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7㎏級もある! 南房のコマセマダイは大型の期待ムンムン!【南房】

7㎏級もある! 南房のコマセマダイは大型の期待ムンムン!【南房】

コマセマダイは周年狙える釣り物だが、地域によって好期が異なる。春の乗っこみ時期が狙い目だったり、冬の落ちダイが狙い目だったりと、釣り場によって個性があるのがコマセマダイの面白いところでもある。関東近辺のマダイ釣り場の中で、梅雨明け後の真夏に面白くなるポイントが南房総千倉周辺だ。

夏シーズンにはちょっと早かった?

夏の南房はコマセマダイの好シーズン。大型マダイがボコンボコン上がる季節だ!

まじりでメイチダイやイサキ、メジナも。カンパチ、ワラサなどの青物も食ってくる。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・千田港「第一かどや丸」。

千田港の「かどや丸」へ取材に伺ったのは7月7日。まだ夏シーズンにはちょっと早い時期ではある。6月17日に7㎏の大ダイがあがったが、これは乗っ込みラストの群れだったようで、それ以降は小型が中心になってしまい、良型マダイはひと段落といった状態が続いていた。
出船時間の30分ほど前に船宿に寄ってお茶をいただきながら的場良明船長の話を伺う。ここのところマダイ場の潮が澄み気味で調子はいまひとつらしい。「かどや丸」がマダイを攻めるのは千倉沖~千田沖、白間津沖~白浜沖、そして布良瀬が主なポイントになる。今日は布良瀬まで行ってみるという。布良瀬は7月からオキアミコマセの釣りが解禁となり、マダイの他に多彩な青物がまじるポイント。解禁して間もないポイントでの一発大物狙いに心が躍る。
千田から布良瀬までは約40分ほど、野島崎灯台を横目に西へと走る。水深は30m、タナは底からハリス分という指示が出た。
ハリスは4号8mが標準だ。3号を使っても良いが、青物がまじることが多いこと、浅場なので大ダイのダッシュが強烈なことから4号を使うのをおすすめしたい。ビシは底まで落とさずに、海面からのタナ取りをした方がエサ取りを寄せない効果がある。
この日はまずビシを海面から27mまで落とし、コマセを振りながら22mまで上げてくる。エサ取りや潮の流れによってタナを調整してその日のアタリダナを探す。エサ取りが多ければタナを上げ、潮が速ければタナを下げるのが基本になるが、魚の活性や潮の澄み具合によってアタリダナは変わってくる。そのアタリダナを探すのが、南房コマセダイの面白さでもある。

小型ポツポツの後、2kg級が浮上!

「かどや丸」は、千田沖から東西の広いエリアを探って大ダイを狙う。

最初の流しから、マダイの型は出るものの、300gの小型ばかりだ。
メイチダイ、イサキ、メジナの外道は顔を出したが、皆が狙っている良型マダイはなかなか顔を出さない。原因は潮が動いていないことと、潮が澄んでいることのようだ。マダイ釣りに最適な条件は、潮がトロトロ動き、薄濁りで、空が曇っているときだが、この日は澄み潮で動かず、さらに晴天というシビアな状況での釣りになった。
マダイの反応は随所にある、しかし口を使わない。船長は布良瀬の西側、東側と食い気のある反応を探すべく移動を繰り返した。そして、大ドモの釣り人にマダイのアタリが来たのは9時過ぎだった。置き竿の穂先がグイッと押さえ込まれ、釣り人は急いで竿を手にした。ドン! ドン! シャープに竿先が引き込まれている、浅場なのでマダイの引きはそのまま竿先に伝わってくるようだ。慎重なやり取りの末に浮いてきたのは2㎏の綺麗なマダイだった。
このサイズのマダイでもスリル満点の引きをみせてくれるのが、浅場の釣りの特徴。5㎏クラスともなれば、青物のような走りを見せることもある。

大ダイの魚拓は、7月、8月に集中

なんとも綺麗な魚である。

やっと良型マダイの型が出た、これを見て全員張り切って気合を入れ直すが、残念、時合は一瞬だった。この後、ハリス切れやハリ外れのバラシもあり、船中3枚がこの日の釣果となった。
「良くない日に取材にきちゃったねぇ」と常連さんらに慰められたが、この記事が紙面に載るのは8月。その頃は例年なら夏マダイの好機に入っているはず。船宿ブログ等で釣況をチェックして欲しい。この日も澄み潮で食い気は無かったが、反応は随所に見られていたので、潮が動けばアタリはもっと増えるだろう。
「かどや丸」の待合に張られている大ダイの魚拓をみると、7月から8月の夏場に釣れたものが多い。浅場で食わせるマダイの強烈な引きを味わえるのが南房の魅力だ。私はボウズになってしまったが、これにめげずに8月になったらリベンジに来よう。
「これ持ってきなよ」とお土産にもらったのは安房漁協産サンマの丸干し。実はこれ私の大好物。家に戻って、焼いたサンマを肴に飲んだビールは、マダイボウズのせいかいつもよりほろ苦く感じたのでした…。

以上の記事は「つり丸」2017年8月15日号の掲載情報です。

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