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パワーファイト必至のカツオとバトル!仕掛けから釣り方まで(福将丸)

パワーファイト必至のカツオとバトル!仕掛けから釣り方まで(福将丸)

今期は少々遅れ気味だった駿河湾のカツオが、ついにスパーク。7月25日にご覧のような疾風怒濤の食いを見せ、開幕したのだ!!「6月の終わり頃から気配はあったんだけど、なかなか釣果に結びつかなくてさ。これでようやくスタートって感じだよね」と笑顔で語ったのが、西伊豆戸田港「福将丸」の眞野康臣船長の声だ。

perm_media 《画像ギャラリー》パワーファイト必至のカツオとバトル!仕掛けから釣り方まで(福将丸)の画像をチェック! navigate_next

黒潮の弾丸・カツオ開幕!太ハリスを用いたゴリ巻きで迎撃開始!

僚船と協力してカツオの行くてを止めて迎撃。共に釣果を揚げるのが当地のカツオ釣りだ

これぞ駿河湾スタイル! アワセを入れたら間髪入れずにゴリ巻き!

ロッドをひん曲げるパワーで走る黒潮の弾丸・カツオと一騎打ち!

︎取り込みは周りの人に協力を求めて、タモで確実に行うこと!

仲良く三人で記念写真!

「丸々太って、旨そうだよね」とご満悦の常連さん

ハリスはフロロなら20号。ナイロンなら30号を使う当地。ハリス切れの心配がないので、カツオの顔をこちらに向けて、ガンガン巻いて寄せる。もたもたしてると周囲とオマツリするので注意

「竿先が微妙にブレる前アタリの後、ひったくるような衝撃でヒットしました」

この日のポイントは、田子沖。船長の指示ダナは10~15mだった

本命ゲットに一安心だ!

刺身もいいけどカツオはやっぱりタタキだね

下船後の検量で4080g。血抜きをしてこの重さなら納得のサイズと言えよう

ロッドはキハダ用、またはライト泳がせか青物用で、2.4m前後。リールは中、大型電動またはドラグ力のある両軸にPE10号を巻いて挑もう

ビシはL80号。ステン缶でもOK

エサは1本掛け(付けエサは持参すること)

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・戸田港「福将丸」。

駿河湾のカツオ釣りは、ハンティングそのもの。ソナーや魚探を駆使しながらも、最後は船長が肉眼で群れを捉えてエンジン全開で追いかける。僚船と協力しながらも、我先にと群れの頭に船をつけるシーンは圧巻で、投入のタイミングを待つ釣り人達も、今か今かと大興奮ものとなるのだ。
「今回攻めた田子沖は、居着き気味だったので、それほど荒々しくはなかったけど今後は追いかけまくる釣りになるハズ。その間に準備を万全にして、いつでも投入できるようにして下さいね」。太目のハリス20号2m前後の1本バリで挑むのも当地の特徴で、掛けたらゴリ巻きでガンガン寄せてカツオを浮かせてタモ入れに持ち込む。一本釣りあげた後は、汗が噴き出るが、達成感でいっぱいとなる。これから新しい群れもどんどん入る駿河湾のカツオ釣り。激アツのパワーファイトを楽しむなら、今ですよ!

駿河湾のカツオ仕掛け。ライト泳がせ用タックルか青物用のタフなものを用意

駿河湾のカツオ釣りは、一撃で仕留めるハンティング的な釣りを展開する。つまり相模湾で行う釣りとは根本的に考え方が違うことなる。
「カツオ対人間の力比べと言えば、分かりやすいかな。チャンスタイムには掛かったらガンガン巻き上げて数を伸ばす釣りになるので、まずハリスが切れないことが大前提となるんだよね」と船長は話す。
そのための使用ハリスはフロロであれば20号(18~22号用意)。ナイロンなら30号を使用する。そしてタックルは、そんなハリスがバランス良く使えるものチョイスする。
ロッドは、ライト泳がせ用か青物用。また昨今ブームのキハダ用もオススメできる。長さは2.4m前後が仕掛け捌きが良く、使いやすい。
リールは、ドラグ性能の良い、中、大型電動か中型両軸のいずれでも良いが、ビギナーには電動を推奨する。電動オンでファイトをした方が、スムーズにラインが回収できるからだ。
道糸はPE10号。大型片テンビンに、ビシL80号をセットし、ハリスをテンビンの環かサルカンに直接結ぶこと。スナップに結ぶと飛ぶことがあるので要注意だ。なおハリスの長さは3mまでだが、エントリークラスの方は2mまでにした方が無難。取り込みやすさが、これだけで倍増する。
ハリはヒラマサの16~17号が「福将丸」の定番だ。

