが可能だ。

仕掛けは軽めが基本であり、船長はハリス6号ストレートか、もしくはそれにハリのチモトから30〜100㎝くらいに3Bほどのガン玉をひとつ打つことをすすめている。
ハリス6号とは太すぎると感じるマダイフリークもいると思うが、ハリスをつかんでからのやり取りを考慮すれば妥当な太さであるとすぐに理解できるはずだ。

昨年から効果があると証明されているのは、逆テーパー仕掛け。2段テーパーだが、上ハリス8号4m、中〜大のスイベルを介して下ハリス6号6mとするもの。通常の 2段テーパーは上ハリス6m下ハリス4mだから、長さの比率が逆になったことでこのネーミングになったことがお分かりいただけるだろう。
タナまで早く沈み、手前マツリも少なくなる“軽い”仕掛けだ。そしてさらに、ハリスをつかんでからのやり取りのしやすさは快適そのもの。まさに、乗っ込み専用の仕掛けなのだ。

2本まで竿出しオーケー! 夜ヒラメは高ダナを意識して釣ろう!

6月になると、ヒラメのハイシーズンは終了し、夜釣りのメインはアジとなる。
「いしなぎ」では、2本まで竿出しオーケーで、3m前後のロングロッドと1〜2mのショートロッドを使ってオマツリを軽減する方法をとっている。
1本は生きアジを泳がすヒラメ釣り。1本はサビキ仕掛けでアジ狙いというのが主流になっていく。
ヒラメのタナはべた底ではなく底上1〜4m。夜釣りではヒラメはかなり浮くことが分かっている。大型を狙うなら高ダナだろう。
ヒラメは早アワセは禁物。イワシエサでも基本中の基本だが、生きアジエサではそれにさらに輪をかけて、じっくりと食わせてからアワセを入れるようにしよう。 
さらには、このヒラメはいつ誰にヒットするか分からない。終了間際まであきらめないことが肝心だ。タイムアップ1分前に大型ヒラメがヒットということはよくあるからだ。

以上の記事は「つり丸」2018年6月15日号の掲載記事です。

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