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夏の新潟でマダイ&スルメイカを楽しもう!(第一・第五なかくに丸)

夏の新潟でマダイ&スルメイカを楽しもう!(第一・第五なかくに丸)

中越エリアでもマダイは乗っ込み中だ。寺泊港「なかくに丸」では、日中午前と午後便の2便制でこの乗っ込みマダイをコマセ釣りで狙っている。

昼間は乗っ込みマダイ、夜はスルメイカ。ダブルで釣りを楽しめる

乗っ込みマダイ大型絶好調! 軽い仕掛けで攻略しよう!

午前と午後の2便制でコマセマダイ乗合を出船中の「なかくに丸」

ヒット直後から猛烈に突っ走る大ダイ。ここの魚は元気よくパワフルだ

5.15kgをキャッチしたのは小林さん

こちらも良型。沖揚がり直前にヒット。最後まで諦めない姿勢が大事

仕掛けのバランスが合うと複数枚キャッチもザラだ。「ストレートハリスで来ましたよ」

夜スルメイカ開幕! ライトスルメタックルがオススメだ

天気さえ良ければ、越佐海峡のポイントまではサンセットクルージングが楽しめる

ライトタックルのアングラーでにぎわう「なかくに丸」。昨年の当たり浮きスッテであるトミーオリジナルの通称「ダイコン最強伝説!」はコレだ

緩急おりまぜたフォールとシャクリでイカを攻略するのがコツ

ライトスルメ釣法を提案、広めている釣り具のトミー社長の富所さん。今シーズンも実釣を重ねている

トミーオリジナルのモンガラハギ・浮きスッテにムギイカが集中した

ライトゲームと侮るなかれ。群れにあたれば実釣3時間強でこの釣果

釣り人の特権であるイカの沖漬け。タレは多めに持ち込もう

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・寺泊港「第1・第5なかくに丸」。

ポイントは落水沖。人工魚礁が数多く設置されており、その魚礁の間を大流しするというのが、寺泊の遊漁船のスタイル。乗っ込み期の特徴は、とにかく“軽い”仕掛けで釣るとがコツだと、「なかくに丸」中川貴秀船長は言う。
ハリス長は10m。ハリのチモトはなるべく“軽く”するとよい。
連日、4㎏を越す大ダイがキャッチされており、大型に的を絞ったマダイフリークたちに最も注目されているエリアといえよう。
また、寺泊沖の初夏の風物詩といえるのが、夜スルメイカ釣り。例年、6月の声を聞くころにスタートし、スルメのシーズンが終了すると、陸近くの浅場で夜アジを狙うというのが、ご当地流。アジ狙いではケンサキイカもまじるので、メタルスッテゲームを楽しめるようになる。
夜スルメは、通常のプラヅノブランコ仕掛けでもよいが、中川船長のオススメは「ライトスルメ」。オモリ40号、スッテもしくはプラヅノの総数3~4本で釣るというもので、港内の釣り具ショップ「トミー」が推奨、牽引する形で近年急速に若い世代を中心に普及している釣法だ。ぜひ、気軽にチャレンジしてみてほしい。

寺泊沖のコマセマダイの基本仕掛け。ハリス長10mのコマセ釣り

竿は2.1m〜3.6mの軟調マダイ竿がベスト。この時期は手持ち竿ではなくロッドキーパーに掛けて静かにマダイが船下に入って来るのを待つスタイルとなるので、ビシを暴れさせない事が大切である。
リールはドラグ性能の良い小型電動リールがもっぱら使われている。浅場の釣りなので小型の両軸手巻きリールでも良さそうであるが、エサ取りが活発な日にはハリスが馴染んだ頃には付けエサがない状態となり、相当数の手返しが要求されるので電動リールがお薦めである。
テンビンに80号のプラビシかステンカンを使う。
ハリス長は10m。5号以上を使う。乗っ込み時期は魚が浮いている傾向にあるので重たい仕掛けは向かないケースが多い。
潮になじみやすいストレートハリス仕様や軽めのウエイトスイベルを使った2段テーパー仕掛けを基本とする。
テーパー仕掛けの場合も出来るだけ自然に漂う付けエサを演出するため、上ハリス7号〜8号4m、下ハリス5号〜6号6mと通常とは違う長さ配分が効果的な場合もある。
クッションゴムはハリスの太さに適したものを必ず使う事。モンスター級によるハリ折れ、ハリののびが確認されているので、ハリはマダイバリの11号以上が強度の点からもお薦めである。
朝一番や夕方、潮の濁りがきつい場合は夜光タイプが有効である。今期の直江津沖は赤系の夜光バリが良かった事を申し添える。
付けエサとなるオキアミは、以前のような3Lサイズの入手は困難である。二匹の抱き合わせによってシルエットを大きく見せてマダイにアピールしてみよう。
また、只今試行中であり、効果のほどは未知数であるが、抱き合わせる方のオキアミをボイルタイプにする事によって浮力を稼ぎ、ナチュラルフォールでマダイにアピールしてみるのも一手かと思う。

