ルアータックル流用で楽しめる! 餌木をキャストして狙うスタイル


キャストして広く探ることができる。これがロッド&リールを使ったエギタコの利点

通常のカニテンヤ以上にバレやすいので、取り込みはなるべく玉網ですくったほうがよい

「僕はこっちのほうが好きなんですよね」とカニエサで好釣果を出していたアングラー

トップ釣果、8杯を記録したのは佐藤あけみさん。釣りは3回目の初心者。しかも唯一の手釣り! で独走した

おいしいマダコににんまり!

こんな大きなマダコが釣れました

刺身にゆでにタコ唐揚げでも美味しいね

アオリイカ用の餌木でも十分に釣れる。根掛かり対策のためにはカンナの下側をカットするとよい

船長おすすめリグ。餌木と遊動式にセットした小田原型もしくはナス型オモリの組み合わせ。餌木、オモリの号数は試行錯誤中だが、船長は20号くらいのオモリを推薦!

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・船橋「フレンドシップ」。
以前もお客さんの希望で狙うことはあっても、今期のように乗合出船することはなかった、という。
「キャストして広く探ったほうが数が伸びることも多いんですよ」と話す、船長。ルアー的? に、餌木をキャストして狙うスタイルが中心だが、カニエサを使ってもいいし、昔ながらの手釣りで楽しんでもいい。自由だ。
取材日は袖ケ浦周辺の水深4〜7mを中心に釣った。今期の最高記録はひとり21杯とのことだが、数はやや減少傾向ながらサイズがアップしている、という。
ひと流し目から型が出た。その後もポツリポツリと続き、途中、潮止まりは苦戦タイムもあったが、最終的にトップで8杯を記録。1㎏アップも数杯まじり、まずまずの結果に落ち着いた。
今年は沸きのよい東京湾のマダコ。今後も期待は十分だが、本誌発売時は最終戦に突入しているはず。釣って楽しく食べて旨いマダコ。ルアータックル流用で楽しめるので、ぜひとも挑戦していただきたい。
以上の記事は「つり丸」2016年8月15日号の掲載記事です。
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取材日は千葉県の袖ケ浦周辺を中心に釣ったが、状況次第では神奈川県側に向かうこともあり