沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果報告、仕掛け、タックル、釣り方、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト

旬を迎えたシロギス良型続々! 半日だから手軽に楽しめる!(荒川屋)

旬を迎えたシロギス良型続々! 半日だから手軽に楽しめる!(荒川屋)

東京湾ではシロギスが旬を迎え、丸々と太った25㎝前後の良型まじりで好調に釣れている。とくにいまの季節は水深10~20mという浅場で釣れているので、オモリが軽く、アタリもブルンブルンと何が釣れたのかとびっくりしてしまうほど明確。


ポイントは小柴沖。波が静かな日が多いので初心者も楽しみやすい

出船前は山下船長から釣り方のレクチャーがある。初心者は必ず聞いておこう

6月下旬のポイントは港から出てすぐの小柴沖。今後は富津沖なども攻めていく

どうです、このサイズ! こんな25㎝前後の良型が多数まじった

「初めて船釣りにチャレンジしました! こんなに釣れるんですね」シロギスはカップルやファミリーでの釣行にもオススメ!

「この前来たときはこんなのばっかりだったよ!」と常連さん

丸々と太って美味しそう! お刺身にしても最高だ

2本バリ仕掛けではたびたびダブルも

仲間とワイワイ釣るのも楽しい! 午前船なら夕方から早速パーティー! なんていうのも可能だ

初心者も手軽に楽しめるシロギス。それでいて、とっても奥が深い釣りでもある

ベテラン釣り師は2本竿を巧みに操って数を伸ばしていた

この大きさなら天ぷらでも美味しいね

船宿仕掛けはテンビン式の2本バリと胴付き1本バリ。状況に合わせて使い分けるのがコツ

エサ付けはとっても重要。釣果を左右するので、分からなければ山下船長に教わろう

「荒川屋」はレンタルタックルも充実

なんとレンタル長靴も用意され、クッションやタオルも借りられる。本当に手ぶらで釣行できるのがスゴイ!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「荒川屋」。

旬を迎えた美味しい魚を手軽に釣って、夕方から早速みんなでビールを飲みながら釣魚パーティー! そんなコトを実現してくれるのが、金沢八景「荒川屋」の半日(午前)シロギスだ。シロギスの旬は夏。「荒川屋」では写真のように丸々と太った良型が多くまじっており、このサイズならお刺身もバッチリ。そんないいシロギスが、半日で一人15~30匹程度釣れている。しかも、初心者も手軽に楽しめるのがこの釣りの大きな魅力だ。
うれしいことに「荒川屋」はレンタルタックルが充実。「道具を持っていなければ、本当に手ぶらで来てください」と山下光昭船長が言うだけあって、竿とリールはもちろん、長靴やタオル、座布団だって貸してもらえる。仕掛けや魚を入れる発泡クーラーは、船宿で売っているのだ。
さらにうれしいのは、船宿内にあるダイニングバー。ここでは、下船後に釣った魚を料理してくれるのだ(要予約。有料)。つまり、仲間を誘って電車で来れば(京急金沢八景駅から徒歩5分!)、シャワーを浴びている間に魚を料理してくれるので、それをツマミにビールでワイワイ! あとはホロ酔いの気分でのんびり電車で帰る、ということも可能なのだ。どうです、かなり魅力的でしょ? さあ、今すぐ予約してください!

「荒川屋」ではレンタルタックルが充実! 仕掛けは使い分けがカギ

シロギスは初心者が楽しみやすい釣りということで、船宿ではレンタルタックルを充実させているところが多い。
今回取材した金沢八景「荒川屋」でも、ご紹介したように、竿とリールはもちろん、長靴やタオルも貸してくれる。仕掛けは宿や船で購入できるし、釣った魚を入れる発泡クーラーボックスも買える。本当に手ぶらで来ても楽しめるのだ。ぜひ利用しよう。
自分で道具を持参して楽しむ方のために、ここでは竿と仕掛けについて紹介しておこう。
竿は、シロギス専用の1.6~1.8mがおすすめ。だが、いまの季節は「それほどシビアになる必要はありませんよ」と話す、山下船長。
冬場の深い場所を攻めるときは、仕掛け(エサ)をしっかりと動かすために先調子の専用竿が望ましいが、夏場は水深が浅いので、2m前後で軟らかめの万能ロッドやルアーロッドなどでも、仕掛け(エサ)がちゃんと動くのでOKなのだ。こんなところもいまの季節のシロギス釣りが手軽に楽しめる理由のひとつでもある。もちろん専用竿があればそれに越したことはない。
仕掛けは、テンビン吹流し2本バリ仕掛けと、胴付き仕掛けの2種類。初心者はアタリが明確で手前マツリ(仕掛けを投入する前に仕掛けが絡んでしまうこと)が少ない胴付き仕掛けがオススメだ。
ある程度釣りに慣れている人は、状況によって使い分けるのがコツ。潮がないときは胴付き仕掛け、シロギスの活性が低いときはテンビン仕掛けなどある程度の目安はあるとのことだが、それよりもまずはどちらかの仕掛けでスタートして、食いが悪かったりアタリがなかったりしたらもう一方に交換する、というのが手っ取り早い。また、周りの人の釣れ具合を参考にしてもいいし、船長に聞いてもいいだろう。テンビンは、「オーソドックスなものがトラブルもなく釣果も安定しています」とのこと。ぜひ参考にしていただきたい。

シロギスの釣り方。「静」と「動」仕掛けに合せた釣り方をしよう

釣り方は、「荒川屋」では出船前に釣り方をレクチャーしてくれるので、初心者も安心して楽しめる。6月下旬現在、ポイントの水深は15m前後。とくに投げなくてもシロギスは釣れるが、今後10mを切るようなさらに浅場で釣るようになると、少しでも仕掛けを遠くに投げられたほうがシロギスとの遭遇チャンスは増える。投げる方法はアンダーハンド。もしできない場合は振り子の要領で少し手前に投入するだけでもいい。
釣り方のコツは、
「どちらかというと、テンビンの釣りは“動”。胴付き仕掛けは“静”です」と話す、山下船長。
テンビン仕掛けでの誘い方は、オモリを20㎝程度しっかりと浮かせるイメージで、誘って、誘って、誘うことが重要だという。
胴付き仕掛けは、誘ったあとに、オモリを海底に着けてしっかりと仕掛けを止め、シロギスがエサを食べる間を与えることが重要とのことだ。
アタリは、この時期はかなり明確に竿先に伝わってくる。本当に「いったい何が掛かったの!?」とびっくりするほど。上げてみたら、案外小さなシロギスで拍子抜けしてしまうこともあるだろう。それほど引きは強いので、初心者もはっきりと認識できる。
アタリがあったら、軽く竿を持ち上げてアワセを入れる。もしここでハリ掛かりしなければ、ひと呼吸おいてからアワセを入れてみる。シロギスの活性でこのタイミングは変わるので、その時々の状況に合わせて間合いを取ってみよう。

以上の記事は「つり丸」2013年8月1日号の掲載記事です。

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