銭洲はカンパチの反応が濃いぞ。泳がせはエサの確保。ムロアジを制してカンパチを制せ!


「とび島丸」船上、松本市斉藤圭司さん。南センバでカンパチ9.5kgキャッチ。

福井市の堀井信之さん、レンタルタックルで見事11kgカンパチゲット! デカムロアジを食うカンパチはやはり大型だ。

「龍正丸」に乗った下田市須崎の堀江健生さんは、銭洲も泳がせ釣りも初めて。ハガツオとこの大ダイを釣り上げて「はまっまちゃいますね。次はカンパチを釣ります!」。

ハガツオはおいしいゲスト。大事に持ち帰ろう。

銭洲はさまざまな顔を見せる神秘的な岩礁だ。
「チビムロの沸きがどうやら遅れているようだよ。冷水塊が影響しているのかな。でも、潮の流れ方次第で状況は一変するから、これからが楽しみだよ」とは、海の状況に詳しい「第18とび島丸」の鈴木健司船長。
チビムロが確保できて、潮変わりのタイミングで生きのよいチビムロを投入できれば高確率。デカムロと呼ばれる30㎝以上のムロアジしかない場合は、ムロの大きさに比例する10㎏オーバーのカンパチやヒラマサがタイミングよく回遊していれば、それを投入するとチャンスアップ。8月中はそんな釣況であった。
「潮の流れ次第、ってところはあるけど、銭洲はカンパチの反応はかなり濃いよ。泳がせはエサの確保。気合入れてムロアジ釣ってくださいよ!」と、さわやかな笑顔で答えてくれたのは、銭洲遠征船のベテラン船長、下田「龍正丸」の鈴木豊さん。
二人のベテラン船長が話すようにカンパチ釣りではエサ釣りがどれだけ重要か、お分かりいただけただろうか。
“ムロアジを制してカンパチを制す”を肝に銘じてカンパチ釣りに臨もう。
上の記事は「つり丸」2012年9月15日号の掲載情報です。
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銭洲の岩礁際に群れるムロアジを狙う。