いつ群れが移動してしまうかわからない。釣れている時がチャンス


鳥の動きをよく見て、その進行方向の先にルアーを着水させる。そして、10秒ほどしっかりと沈ませてから引き始めよう

同じサイズであれば、カツオはキメジよりも引く。今回のサイズであれば、一気に数十メートルもラインを引き出す

頭を水面から出してしまえば勝負アリ!

この日は大型サイズのカツオの群れに遭遇。丸々と太った6kg級だ

こちらも6kg級の大型カツオ。リールのドラグを活かし、無理せずファイトしよう

ジグはキャストした後、しっかりと沈めることが重要。着水と同時に引いてしまってはヒット率は下がってしまう

「これは小さいよ」なんていう声が当日は聞こえたが、十分にいいサイズ。通常であればこれぐらいがアベレージだ

カツオは釣ったその日のモチモチとした食感が最高に美味しい!

キメジもまじった。ローテーションはないが、この魚は胴の間でキャッチ。胴の間でも十分にチャンスはある

ジグの選択はとても重要。60〜80gが主に使われる

タングステン製のジグにヒットが集中。シルエットが小さく、沈みも速い

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・飯岡港「幸丸」。
ここは千葉県犬吠埼沖。カツオやキメジに加えて、20㎏級のキハダまじりで絶好調なのだ。7月上旬の取材では、5〜6㎏という丸々と太った大型カツオの群れに遭遇。ギュンギュンロッドを引き絞り、猛烈な勢いでラインを出していく。アドレナリン大放出、非常にエキサイティングだ。
「今日はラインブレイクで終わってしまいましたが、デカいキハダもいます。群れがいる限りは追い続けますので、ぜひチャレンジしてください」と話す、「第一幸丸」向後恵一船長。
犬吠埼沖は相模湾と違って外洋のため、いつ群れが移動してしまうか分からない。釣れているときがチャンス! 今スグ「幸丸」へ急げ!!
以上の記事は「つり丸」2016年8月1日号の掲載記事です。
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見渡す限りの大海原で、カツオの群れの存在を知らせる手がかりのひとつが鳥。表層に見えるのはカツオが多いが、その下にはデカいヤツがいることも!