トップ66本の上々の釣果。シーズンはまさに佳境を迎えている


ポイントには船団が形成される

高活性のときは手返し重視。豪快に抜き上げよう

エサ釣りで楽しんでいた釣り人。当日は手返しの早さでルアーに軍配が上がっていた

青物と勘違いするくらトルクフルばファイトを魅せるタチウオ

66本を仕留めて船中トップとなった寒川町の出町誠さん。「タチウオは久しぶり。マルイカやカワハギもやるので忙しくて」。テクニカルな釣りが得意なようだ

鋭い歯にはくれぐれもご用心。フックはペンチなどで外すのがよし

おいしいタチウオ釣れてます!

刺身に塩焼きでも絶品だね

少し小ぶりだけどサイズ問題ないよ

ツヤがあって綺麗だ

本命ゲットに思わず笑顔に…

狙い通り? のマゴチも登場

ラインカットなどのトラブルもある。タックルは複数セット用意したい

タチウオの反応が表層付近に出ることも多い。ワームの独断場になることもある。必携だ

取材日トップ釣果を記録していた方のヒットルアー。XESTAのアフターバーナーヘビー100g

60〜150gまでメタルジグは幅広くそろえておこう

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「太田屋」。
「うちでは6月に入ってから出船を始めましたが、例年並みというところでしょうか? 風やサバに邪魔されなければ、まずまずの釣果が出ていますよ」
と話す、金沢八景「太田屋」のルアー船担当、佐野一也船長。
前日は大苦戦。単船で必死に探し回り、後半になってやっと群れを当てた! そんな日の翌日に同船取材をお願いした。
「一年振りです」と船長が言う富津沖の15mダチで、朝一番からジグを落とした。
期待通り、タチウオの活性は上々! サイズこそ中型主体だったが、しっかりと身に厚みのある魚が多く、釣り応えは十分。みるみるうちに乗船者のクーラーボックスはタチウオで埋まっていった。しかし、数が釣れるとなれば型への欲が出るもの。
「大型を狙いに行きましょう!」
前日はドラゴン級が出たという、第二海堡周りを攻めた。残念ながら目論見通りにはいかず、サイズアップは果たせなかった。しかし、終わってみればトップ66本の上々の釣果。シーズンはまさに佳境。お早めの釣行をおすすめする。
以上の記事は「つり丸」2016年8月1日号の掲載記事です。
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ヒットレンジは表層だったりボトムだったりとさまざま。これが夏のタチウオゲームの特徴でもある