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強烈な引きと極上の味をぜひ! ワラサシーズン開幕(一義丸)

強烈な引きと極上の味をぜひ! ワラサシーズン開幕(一義丸)

三浦半島剣崎沖には毎年毎年〝律儀〟にワラサの群れがやってくる。今シーズンは例年並みと言える8月上旬に食いだした。「今年は今のところ3㎏未満のサイズが多いですが、反応はまずまずですよ」と、剣崎松輪「一義丸」の北風謙一船長は言う。


誘いとコマセワークがカギ。マダイを釣る感覚でカンパチを釣ろう

ポイントは松輪瀬の吉野瀬。マダイの名ポイントでもある

「探見丸」を使うベテランも多い。チャンスタイムを逃さない

強烈な引きがロッドを曲げる。この瞬間がワラサ釣りのたまらない魅力だ

今シーズンは3㎏未満が多いが、腹がパンパンのうまそうな魚が多い

すでに2ケタ釣果もでている

「マダイと同じように誘って釣ったほうが釣れるよ」と常連さん

朝イチに食ってきた美しいマダイ。ワラサ狙いのときは大型マダイもチャンス

日中に来たマダイ。「ワラサが一段落したら、ハリスを細くしてマダイを狙っています」

宣言どおりマダイをゲットした

タナは海面から。リールだけでなく道糸で正確に

付けエサはオキアミ1匹掛けがいいという

最近はFLサイズを使う人も多い

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・剣崎松輪「一義丸」。

手軽にチャレンジでき、初めてでも高確率で手にできる大型青物と言えば、ワラサをおいてないだろう。海中に突き刺さるロッド、ラインを勢いよく引きずり出す強烈な引き。ひとたびこの引きを体験したら、もうアナタはワラサ釣りのとりこになること間違いなし! そんなワラサが三浦半島・剣崎沖で順調に釣れ出した。
「ここ数年は7月にスタートすることもあったけど、今年は8月に入ってから。まあ例年並みでしょう」と、「一義丸」の北風謙一船長は話す。
今シーズンはまだ爆発的な釣れ方は少ないが、それゆえマダイとの両狙いがおもしろく、常連さんにはたまらない展開なのだという。
「大型のマダイが出ているポイントがあります。8月も5㎏前後が結構食っているんですよ」
ワラサは3㎏未満のやや小ぶりが多いが、脂の乗りは最高。そして日によってはブリサイズのアタリもあるという。これから新群れも入って、いよいよバクバクのシーズンに突入する。

ワラサ仕掛け。ハリスは各号準備し、食いを見てチェンジをしよう

ワラサ釣りのタックルは、マダイ釣り用を流用する。絶好調のときは、ライト泳がせ用などのややヘビーなタックルで強引にやり取りするのもいいが、通常はマダイ・ワラサ用でOKだ。
ビシはプラカゴ、ステン缶をメインに使うが、サイズはL80号が標準だが、最近は一回り小さいFLサイズを使う人も増えている。コマセの使用量を抑えつつも、同等の釣果を出しているためだ。
ハリはマダイ11号前後、グレバリ12〜13号など。ハリスは6〜8号6mが標準だ。
ワラサは絶好調時、通常時、食い渋り時でハリスを変える必要がある。
「トップ5本ぐらいの釣れ方のときはハリス6号でスタートする感じです。朝一番は8号を使ったほうがいいですよ」
まあまあの食いのときの6号を基準に、「好調」なら8号にアップ、「絶好調」なら10号にアップ、「ポツポツ」や「食い渋り」なら4〜5号に落とすなど、状況に合わせてハリスを交換したい。
「ウチの常連さんはワラサよりもマダイを釣りたい人が多いから、少しワラサが落ち着くとみんな4号ぐらいにハリス落としてマダイを狙っていますね。ただし、やり取りができる人じゃないとおすすめしません」
慣れない人は落としても5号までにしておこう。
ハリスの長さは、通常時は6m、食いが渋くなってきたら8mと長くするのもありだ。
エサはオキアミを使用する。「最近はオキアミ1匹掛けの方が食いがいいよ。イカサンドとかあまり食わないよ。これで釣果が変わるぐらいだよ」とある常連さんは言う。
なるべく「自然」に近い形で釣るのが最近の傾向のようだ。釣り方も同じことが言える。

ワラサの釣り方。手持ちの竿でゆっくり誘いエサを動かし食わせる

最近のタナ取りは海面からの指示の船が多い。「一義丸」の海面から指示が出て、水深の変化に合わせてそのつど、アナウンスがある。最初の投入時は指示ダナの5m下までビシを落とす。
「タナは30mです」とアナウンスがあった場合は、35mまで道糸のマークを見て落とし、ハリスが潮に馴染むのを待ち、竿を大きく持ち上げてコマセをまき2m巻き上げ少し待ち、2回目のコマセをまいたら再び2mほど巻き上げ少し待ち、コマセをまいて1m巻き上げる。ここでビシは30mにきている計算になる。食いがいいときはコマセを一気に出す、逆の場合は少しずつにするなど微調整をする。
タナにセットしたら、すぐに置き竿にしないで、竿先を海面に向けて下げて、「スイッ、スイッ」と誘ってみよう。オキアミが「ピン、ピン」とはねるイメージだ。
この誘いで「ギューン」と食い込むことが多い。この誘いで食わなければ竿を頭上まで持っていき、ゆっくりとエサが落ちてくるのを演出してみよう。
これぐらいの誘いをして初めて置き竿にする。手返しは3分ぐらいで、周りが食っているときはインターバルを短くしてやる。
食いがいいときも誘いを掛けている人によくアタる。そして渋くなった時は、マダイを釣る感覚で、静かに誘い、誘い下げなどを頻繁に行い、魚に食い気を出させよう。

以上の記事は「つり丸」2015年9月15日号の掲載記事です。

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