寺泊沖のコマセマダイ釣りの釣り方。ズルズルのドラグ設定は厳禁

置き竿による静の釣りとなる乗っ込みマダイではあるが、船長から誘いの指示が出た場合は積極的に誘いを入れよう。
ただし急の付く動作は一切禁止である。
また、乗っ込みマダイは捕食の際は浮くので、指示ダナより下への誘いを入れても食い気のないマダイにエサを見せているだけで誘いの効果が少ない。
潮上の釣り座の場合はロッドキーパーに掛けたまま指示ダナからゆっくり3m〜5mビシを巻き上げ、5秒程待ってから指示ダナまでゆっくり落していく。
潮下の場合は手持ちに切り替えて竿先をゆっくり上げて5秒程待ち、元の位置へとゆっくりと戻していく誘いを入れると効果がある。
浅場で狙う乗っ込みマダイは浮き袋に水圧の影響を受けないためタモ入れまで気が抜けない。
上越・直江津エリアの乗っ込みマダイは比較的根がきつくないポイントで釣るため、ヒットから2色(20m)以上道糸を出されてもハリ折れやハリス切れ以外は取り込める確率が高い。そのためリールのドラグ設定は緩めが基本である。
しかし、寺泊エリア、特に落水沖のポイントは魚礁が点在しているため20mも走られれば先ずは根擦れによるハリス切れの憂き目にあってしまう。このためドラグ設定はきつめにし、ハリスの強度を頼りにやり取りする事となる。
このためクッションゴムの選択も大切になるのである。
現在ではハリスの強度は直線強度のみならず、結束によるダメージも含みメーカーの努力によって上がってきている。5号であれば5㎏までのマダイは取込めるところまで来ている。
ただし、一度でも靴で踏まれたハリスの場合、話は別となる。強度は半減するものと考えてほしい。滑り止めマットを活用する等、船中でのハリスの扱いにも注意を払ってほしい。

寺泊沖の夜スルメ&ムギイカ釣りの釣り方。使用オモリはノーマル

夜釣りの定番は寺泊と佐渡とのど真ん中、越佐海峡のムギイカ・スルメイカ釣りである。水深は200m以上あるが夜焚きでイカを浮かせる釣りなので従来の胴付きノーマルタックルで落とせる下限のタナは40m、寺泊港前の「釣り具のトミー」の社長考案のライト・スルメタックルで50mである。
使用オモリはノーマルでナス型80号、ライトでホゴ型40号が基本である。
ロッドはそれぞれのオモリ負荷に耐えられるものを使用する。ノーマルではマダイ竿を流用する事も可。
ライトの場合は2m程度のライトジギングロッドかイカメタル用で硬めのものがベストチョイスとなる。
リールはノーマルで電動小型、PE4号なのでこちらもマダイ用が流用できる。
ライトではベイトリールや小型電動リールにPE0.6号〜0.8号を200m。リーダーは3号を用いる。
ライトスルメの仕掛けは図の様に自作も可能であるが、プラヅノも使えるスナップを使った「釣り具のトミー」オリジナルの3本バリ仕様のイカリーダーをお薦めする。
ライトスルメが初めての方は、「釣り具のトミー」が仕立てた乗合船もあるので申し込んでみると良い。
先着順ではあるがライトスルメ専用のレンタルタックルも数組準備されている。
残念な事に寺泊の全ての遊漁船でライトスルメタックルの使用を認めているわけではないので、電話でお店に相談してから船宿に予約を入れた方がトラブル防止になる(「釣り具のトミー」℡0258・75・2721)。また、出船前にはお店に立ち寄り、釣り方について一通りの説明を受けることもお薦めする。ホームページ・ブログにも濃い情報が満載である(https://fishing-tommy.com/)。
ムギイカ・スルメイカ便の出船時間は偶数日が18時30分、奇数日が18時40分。30分前までに集合となる。ポイントまでは出港から45分ほど。沖揚がりは23時である。

以上の記事は「つり丸」2018年7月1日号の掲載記事です。

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