駿河湾のタチウオは名産の桜エビを捕食しているため甘みが強い


海底付近に出たタチウオの反応。「こんなもんじゃないよ。今日はさっぱりだね…」と石原船長

ズン! という重量感と、トルクのある引きがたまらない!

アベレージサイズは指3〜3.5本クラスだが、由比〜富士川沖は大物の確率が高いことでも知られる

毎年2㎏オーバーのまさに“スーパードラゴン”が何本も出ている!

駿河湾のタチウオは名物のサクラエビも捕食している。だから味は抜群!

当日はセンターバランスのジグによる、一般的なワンピッチジャークにヒットが集中していた

ぜひ刺身で食べたいな

本命タチウオゲットだ!

これが駿河湾のタチウオだ! デカイでしょ?

少し小ぶりだけど問題なし!

ツヤがあって綺麗だ

思わずにっこり笑顔に…

指3本でも脂が乗り、甘みが強く最高に美味しいのが駿河湾のタチウオだ

「ヒットパターンやヒットジグは日々違います」と石原船長。それを探してあれやこれやと試行錯誤するのがタチウオジギングのおもしろさだ!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・由比港「神栄丸」。
この由比~富士川沖のタチウオ釣りの魅力は、まずは“ドラゴン”の名にふさわしい“超大物”が狙えること。タチウオといえば1㎏を超えればデカイ! となるが、なんとその倍となる2㎏級も登場するのだ。「昨年は2㎏超えが3本出ています。最大は2.6㎏ありました」と話す、由比港「神栄丸」の石原佑紀船長。1㎏級は、取材日こそヒットしなかったものの、連日のように登場している。
もうひとつの魅力は“味”。駿河湾のタチウオは名産であるサクラエビを捕食している影響か、甘みが強いのが特徴。指3本クラスであっても脂がしっかりと乗っていて、その味は一度食べてしまうとヤミツキ。わざわざ関東や名古屋圏など遠方から通う人も多い。それほどハマってしまうのだ。
「これからどんどん群れが入って来ますので、サイズも数も期待は十分です!」と話す、石原船長。
この季節限定の駿河湾の日中タチウオで、狙え! スーパードラゴン!!
以上の記事は「つり丸」2018年6月15日号の掲載記事です。
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早朝タチウオは富士川からの濁りがキーワード。これから梅雨時にかけてがベストシーズンだ