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2ケタ釣果もある! 夏のヒラメの仕掛け&釣り方をご紹介(孝進丸)

2ケタ釣果もある! 夏のヒラメの仕掛け&釣り方をご紹介(孝進丸)

真夏のヒラメ釣りと言えば、真っ先に思い浮かぶのが外房、銚子、飯岡エリア。毎年6月1日から解禁し翌年3月までのロングランでヒラメが狙え、他の釣り場の多くが禁漁となる夏場もコンスタントな釣果が期待できるのが特徴だ。

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夏ビラメの数釣りシーズン到来! ドカーンと一発大物を狙おう!

ポイントの水深は20〜40m前後。冬場は横流しをすることもあるが、夏場は船を風に立てて潮流しが基本

6月から3月までの10ヶ月間、ほぼ周年ヒラメが狙える銚子沖。夏場は「型より数」の数釣りシーズンと言われるが、こんな大型(7.1㎏)も飛び出すからタマラナイ! 数釣り&大判狙いだ!

ヒット連発で、船長はタモ入れに大忙しだ。うまく竿をさばいて、タモの方向にヒラメを誘導しよう

昨シーズンは、ひとり2ケタ釣果も珍しくないほどの当たり年となったが、今年も最高のスタート。昨シーズンよりいいかも!?

魚影が濃いうえ、夏場はヒラメの活性が高く、アタリ頻発。ビギナーでも楽しめるはず

1〜1.5㎏前後主体にこの日はトップ7枚。2ケタに迫る釣果の日も少なくない

この日は、大船長の操船で出船した別船でも8.5㎏の大物が上がった。夏ビラメは数だけじゃない!

まじりでホウボウも。おいしいゲストだ

常連ゲストのマトウダイ。フライやムニエルに

強い引きを見せたのはイシナギでした

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・銚子犬若港「孝進丸」。

真夏はヒラメの最盛期!? そう言いたくなるような釣果が、銚子沖のヒラメ釣りで続いている。
6月から解禁した銚子沖のヒラメ。爆発的な食いの良さを見せた昨シーズンに引き続き今シーズンも好調で、銚子犬若港「孝進丸」では、トップ10枚オーバーを記録する日もあるほどだ。魚影が濃いうえ、食いも活発。スソのひとでも2〜3枚釣る日も珍しくなく、ボウズの確率が低いのがウレシイ。サイズは1〜1.5㎏前後が主体。やや小型主体に数釣れるのが、夏ビラメ釣りの特徴だが、ドカン! と大型のまじりもある。取材当日には7.1㎏の大物が姿を見せたほか、大船長の別船でも8.5㎏が上がった。一般に夏のヒラメは味が落ちるとも言われるが、「ヒラメはヒラメ、おいしいですよ! いつまでもタルに泳がせておかずに、すぐにシメてクーラーにしまえば、おいしい白身が味わえます」と話す、「孝進丸」大川文博船長。
ヒラメは冬の釣り物というイメージが強いが、もしかして最盛期は、今でしょ!?

ヒラメ仕掛けをご紹介。高水温の夏はイワシを元気に保つのが大切

ポイントの水深は20〜40m前後。使用オモリは60号が基本で、よほど潮が速いときには80号を使うこともある。竿はヒラメ専用竿など、30〜50号負荷、2.4〜3m前後。リールは小型両軸または小型電動。
仕掛けは「孝進丸」では、ハリス75㎝、捨て糸85㎝と、捨て糸がハリスより10㎝長い仕掛けをメインに使っている。
エサ付けは親バリを上アゴに刺し、背ビレ付近または肛門に孫バリを刺すのが船長のおすすめ。
「エサ付けはできるだけ手早く行ってイワシを弱らせないようにしてください。ただでさえ、水温が高くてイワシが弱りやすい。それに、夏場のヒラメはアタリが多くてエサの消耗が激しいので、大切に使ってくださいね」と話す、大川船長。
エサが無くなったら、いくら食いがよくても早揚がりになってしまうこともある。船中皆が、エサのイワシをムダに使わないよう心がけることが大切だ。
もちろん、限りあるエサを船中みんなで大切に使うという意味だけでなく、イワシを大切に扱うことは自分自身の釣果にもつながる。生きエサの釣りは、いかにエサを元気よく泳がせてアピールできるかが釣果のカギでもある。せっかく生きのいいエサがカメの中にストックされていても、それを雑に扱えば、すぐに弱ってしまい泳ぎも悪くなる。
まず、心がけることは自分のタルにイワシをたくさん入れないこと。エサを取りに行くのを面倒くさがって、一度に多くのイワシをタルに入れると、酸欠ですぐに弱ってしまう。海水を循環させているタルであっても、せいぜい3匹までにしよう。
人間の手の体温でもイワシは弱ってしまうのでエサ付けは手早く。手を濡らして行うのはもちろん、ゴム手袋などを付けると、よりイワシを弱らせない。
夏場のヒラメ釣りでは、冬以上にエサの扱いに気を遣ってやろう。

