例年9月はキハダが最盛期を迎え、大きな群れで回遊するので、オフショアルアー入門には最適な時期になる


野村海莉さんの2本目はたくみに誘って当日最大123㎝!

「昇丸」は仕立船なのでターゲットはアングラーが決められるが、何が起きるか分からないのでルアーはキハダ用とシイラ用の両方を持参しておきたい。

だが、多くの船が攻めるのでスレている。テクニックを総動員して攻略しよう。

ここ数年、夏の相模湾のターゲットとしてすっかり定着したキハダ。8月上旬の取材では残念ながら決定的チャンスはなかったが、取材後は「昇丸」でも続々ヒット中だ。例年では9月が最も盛り上がる時期。今期のアベレージサイズは20~30㎏だが、それ以上のサイズも多く回遊中なので、大型キハダを想定したPE6号以上のタックルを持参しよう。

野村さんの1本目はキハダ用タックルだったためアッという間にネットイン。

今回同船取材した横浜サンスイでは、3ヵ月間を前半・後半に分け、期間中の最大魚の合計全長で競うシイラトーナメント「横浜サンスイドルフィントーナメント」を開催中だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・長井漆山港「昇丸」。
今回は横浜サンスイが仕立てた長井漆山港「昇丸」に同乗取材。ターゲットはシイラメインで、あわよくばキハダも…という目論見である。
仕立船らしい和やかな雰囲気ではあったが、結果は北東の強風でシイラもキハダも超低活性。それでも、長井船ならではのイワシチャミング効果が奏功し、見事なサイズのシイラのキャッチに成功した。
例年9月はキハダが最盛期を迎え、シイラは90㎝から1m程度の中型サイズが大きな群れで回遊するのでオフショアルアー入門には最適な時期となる。どちらもタックルを万全にして出掛けよう!
以上の記事は「つり丸」2012年9月15日号の掲載情報です。
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「昇丸」は希望でチャミング用のシコイワシも用意してくれる。魚の浮きが悪いときには絶大な威力を発揮することも。