北海道から来た深場初心者夫婦。今年もいい思い出ができたはず!


「やりました!」一年ごしの大本命、アカムツをキャッチ

夫婦なかよくアカムツを釣り上げ、満面の笑顔

東伊豆・富戸沖の深場釣り。今回はキンメとアカムツの両狙い!

ダブルでヒット!

キンメは2点掛け、3点掛けで!

こちらは大きなナンヨウキンメ

お土産にも最適だ

ご主人はスミヤキ初体験。「すごい歯ですね…」

深場釣りに関してはほぼビギナーのお二人だが、この釣果は立派!「大満足です‼」

タックルは「ミヤコマンド AC‐3JPC」と「アルファタックル ディープインパクト ライト(プロト)」

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・富戸港「ひろし丸」。
「やっと去年の夏の宿題が終わりましたね」。最後の最後で深海のルビーをつかみ取った二人を満面の笑みで祝福する日吉博船長。
昨夏に続き札幌から遠路はるばる、東伊豆は富戸港「ひろし丸」を訪れた友人の内山孝也・裕子夫妻。
初めて深海釣りを体験した昨年の夏には叶わなかったアカムツとの対面を期し、ネイルアーティストの裕子さんの爪には「DEEP ★」の文字が。ディープマスターから「マ」の字が抜けた上に黒い星。何とも不吉⁉️ だが、結果は48㎝・1.4㎏アカムツを筆頭にビッグなナンヨウキンメにキンメダイ9枚と大活躍。
「間抜けの黒星」はラスイチで大本命確実のビッグヒットをキャッチしながら、巻き上げ開始前にロストした筆者の方だと苦笑い。
今年も発泡箱3個分の釣果を北海道に送り出し「来年はぜひアコウダイに挑戦したい」と言う内山夫妻。「ひろし丸」と富戸沖深海の魅力に確実にハマったようだ。
アカムツ&キンメ仕掛け。貴重な当たりを見逃さずしっかり釣ろう

「捌きが難しくなり、手返しが落ちる」「現場でのメンテナンスが手間」「価格面が…」などの難点? から、特に入門者がしり込みしがちな「フジッシャー毛鈎+マシュマロボールのロングハリス仕掛け」。
高活性時には大きな差が出ない場合もあるが、特に富戸沖では全ての深海ターゲットに顕著な威力を発揮する。LTキンメでは朝イチの好機に4名が仕掛けを下ろし、使用した3人はパーフェクト、未使用の一人だけがノーヒットと極端な差が出たケースも。
フジッシャー毛鈎とマシュマロボールを併用する際は以前も紹介した富士工業「LTMラインスレッダー」が必需。オニカサゴからベニアコウまで、あらゆる太さのハリスに対応可能な優れモノだ。因みにバケカラーはキンメには紫系が◎、アカムツには青紫・橙・濃緑の3色、ベニアコウには青紫と橙が「鉄板」。ボールカラーは毛鈎とリンクさせるのが基本だ。
以上の記事は「つり丸」2018年8月1日号の掲載記事です。
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海面に現れたのは深海のルビー、アカムツ。ヤッター!