社員旅行だというのに単独釣りを強行?!
12月初旬にタイ・バンコクに社員旅行に行ってまいりました。社員の皆んなでのんびりと観光・・・というつもりでしたが、ついつい釣り魂が騒ぎまして、まさかの単独緊急釣行を敢行いたしました。
バンコク市内のホテルに宿泊した日、自由時間にちょこっと現地の釣り情報をネットで検索していましたら、なんと近所に大きな釣り堀があるではないですか!それもどうやらかなり有名な釣り堀らしい。
それを見た瞬間、一気に釣り魂に火が付きます。社員旅行の最中だというのに、たまらなくなり単独行動開始!
現地までは車で15分足らずの場所。さてどうやって車を手配しよう。いろいろ調べてみる。
なんとか、別のホテルから車で迎えに来てくれるというガイドさんを手配できました。でも言葉が通じるのだろうか、どんな人が来るのだろうか。不安だらけでしたが、しかし釣りができるならそんなことは問題ではないのですっ。
実際に迎えに来てくださった方は、多少日本語がわかる方でした。いや~良かった、ほっとしました。
しかしバンコク市内の渋滞は酷いですね。たいした距離のところではないのに、渋滞に次ぐ渋滞で、なんと1時間半もかかってしまうという始末。昔は日本の首都圏もこうだったんだよなあ。
名物の市内の渋滞も体験しながら、なんとか目的地の「ブンサムランフィッシングパーク」に到着~。
タイの巨大釣り堀レジャー施設
中に入ってビックリ! なんてったって、まずその釣り堀のスケールが大きいこと!
入り口で出迎えてくれたのは、大きなメコンオオナマズのモニュメント。私の身長より大きいです。
そして池。写真をご覧ください。池という大きさではありません、もうこれはちょっとした湖です。
施設内には、売店あり、レストランあり、マッサージやバンガローまであります。ここまで釣り堀をほんとうに楽しめる形にしてしまうタイって国は素晴らしいですね。
海外から来られたんだろうなあ、という外国人とおぼしき方もたくさんいらっしゃいました。
ここに写っている池のほかにも大きな釣り場があり、とにかく広い広い。
こんなデカい釣り堀は初めて見ましたね~。
施設内の売店。
手ぶらで楽ちん
では、いよいよ釣りのレポートです。
竿、リールなどは全てレンタルできます。竿は2mぐらいの腰があるもの。リールはこちらでいう3000番ぐらいの物でした。
仕掛けは、コマセを団子にしたエサを使うもので、日本でいう“吸い込み”に似ています。
針金をぐるぐる巻きにし、それにパンを混ぜ入れたコマセを団子状に付け、それをエサにします。
途中にウキを付けますので、鯉釣りのような感じですね。
エサ、コマセは、全てガイドさんが用意してくださいました。
こんな感じ。分量もスケールが大きい。
重量感、半端ないっ!
一投目は、まずガイドさんが見本をみせてくれます。
さあて、一体どんなのが釣れるのかなあ。否が応にも期待が高まります。
30分経過・・・あれ、なんか反応がないな・・・
釣り堀ではよくありますが、やっぱり魚がスれてて掛かりにくいのでしょうか。
これは厳しいのかと、ため息が出そうになったその瞬間
キターーーーー ≦・))))◁~~ーーー
ガイドさんに竿のフッキングまではやって頂き、すぐに私にバトンタッチ。
かなりの引き具合・・・これはすごい・・・うわ面白い・・・楽しい・・・
ドラグ調整などもガイドさんがしてくれてて楽勝のやり取り。
だが油断は禁物。魚も右に左に大きく蛇行・・・重量感がもう半端ない。
10分ぐらいかけて何とか一匹目をゲット! 15キロくらいでしょうか。
ヤッターー
12月だというのにこの格好。
竿・リール等全てレンタルです。
ファーストヒット!!
メコンオオナマズ15キロゲット!!
メコンオオナマズ、連ちゃん!
ガイドさんにリードしてもらいながら二人三脚でメコンオオナマズを釣ること数回。あまりにも楽しくて、そろそろ全部ひとりでやってみたくなってきました。
エサ付け、遠投、フッキング、取り込み。さっきまでガイドさんがやっていたことを見よう見まねでやってみます。
一番難しいのは、案外「遠投」でした。どうもガイドさんのように十分な距離まで飛ばせません。慣れるまで練習あるのみ。ビッグな獲物を得るには、挑戦と練習が必要なのだ。
しばらく繰り返していると、何とか同じぐらいのところまで距離が伸びてきました。
いいポイントは遠いところにあるようでして、練習の成果が出て遠くに飛ばせるようになると、釣果がどんどん上がっていきます。
よく釣れました。30分に1回ぐらいのあたりが有り、6時間ぐらいで6匹を釣り上げました。最大のやつは、なんと25キロ。
ぞくぞくと上がるメコンオオナマズ。練習の成果だ。
迫力満点。釣り堀の獲物とは思えませんね。
ガイドのソムサックさんは、とても気持ちの良い対応をしてくれまして、片言の日本語でしたけれども楽しくコミュニケーションもできましたし、ほんとうにいい釣りができました。
またパークにはタイ以外の外国の方もたくさんいらっしゃっていましたが、お互い釣れた時には「ナイスフィシュ」と声を掛け合ったりして、場が和む瞬間が何度もありました。
この「ブンサムランフィッシングパーク」は、釣り愛好家が楽しめるというのはもちろんですが、初心者でも十分に安心して釣りを楽しめる環境も整っています。観光するにはとても充実した施設ですね。
あのメコンオオナマズの釣り方のコツは掴みましたから、今度は是非、釣り堀ではなく自然の川で挑戦したいですね。
いや~、じつに楽しい釣行でしたね~。おっといけねえ、ホテルで社員達が待ってるんだった。
パークの入り口です