オモリはトントン状態で待っていればでオーケー! 早アワセは禁物

「冬場は広い範囲にヒラメが点在していることが多く、横流しで広く探る船の流し方もしますが、夏場はほとんど横流しはしません」と話す、大川船長。
夏は根周りなどをピンポイントで流して狙うことが多いとのことで、風に船を立てての潮流し釣りが基本だという。
横流しに比べると釣り座による有利不利が出やすい潮流しだが、とにかく魚影の濃い今季の銚子沖、釣り座の位置でそれほどナーバスにならずとも、アタリは訪れる。そのチャンスがきたときに確実に食わせ、アワせられるよう準備をしておこう。
タナ取りは、前述した捨て糸が長いタイプの船宿仕掛けを使う場合は、「オモリトントン状態で待っていればOKです」と話す、船長。
船の揺れでオモリが「フワッ」と底を離れ、しばらくして「トン」と着底する。それを繰り返すようタナをキープする。この釣り方がビギナーでもアタリが出しやすいとのこと。
ただし、一日のうち何回かは、漁礁回りなど根掛かりの多いポイントを狙うこともある。そんなときはアナウンスがあるので、オモリトントンではなく、オモリを底から50㎝〜1m切ったタナ取りを行うようにする。
冬場の低水温期に比べ、夏場のヒラメは活性が高い。ガツガツッと前アタリがきて、すぐにギュン! と食い込むことも少なくない。ただし、「いくら食いが活発といっても、早アワセや強いアワセは禁物。スッポ抜けるだけです」と話す、船長。
逆に、竿先や糸を送り込んだりするのもNGとのこと。相手はやる気のある夏のヒラメ、前アタリがあったらそのままの位置で待っていれば、向こうがガッツいて食い込んでくれるはず。ギュンッ、ギュンッと重量感のある引き込みになったら、食い込んだサイン。聞きアワせるように竿を立て、ヒラメの重さをハリに乗せるような感覚でアワせてハリ掛かりさせよう。このところ大判サイズも上がっている、大きいと思ったらやり取りは慎重に。
周りが釣れているのに自分だけ釣れないという場合は、周りの人のタナ取りや仕掛けを観察してみよう。
「捨て糸の長い仕掛けでオモリトントンの釣り方はあくまで基本形です。その日その日で釣れる仕掛け、釣れるタナ取りというのが偏るのは、ヒラメ釣りではよくあること。捨て糸が短い仕掛けでまめにタナを取り直すひとばかり釣れる日もあります。いろいろな釣り方ができるよう、仕掛けなども準備しておくのがベストですね」とのことだ。
また、いいポイントに入ると船中何人もが同時ヒットし、船長がタモ入れで大忙しなんてことも珍しくない。タモ入れのときは慌てずに。まずはヒラメが海面近くにくるまでリールを巻き、竿の弾力を利用して円を描くようにヒラメを誘導し、船長が差し出すタモの方へゆっくり泳がせてやろう。船長のタモが間に合わない場合は、隣あったひとどうしが協力してタモ入れしてあげよう。

ヒラメのしめ方。爽やかな白身が旨い! しっかりしめて持ち帰ろう

数、型ともに満足いく釣りが期待できそうな銚子沖。そこで、気になるのはその食味だ。
「よく夏場のヒラメは冬に比べて脂が少なく、マズイというひとがいますが、そんなことはないですよ。ヒラメはヒラメですから、釣れたらすぐにしめて血抜きして持って帰れば、ホントにおいしいですよ」と話す、船長。
いくらたくさん釣れるからといって、足元のタルにヒラメを入れっぱなしにしていてはダメ。グッタリ弱ってからしめたり、なかには死んでしまってからクーラーにしまっているひともいる。
「釣れたらすぐにしめちゃうのが一番です。そして血抜きできたらすぐに水氷の入ったクーラーで冷やす。これがポイントです」とのこと。しめ方は上のイラストの要領で。ただし、ヒラメは非常に歯の鋭い魚なので、ケガをしないよう。揺れる船の上なので、ナイフを使うときも十分注意しよう。
そうして持ち帰ったヒラメは淡白ながら、まさに「白身」といえる爽やかな旨味が楽しめるはず。
お皿の絵柄が透けて見えるような白身の薄造りは、見た目にも涼しげで、夏の食卓にも最高だ。

以上の記事は「つり丸」2013年8月15日号の掲載記事です。

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