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いよいよスタート! ムロアジ泳がせ釣りカンパチを狙う(とび島丸)

いよいよスタート! ムロアジ泳がせ釣りカンパチを狙う(とび島丸)

4月に解禁した銭洲だが、今年は黒潮が流入しているため、冷水渦の影響はなく、「大物釣り場の聖地」面目躍如の釣れっぷりを見せている。4月から6月はアカイカが産卵のために銭洲周辺に集結。そのイカを捕食しに回遊するカンパチが釣り人たちのターゲット。

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梅雨があけると本番! シーズンを迎えた青物と激突&格闘しよう!

黒潮洗う、銭洲岩礁。ネープルスとも呼ばれるこの大根周辺は、カンパチからモロコまで憧れの巨大ターゲットが潜む超一級ポイントである

強い引きだ! これは本命カンパチか⁉︎

仲乗りの飯田ケントさん、7.35㎏!「ヨッシャー」

加藤浩司さんは6.85㎏キャッチ

一進一退の攻防が繰り広げられる銭洲。水深が浅いゆえに、魚のパワーは温存されたままだ。だから、銭洲で獲った魚は価値があるのだ

宮本高男さんは14.2㎏でこの日最大魚ゲット!

それそれ! 負けないぞ!

コバルトブルーの海面に金に輝くホンカンパチ。ネットに収まるまで油断禁物。一瞬の気のゆるみが水面バラシの原因になることも

榊原さんは4.95㎏

国嶋満副船長は、6.65㎏

ヒメダイゲットだぜ!

こちらはキントキダイ

ウメイロ。今期は五目も当たりだぞ!

五目高級魚御三家

カンパチ釣りのエサはムロアジ

乗船後はみんなで記念撮影

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・西伊豆土肥港「とび島丸」。

大物釣り師の頂点に君臨するターゲット、カンパチ。いよいよ、超一級ポイントの銭洲で夏のカンパチシーズンに突入した。
4月に解禁された銭洲だが、開幕当初はネープルス周辺でシマアジをメインの五目釣りで始まり、アカイカ回遊と同時に、アカイカエサで5〜10㎏クラスのカンパチがポツポツ釣れていた。イカエサの場合、カンパチの大好物のためヒット率は高いが、エサの入手は、神津島の漁師さんからの購入がすべてとなる。そのため、確実とはいえない。
大物釣りの聖地、銭洲では、昔からやはりカンパチ釣りのメインはムロアジの泳がせ釣り。銭洲周辺に突出した岩礁周りには小から中ムロアジが初夏から群れはじめ、それを捕食しにカンパチの群れが集結する、という食物連鎖が毎年行われている。マッチ・ザ・ベイトがアカイカからムロアジにスイッチしたのだ。
「7月の声を聞いて、ようやくムロアジ泳がせのシーズンがやってきましたよ。今年も銭洲のカンパチの群れは濃いですよ。しかし、手ごわさは変わりません。いかに、カンパチが食べやすいサイズのエサを効率よく釣り、時合いにそれを使えるか。ようするに、エサのムロアジがこの釣りのカギなんですよ。気合を入れてムロアジを釣ってください!」と話す、銭洲遠征船のカリスマ船長、「第11とび島丸」鈴木忠文さん。銭洲を知り尽くした彼の操船は、確実にカンパチを捉える。あとは、釣り人の腕の見せどころ。生きのよいエサを適確にスムーズに船長の指示どおりに投入できれば、おのずとヒット率が上がる。
例年、20㎏を超す大型が釣れるのは7月だ。8月になると、チビムロと呼ばれる、小型のムロアジが銭洲の浅瀬に沸く。そうなると、カンパチのターゲットは2〜5㎏サイズの数釣りとなる。カンパチの自己記録更新を狙うならいまだ!

カギを握るのはムロアジ釣り。貴重な一本のカンパチを獲るための大事な心構え(準備編)

ムロアジをエサにして釣るカンパチ釣りでは、カギを握るのはムロアジ釣り。
「エサの魚だから、簡単に釣れるだろう」とか「ムロを釣る仕掛けは適当なものでいい」などと、まず思わないほうがよい。近年の銭洲は、「簡単に釣れるハズ」のムロアジがなかなか思うように釣れないのだ。エサがなくては、泳がせ釣りはできない。では、釣るために何を準備すればよいのか。

まずは仕掛け。
プロショップやメーカーが特注で作って販売している、「チビムロサビキ」がベスト。銭洲のムロアジに合ったバケを採用しているほか、小バリ仕様でしかもハリスは4号以上と太い。市販されているさまざまなアジサビキを試したが、これが一番安定して釣れる。最低でも4〜5セットは用意したい。
次にムロアジを釣るタックルだが、五目竿で十分だが、気合を入れて専用に釣るならライトタックル用のショートロッドと小型両軸リールを持ち込もう。
水深15m以浅で釣ることがほとんどなので、使用するビシは、40号前後のLTビシを使えるからだ。
そしてもうひとつ大事なアイテムがクッションゴムだ。
口切れを防ぐ目的だが、直径1.5㎜×50㎜のやわらか目のものを選択。太すぎるものは、付ける意味がない。このように、エサのムロアジ釣りのタックルを意識することでカンパチキャッチの確率がぐっと上がるはずだ。

今シーズン銭洲は、水温が高く推移している影響で、昔ながらの海を取り戻している。
その理由のひとつが、ウメイロやヒメダイ、キントキダイなどの高級魚が好調に釣れること。しかもサイズがよい。10年前までは、当たり前に釣れていた魚だが、近年、冷水渦の影響のため、良型を数そろえることは難しかった。五目釣りは、ハリス8号4.5m3本バリ仕掛けが基本。慣れている人は、4〜5本バリ仕掛けを使ってもよい。コツは、しっかりとしたエサを使うこと。イカタンもしくはムロアジの切り身など、エサ持ちのよいものを選択。かならず追い食いを期待して、1回の投入で多点掛けするようにしよう。
カンパチが不調に終わったとしても、この高級魚五目釣りでスカっとして、おいしいお土産を持って帰ろう。

以上の記事は「つり丸」2012年8月1日号の掲載記事です。

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