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真夏も元気なショウサイフグ! 大型主体で引き味抜群(野毛屋)

真夏も元気なショウサイフグ! 大型主体で引き味抜群(野毛屋)

ほぼ周年楽しめる東京湾のショウサイフグ釣り、いわゆる「湾フグ」だが、とくに人気が高いのは初夏と秋のシーズン。初夏には産卵で浅場に集まる良型、秋には当歳魚などの中、小型主体に群れが固まり数釣りができる季節だ。

秋が近づくと数も上昇! 40cm級も掛かって釣り応え食べ応え抜群

狙うポイントは8mほど。10m以浅の浅場中心だ

キャストして広く探るのも効果的

3~5秒に1回くらいの間隔でシャクって空アワセを入れる。待ちの間にアタリを感じたら即アワセ!

グッドサイズ! 食味も満点の高級食材だけに、大型は食べる楽しみも大きい。刺身、唐揚げ、フグ鍋と、フグ屋さんのコースメニューみたいな味わい方もできるぞ!

良型を掛けたなおちん。重量感のある引きを楽しみ、抜き上げは「よっこらせっ!」って感じ

“なおちん”こと井上直美ちゃん。良型フグ連チャンで大満足! 「掛けた瞬間の重量感がサイコーです!」

この日はアタリが多く、常連さんはしっかり掛けアワセて数を伸ばしていた

良型ショウサイフグに満足!

こちらはゲストのアカメフグ

なおちんは大きなマゴチもゲット!

釣ったフグは船長がすべてさばいてくれるので、料理もラクチン!

タップリ食材ゲット!

竿頭の方の釣果が棒身になったのがコレ。超タ~ップリ!

エサはアルゼンチンアカエビ。人間が食べたくなるプリプリの大型だ

頭と足、尾羽を切って殻をむき、カットウ仕掛けのエサバリに刺す

湾フグのカリスマ、黒川健太郎船長監修の仕掛けは船で購入できる

オモリは10号がメインで、その上下各号も用意しておくといい

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「野毛屋」。

ほぼ周年楽しめる東京湾のショウサイフグ釣り、いわゆる「湾フグ」。とくに人気が高いのは初夏と秋。初夏には産卵で浅場に来た良型が狙え、秋には中、小型主体ながら、群れが固まって数釣りができる。つまり夏場はちょうどこの2つのシーズンの端境期にあたる。とはいえ、決してシーズンオフではない。今は夏真っ盛りだが、まだまだ30㎝オーバーの良型主体に40㎝前後の大型まじりでトップ30匹前後の日も少なくない。
「今年は春から小型はほとんどまじらないで大型ばかり釣れてます。夏場もまだまだ有望です。秋の数釣りも楽しみにしてください!」と話す、湾フグの老舗船宿「野毛屋」の黒川健太郎船長。
現在、水深10m足らずの浅場で大型フグが重量感タップリの引き味を楽しませてくれている。船長がさばいてくれたフグは、棒身になってもズッシリ、食べ応え十分だ!

湾フグ仕掛けをご紹介。船長監修の「湾ふぐ」仕掛けは超オススメ

釣り方はカットウ仕掛けを使ったカットウ釣り。
竿はショウサイフグ専用竿。湾フグは外房などのフグ釣りと比べ使うオモリが軽いのでフグ竿のなかでも「湾フグ専用」がベスト。リールは小型両軸、道糸はPE1~1.5号前後を。
狙っている水深は8~10mほど。カットウ仕掛けはオモリ10号のものを主に使う。基本的に潮通しの良い場所を狙うので、潮が速くなってくると10号オモリでは底が取りにくくなってくる。常連さんなどは12号、15号、18号、20号と細かくきざんで各号持参、状況に応じて使い分ける。逆に潮が緩く底ダチが取れるなら、10号から8号、6号と軽くしてやると誘いが効いてアタリも取りやすくなる。
ビギナーは10号仕掛けを基本に、速潮用に15号、20号を持参すればいいだろう。「野毛屋」で販売しているのは、健太郎船長が監修したヤマシタの「湾ふぐ」仕掛けだ、オモリ交換も可能なので、状況に応じて船上で購入してもいいだろう。
この仕掛けは、よく釣れるので常連さんにも人気で、ナツメ型オモリと丸型オモリの2タイプがある。ナツメ型は潮に乗りやすく、フワッと落として誘いが効くが、反面潮が速いと底ダチが取りにくくなる。丸型は潮を受けにくく潮が速いときでも比較的釣りやすいという性格があるが、逆に潮が緩いとストーンと落ちて仕掛けがらみが多くなる。ナツメ型、丸型は、これを考慮して使い分けよう。
また、カットウ仕掛けの上に食わせバリ仕掛けを付けるひともいるが、船長は「付けても付けなくてもいいです」とのことなので、ビギナーはシンプルにカットウだけで狙ってみては。

基本の釣り方。空アワセで誘い、アタリを取ってアワセてみよう!

エサは冷凍のアルゼンチンアカエビ。食用(人間用)のかなり大きめのエビだ。半解凍の状態で配られるので、尻尾部分の殻を残してムキ身にしてハリに刺す。
そして投入。慣れない人は船下狙いでもいいが、キャストして広範囲を狙ったほうがアタリは多くなる。
オモリが着底したらすばやく糸フケを取り、その後は空アワセを行う。空アワセの間隔は潮が速いときは3秒に1回、潮が緩いときは5秒に1回ほどが基本。
空アワセで掛けるというわけではなく(掛かることもあるが)、空アワセで誘いをかけて、3~5秒の待ちの間にアタリを取ってアワせて掛ける、というのが基本。
したがって空アワセは20㎝ほどの幅で軽くフワッとシャクリ上げ、その場で2秒ほど待ちスーッと落としてトン、と着底させてやる。トンと落ちたところにフグが寄ってくるというイメージ。
アタリはコツとかモゾとか小さいことが多い。何か変化を感じたら即アワセ。
このアタリを取ってのアワセも強く大きくアワせる必要はなく、20㎝ほどの幅で軽くアワればいい。強いアワセは掛かりにくく、掛からなかった場合にせっかく寄ったフグを散らせてしまう。
軽くアワセて魚の重みを感じたら、すかさずリーリングを始めて、カットウバリをフグの体に食い込ませてやればいい。
キャストして釣っている場合は以上の動作を船下に来るまで繰り返すが、空アワセする度に仕掛けは船に近づいてくるので、常にその分の糸フケを取りながら釣るようにする。
フグはホバリング状態でエサをついばみ、エサを齧り取ってゆく。このアタリを取って掛けアワせるのが醍醐味であり、多くの湾フグファンを熱中させるところ。
以下はしっかりアタリを取って掛けるための健太郎船長のアドバイス。
「アタリは小さいから、竿の穂先に集中してください。竿先を見るときに、竿を正面に構えて竿の背中側(ガイドが付いている面)を見ている人がけっこう多いんだけど、それじゃアタリはわかりにくいですよ。ちょっと竿を構える位置をズラして、竿を横から(側面から)見るようにしたら、グッとアタリがわかりやすくなりますよ。それから竿を海面に向けた状態もよくないです。波や光の反射で竿先の変化に気づきにくくなっちゃうから。竿先は立て気味にして空をバックに見ることです。簡単なことですがコレ、けっこうできてない人が多いんです。コレができるだけでアタリはずっとわかりやすくなりますよ」。
アタリを取ってアワせた瞬間の「ズシッー」という重量感がフグ釣りの魅力。小さなアタリを感じて、しっかり掛けアワせていこう!

以上の記事は「つり丸」2018年9月1日号の掲載記事です。

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