船がいないからやりたい放題! 船がいないからナブラが沈まない!


イカのポイントよりも近い場所のいたる所でこのような光景が!

見えていたのがキメジだったので、それかと思っていたら…。その下にデカイのがいたのだ!

取材日の1本目は23㎏! 2日続けて乗船し、なんと前日にも17㎏をキャッチ!

最後の流し、大ドモにいた黒巣明さんのプラグをデカキハダが大きな水飛沫と共に襲った!

大粒の雨が降る中、ずぶ濡れになりながらファイト。そしてついに、浮島船長のカギが決まった

船宿レコードとなる33㎏! ブルーフィッシュ100g(カーペンター)の誘い出しだった

ランディング後、浮島船長や乗船者とガッチリ握手!

「ちゃんとキャストができる人が釣りますね」とは浮島船長。一人で3本キャッチしたアングラーも。ちなみに、バラシは…多数! デカサイズのバラシも…

これが犬吠埼のキハダだ!

貴重な一本を釣り上げた

ロッドはオフショアスティックGTK-77SJ(スミス)、リールはソルティガ(ダイワ)、ラインはPE5号、リーダーは110ポンドだった

下船後の検量でピッタリ33kg!

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎港「信栄丸」。
ポイントは太平洋の大海原だけに出船すれば必ず群れに遭遇するという保証はないが、当たれば爆釣となる可能性も高いのがここ犬吠埼沖の特徴だ。
というのも、船がいない! ナブラはいたるところにあるのに、攻めているのは自分たちだけ! というパラダイスのような状況なのだ。船がいないから、魚がスレていない。スレていないから、ナブラが沈みにくい! ルアーへ反応もすこぶるいい!! ベイトは小さくとも、その巨体を大きくジャンプさせ、巨大な水柱を上げて大型ルアーに猛然と襲いかかるのだ。
「魚をヒットさせる人は、ちゃんとキャストができる人。最低でも50mは投げられるようにしておいてください。魚がいる限りは追い続けますよ!」と話す、「信栄丸」浮島和雄船長。
さあ、今がチャンス! 波崎へ急げ〜!!
以上の記事は「つり丸」2016年9月1日号の掲載記事です。
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どこまで行っても船がいない! ベイトはシラスよりちょっと大きめのカタクチや小型のスルメイカ。だが、ヒットは大型のトップウォータープラグに集中