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開幕ダッシュを決めたスルメイカの仕掛け&釣り方をご紹介(幸栄丸)

開幕ダッシュを決めたスルメイカの仕掛け&釣り方をご紹介(幸栄丸)

今年も鹿島にアツい夏を告げる釣りモノがやってきた。汗を流しながらの釣りも夏の釣りだが、夕方からの涼しい風を浴びながら釣るのもこの時期ならではだ。そんなことも楽しめるムギイカ&スルメイカが、鹿島灘に入ってきたのだ。

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ビギナーや女性でも安心して楽しく釣れるのが、この釣りの魅力だ

船が安定するパラシュートアンカーを入れての釣りだから、揺れも少ない。まして探る範囲が50mまでと浅いので、ライトタックルでも楽しめる。慣れないビギナーや非力な女性でも楽しめるってワケだ

ポイントの水深は浅い。電気が効くと表層までイカの群れが浮く

開始早々ヒットかな?

二人仲良くダブルヒットだ!

女性でも簡単に釣れる!

多点掛けをして数を伸ばそう

本命をダブルヒット! 嬉しいなぁ〜

入れ食いになるとダブル・トリプルは当たり前

勢いよく水しぶきを吐き出す

少し小ぶりだけど食べるにはちょうどいいサイズだ

3点ヒット見事達成だ

サバが少ないときは、ブランコ仕掛けがバラシも少なく扱いやすい。また、サバが多いときは直結仕掛けが有利だ

シイラ回遊中。水面でイカを奪われないように!!

釣れたイカは早速沖漬けに

タックルはオモリに合わせて選択する。普段使い慣れたものでOKだ

船宿仕掛けはコレ

水中ライトは必携! 釣果に差が出るアイテムだ

ハサミと墨落としの歯ブラシは持参しよう

あっという間にカンタンに作れてしまうというおいしいイカ料理がコレ。イカの塩辛、イカと肝の包み焼き、イカゲソのガリバタ醤油、ゲソの唐揚げ、イカめし

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「幸栄丸」。

茨城・鹿島の夏と言えば、やっぱり半夜のムギイカ&スルメイカ。涼しくなる夕方からの出船で、例年、数釣りが楽しめるが、今期は開幕が遅れていて……。そんな心配をよそに、鹿島港「幸栄丸」が7月9日に試釣に出ると、いきなり爆乗りを記録。翌日から看板に掲げ、絶好調をキープしているのだ。
「始まりが遅れたってワケではなく、例年通りにイカはいたんだけど、試釣に出掛ける時間がなくてね。この感じなら今期もロングランで楽しめると思うので、みんな遊びに来て」と船長の小野和儀さんの声だ。
ポイントは、行程30分の真沖で、水深は35m。今後は、少しずつ深くなるが、探る範囲は変わらないという。
「集魚灯を点け、小魚を船の周りに寄せ、それを狙うイカを浮かすから、例え水深100m以上のポイントでも、探る範囲は水深40〜50mから海面までになるから」とのこと。
昼間のイカ釣りは群れを追った移動が激しく、投入&回収を繰り返すが、こちらは浮かせたイカを狙うので、投入器の必要性もなく、マイペースで仕掛けを落とせる。仕掛けも浮きスッテを基本に、プラヅノでもOK。それでいて数釣りが必至なら魅力的ですよね。
鹿島には屋形船こそないが、まさに〝納涼〟を楽しめるこの釣りで、夏の釣りを満喫しよう! なお、身の柔らかいムギイカは沖漬けに最適ですヨ!!

鹿島沖の夜ムギイカ&スルメイカ仕掛け。基本はブランコ仕掛け

本格的なイカ釣り専用タックルはもちろん、ライトタックルでも十分釣りが楽しめる半夜のムギ&スルメイカ釣り。ただし、乗船者のタックルバランスがバラバラでは、仕掛けを投入した途端にオマツリ騒ぎとなるので、「幸栄丸」では、使用ラインでオモリの重さを変えることを義務付けしている。
「PE1号以下ならオモリは60号。PE2〜4号ならオモリは80号。ハリ数(浮きスッテやプラヅノの数)が10本以上の人は、オモリ100号でウチは楽しんでもらってます」と和儀船長が教えてくれた。
つまり、使用ロッドは、ノーマルでもLTでも、このラインに合った重さのオモリが背負えるものをチョイスすればOKで、リールも手返しを速く行いたい人は小型〜中型の電動リールを使い、マイペース派なら両軸をセットすればいいのだ。
基本の仕掛けは、2.5号〜3号の浮きスッテのブランコ5本を推奨している。これはプラヅノの11㎝、イカのサイズが大きければ14㎝でもよく、さらには直結でも直ブラでも、混ぜ合わせでもよいと言う。
「それほど繊細な釣りではないからね。乗り出せば、ガンガン乗ってくるから。ただし、浮きスッテの赤白、赤緑は実績が高いので混ぜるといいかな。後は、サバが多い時は、日中同様、直結が有利だよね」と船長がアドバイスをくれた。
ちなみに、潮が濁り気味の時は浮きスッテ。澄み潮寄りの場合はプラヅノへ乗りが良く、LEDの水中ライトが効果的(サバがいたら外すこと)なことも覚えておきましょう!

ムギイカでもシグナルは明確。アタリダナを見つけて迎撃しよう!

基本は、ブランコも直結も同じでよく、まずは船長がアナウンスした指示ダナの範囲を絶えず打ち返して、アタリを捉えることから始めよう。
「指示ダナをアナウンスすると、いきなりその下ダナまでイッキに仕掛けを落とし込む人がいますが、それはNGです。この釣りはイカを浮かしています。つまり水面直下にいる場合もあるし、20m下にいるかもしれません。上から順に落とし込んで、下ダナまできたら、シャクリ上げて海面まで探るのがセオリーになるんです」と話す、船長。
具体的には、海面からの落とし込みではサミングを利用する。リールのクラッチを切った状態でラインを指で押さえ、それを滑らせて落とし込んでいく。落とし込む距離(長さ)は、3mから5m。落とし込んだら必ず止めを入れるのが肝心で、ここでてアタリを確認するのだ。
スルメは獰猛で、スッテやツノを下へ下へとグイグイ引きずり込む。20㎝クラスのムギイカでも、その力は強く明確にわかるので、すぐに判断がつくはずだ。
指示ダナの下まで探ってアタリがなかったら、今度はシャクリ上げの誘いを行い、タナを上げていく。これはワンピッチワンジャーク(ひと巻きひとシャクリ)でもいいし、2段シャクリでもいい。こちらもその都度、止めを入れてイカの抱きつきを確認すること。
こうして探っていくうちに、良くアタルタナがわかるので、今度はそこをダイレクトで狙い、効率良く掛けて数を伸ばしていくのだ。
数を釣る人は、この発見はもちろん、落とし込みのスピードや間、シャクリのタイミングなどを変えながら、仕掛けを人一倍動かしている。
釣れない場合は、良く釣る人を見て研究。真似してみるのも1杯への近道になると覚えておこう。   
納涼気分が味わえ、数がまとまる鹿島沖の半夜のイカ釣りに、さっそく出掛けて楽しみましょう!!

以上の記事は「つり丸」2016年8月15日号の掲載記事です。

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