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カカリ釣りで楽しめる! ビシアジ釣りの仕掛け&応用編(広川丸)

カカリ釣りで楽しめる! ビシアジ釣りの仕掛け&応用編(広川丸)

東京湾のビシアジは、かれこれ盛んになって40年以上を経過している。イワシのミンチを使用するこの釣りは、コマセ釣りの原点であり、いまもなお盛んに行われている。タックルの進化でつり丸が推奨してきたLTアジ(ライトタックル)もすっかり定着し、こちらも大人気。

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ファミリー・ビギナー大歓迎! 沖釣り入門に昔ながらのビシアジ釣りが最適

ポイントは走水沖水深40m前後。入れ食いモードに入ると全員ヒットも珍しくない

爆釣モード中は軽快な抜き上げを決めよう!

一荷連チャン! クーラー満タンもアリ!

入れ食い中に数を伸ばすには手返しの早さが大事。アジは軽快に抜き上げよう。活性が高いときはハリ掛かりもよくバレは少ない

良型のアジをダブルでゲット!

30㎝を越える良型アジも活発。入れ食いになった

大アジは細めだが引きは強烈

なんと沖釣りデビューは7歳という海斗くん。大アジの引きを満喫中

この日は9歳の誕生日という佐藤海斗くん。おめでとう!

風がある日は船上干しOK

希望で船上干し用のロープを張ってくれる安田船長

貸し出し用のビシ、エサのイカタン、タオル、仕掛け1セットが料金に含まれている

船宿仕掛けはハリス3号2m。2本バリ。これでヒラメもあがってくる

付けエサは赤タン。このようにハリの先端に付ける

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・走水港「広川丸」。

夏が旬のマアジが絶好調だ。ポイントは東京湾走水沖。潮の流れが速いことで知られる海域だが、ここで釣れるマアジは食べて絶品だ。
「ここのところ、中アジ主体に絶好調でアジが食ってます。うちはアンカーをうってのカカリ釣りがメイン。とにかくのんびりと釣りを楽しんでください」と話す、走水港「広川丸」の安田隆船長の言葉。
「広川丸」は、いまでは少なくなったカカリ釣り専門のビシアジ船。潮の流れ方でいったんアジにスイッチが入ると、その食いっぷりは半端ない。まさに入れ食いの言葉がぴったりの状況だ。
「ビシアジ釣りは沖釣り入門に最適な釣り物ですから、とにかくビギナーの方でも気軽に釣りを楽しんでもらえるようにと、常に心がけてます。手ぶらで来てもらっても大丈夫です。この夏にぜひ遊びに来てください!」と安田船長。ベテラン釣り師には、泳がせ釣りもオーケーという。すでに、今期は釣ったアジを泳がせてブリもキャッチ中。晩夏から秋に次々に湾内に回遊してくるワラサやブリ、今後ますます期待できる。
釣況は毎日更新されるホームページをチェック。船長の奥さんがこと細やかにその日の様子を解説中でとても分かりやすくおもしろい。午前と午後便を利用してぜひ!

ビシアジ仕掛け。タックルはフルレンタルOK! ビシと仕掛けは船宿のものを

「広川丸」では、極端な話、手ぶら釣行もできる。ロッド、電動リール、ビシ、仕掛けは、すべて船宿で用意してくれるから。
魚を入れるクーラーは? という問いは、残念ながらNGだが、なければ船宿でクーラーをかりて、下船後は発砲スチロールに入れて持ち帰るというのも可能だ。いずれにしても、多くの沖釣り初心者を相手にしてきている安田船長なので、安心して対応してくれる。
ここまでビギナー向けの話をしたが、もちろんベテラン釣り師たちも満足できる。
持参するタックルはロッド、リール、クーラーのみで、ビシと仕掛け、ロッドキーパーなど船宿のものを使うが近年のビシアジ釣りの定番スタイルといえよう。
ビシはここでは150号を使う。イワシミンチの場合、使用するイワシのミンチの粒の大きさにより、適正のアミカゴの網の大きさが異なる。だから、船宿のものを使うのがベスト。荷物もかなり軽減できる。
仕掛けはハリス3号2m、銀ムツ11号2本バリだ。なぜ、3号かというと、ゲストも確実に釣ろうと目論んでいるため。もともとは大アジ専門だったための3号だが、ゲストにまじるマダイやクロダイ、ヒラメなどはハリスが3号だと、キャッチ率はかなりアップする。