駿河湾のコマセカツオ釣り。エンジン全開でスタンバイ! 投入合図の直後がチャンス

今後は例年通り、カツオの群れを探し出して迎撃するスタイルが予想される当エリア。群れの発見には、肉眼(トリヤマやナブラを見つける)はもちろん、ソナー(超音波を使って船の周りの魚群を捉える)も欠かせないが、駿河湾には、さらに独特な群れの見つけ方がある。
「僚船と協力して群れを探すんだよね。みんなで手分けしてアチコチ出掛けてさ。で、見つけたら無線で呼び合うんだよね」。
仲間の船が集結したら、まさにそこはハンティングワールドと化す。僚船同士が暗黙の了解で群れを囲んだり、時に爆音を立てて群れの進行方向に船を先回りさせて投入合図を出す。カツオの群れは、仕掛けが入った直後に船下を通過するのでバリ食い状態となるのだ。
そんなワケで、船のスピードや向きが急に変わったら、迷わずスタンバイ。チャンスに遅れないよう、コマセをビシに詰め、ハリにエサを付けて投入合図を待とう!

アタリから取り込みまで。ファイトはキーパーに掛けて、とにかくゴリ巻き

船長の投入合図で、首尾良く仕掛けを落としたら、素早くタナ取ってアタリを待つ。
「カツオは活性が上がると、どんどん海面近くに上ずってくるけど、最初に出す指示ダナは、上から10~15mくらいが多いよね」と話す、船長。
その指示ダナへのセット法は、通常のコマセ釣り同様、指示タナより3m程、ビシ(仕掛け)を落とし込み、1m間隔でコマセを出してタナまで持ってくればOKだ。
一般的なカツオのアタリは、コツコツとかフワッと竿先が上下するような前アタリが出て、その後イッキにロッドが絞り込まれる。ビギナーはもちろん、手慣れた釣り人でも、最初はその突っ込みに翻弄され、のされて後手を踏みがちになる。そんなことを避けるためにも、前アタリを捉えたら即、アワセを入れて主導権を奪おう。そしてファイトを有利に進めるのだ。
何度も言うが、駿河湾のカツオ釣りは、1匹を大事にやり取りして獲る釣りではない。
主導権を握った後のファイトを楽しみたい気持ちもわかるが、ここで、もたくら(力負け)していると、周りとオマツリしてしまうので、早目にロッドが安定するキーパーに掛けてゴリ巻き。速やかに取り込みに入ろう。
「それでも黒潮の弾丸・カツオのパワーは、体感できますからね。ちなみにファイトを制するコツは、ドラグをロック気味にして、リールを巻ける時にどんどん巻く! バリバリ巻く! 休まず巻くことに尽きる」そうだ。
そうしてカツオを寄せてきて、ビシが海面に出るようになったら、ランディングの準備に入ろう。
やり方はイラストに紹介した通りで、注意点はビシをコマセ桶の中に入れないこと(カツオが再度走り出した時、ビシが枠に引っ掛かり口切れの元となる)。
カツオは、頭さえ水面から出せばおとなしくなる。ハリスを掴んだら顔を浮上させるように持ち上げて弱らせ、その後、速やかに隣の人などにタモ入れを頼んで取り込もう。
なお、カツオ釣りにはオマツリが付き物。お互い声を掛け合って、お互い様の精神でチームワーク良く、協力しながら釣果を揚げて下さい!

以上の記事は「つり丸」2018年9月1日号の掲載記事です。

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