広川丸のビシアジ釣り。タナは底から3m。軽くコマセを振り出して置き竿で待つ

釣り方だが、このビシアジ釣りは超シンプルだ。
エサは船宿で配られる赤タンが主流。持参するならアオイソメ、長くても1㎝ほどでよい。そのほか、マダイを狙うならサバやサンマの切り身を持参しよう。
エサをハリに付けたら、コマセのイワシのミンチをアミカゴのなかへ入れる。基本はパンパンでよい。
その後、竿をロッドキーパーから離し、竿を脇に挟み持ちしたらテンビンを掴み、振り子の要領で少し沖目にビシを投げ入れる。
ビシが着底したらすばやく糸フケをとり、1mリールを巻き上げたらそこから軽く数回に分けてコマセを振り出しながら、指示ダナの底上3mへ。そこで置き竿で待つ、というのが、 「広川丸」流。
魚の活性が高いとタナをとった直後に魚信が訪れるが、基本的には、カカリ釣りでは魚の回遊待ちだ。置き竿で静かに待っていると、「クンクンクン」と竿先にアタリがでる。そこから手持ち竿で電動のスロー巻き上げのやり取りで海面まで上げるというのが、一連の流れ。
食いが渋いときは、取り込み時は必ずタモ入れをする。逆に魚が高活性時、つまり入れ食い時は、ゴボウ抜きをする。こんなときは、不思議とハリの掛かり所がよく、抜き上げ時のハリ外れは少ない。

広川丸のビシアジ釣りの応用編。ビシは変えずにロッドをライトにしてみよう

ビシが150号のため、かなり頑強なロッドを使用しているのが現状だが、最新の竿はブランクが細く軽量でしかも強い。2m前後の7対3調子、または8対2調子の操作性のよいゲームロッドなど使ってみよう。電動リールは通常のものでよいが、道糸はPE4号で十分。こうすることでいままで捉えられなかった、アジのアタリや引きが味わえるようになる。
さらに、余裕ができたらクッションゴムを外してみよう。
時代と逆行しているような行為に思えるだろうが、ゴムを着けないと、魚の引きはよりダイレクトに竿に伝わり、引きを楽しめるハズだ。意外と魚はバレないものだと実感できるハズである。
食いが渋いときなどは、掛かりどころもよくないことが多いのでクッションゴムは付けたほうがよい。
安田船長は、アジの泳がせ釣りが大好きという。一般的には乗合船での泳がせ釣りはタブーとされているが、「広川丸」では、状況に応じてつまり、周りの人たちに迷惑をかけないようなら生きアジの泳がせ釣りが可能。どうしても船の四隅付近に限られてしまうが、仲間同士で並んで釣るならば、胴の間でも可能という。いずれにしても、船長の許可は必要だが、ホームページでもアップされているようにかなり、融通が効く船宿であることには間違いない。
今期すでに10㎏のブリがキャッチされている。シーズンはこれからなので興味ある人は活用してみよう。
ある程度の風がある日限定だが、「広川丸」ではアジの開きの船上干しをさせてくれる。釣ったアジを船にあるまな板の上で開きにする。バケツに海水とひとつかみの塩、コップ1杯の酒を入れ混ぜ合わせたものにアジの開きを入れ約20分浸けた後、専用のロープにアジを干す。約3時間ほど干せれば完璧だ。干物にするなら、干し時間を考えて、初めに釣り上げたものを干すようにしよう。

以上の記事は「つり丸」2018年9月1日号の掲載記事です。

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