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秋のマダイシーズンは遅れて開幕中! 上越沖のコマセマダイ(里輝丸)

秋のマダイシーズンは遅れて開幕中! 上越沖のコマセマダイ(里輝丸)

上越沖は2月から4月のプレ乗っ込み、5月〜7月の乗っ込みマダイ釣りが有名。真夏の高水温期はひと段落し、9月半ば以降から年末まで秋マダイ釣りが本格化するのが例年のパターン。ところが、今秋は高水温が続いたためか、海のなかの夏は継続。10月までそのような状況だった。つまり、海の秋の到来が約1ヵ月遅れている。


美味しいゲストが釣れるのも魅力! 上越沖は昼も夜もますますヒートアップ!

「里輝丸」は大型船。揺れも少なく釣りやすい

秋マダイは元気いっぱい。三段引きを堪能しよう

小ダイは抜き上げOK。このサイズがヒットし始めたら要注意!

秋のマダイはこの大きさでもおいしいですよ

体高のある綺麗なマダイがあがる

潮の流れていると、朝いちから高活性になる上越沖のマダイ

胴の間の常連さんがこの日は竿頭。2kgオーバーの良型も多い

美形マダイを釣ろう!

このサイズなら問題ないね!

ヒラマサとマダイが同時ヒット!

でっぷりとしたおいしいワラサが回遊中

こちらもワラサがまじった

サワラはお土産にも嬉しい

トラフグも釣れる!

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・直江津港「里輝丸」。

マダイ釣りの大場所、上越沖。7月まで乗っ込みマダイで盛り上がっていたのが記憶に新しいが、秋は青物まじりで1〜2㎏前後を中心に数釣りを楽しめるのが特徴だ。
上越エリアで大人気の船宿、直江津港「里輝丸」に今期の秋マダイ釣りを案内してもらった。
ベテランイケメン船長の小林智さんが迷わず向かった先は、柿崎沖。上越には、直江津沖、有間川沖、名立沖とマダイの有名ポイントが多数あるが、直江津の北側の柿崎沖は、水深が深めでエサ取り魚が少なく、マダイのサイズもそろっており釣果が一番安定しているのだという。毎日出船してコマセをまいているので、ほぼ「里輝丸」の独占ポイントで一日釣ることとなる。
「今シーズンのマダイは、この柿崎沖で粘ることになると思います。水温が高いのでシーズン開始が約1ヵ月ほど遅れていますので、11月からが楽しみですよ」と小林船長は話す。
「里輝丸」の最新鋭の装備は、“潮流計”。これを活用することによって、操船がかなり効率よくなった。乗船者に釣り座に関係なくマダイを釣らせることができるという。この船の人気のひとつはここにあり、平日でも満船になることがほとんど。
これから年末にかけて北からワラサやブリも南下してくる。昼はマダイ。夜は電気釣りでブリ族も狙える。上越沖は昼も夜もますますヒートアップしそうだ。

上越沖マダイ仕掛け。仕掛けを重くするか、軽くするか、どこで判断するか?

上越沖のコマセマダイ釣りの特徴は、人工魚礁や岩礁をピンポイントに攻めるため、指示ダナは底から約30m以上も上であることが多い。当日もポイントの水深67mに対して、指示ダナは水深35〜40mだった。これで、高ダナであることがお分かりいただけるだろう。
仕掛けの長さは12mが基準。コマセは船長の指示ダナ下5mから振り出し、指示ダナでアタリを待つのが基本だ。
仕掛けはビシ80号。テンビンを介して2段もしくは3段テーパーの全長12mハリスが基本だ。
ここで気になるのが、仕掛けを「重くする」か「軽くする」かどうかだ。どこで判断すればよいのか。
秋は、低水温の春とは異なり、マダイは高活性の個体が多い。よって、マダイの群れが船下に回遊したときに船上の竿が何本も曲がることが多い。
つまり、3段テーパー、もしくは2段テーパーのウエイトスイベルを重くする「重い仕掛け」でも十分釣れる。
タナにいち早く付けエサが到達することから、食いが活発のときには有効な仕掛けだ。
では、「軽い仕掛け」、つまり、2段テーパーでウエイトスイベルが小さいものなどは、どのようなときに有効なのかというと、食い渋り時や潮の流れがないときに使うとよいだろう。
いずれにしても、エサ取り魚が少ないといっても、それは、上越沖の他のポイントと比較してのこと。ウマヅラなどは必ずいるので、付けエサのマメなチェックが必ず必要であることを覚えておこう。

上越沖のマダイ釣りを解説。エサ取り対策が功を奏することもある

秋マダイ=エサ取り対策、というのもこの上越エリアにあてはまっている。
エサ取り魚が多いときは、まずはマメなエサのチェック。つまり、投入から誘い、回収のインターバルの時間を短くして仕掛けを入れ替える。
このとき、コマセはまきすぎてはいけない。コマセをまけば、ウマヅラやフグの格好の餌食になるからだ。
極端なことをいうと、エサ取り魚が多いときは、コマセはまかなくてもよいくらいだ。
まいたとしてもコマセカゴのなかにはオキアミを一掴みほど入れるだけでよい。
誘いすぎもよくない。エサ取り魚が多いときは、基本は置き竿にして静かに待つほうがよいことが多い。
逆にエサ取り魚がいないときやエサ取り魚の魚探反応が急になくなったときなどは、そのタイミングでコマセを多めにまくとよい。
マダイや青物などの大型魚が回遊してきてエサ取り魚を蹴散らしていることが多いからだ。
このようなときは、積極的に誘い動作をするのも手。落とし込みだけでなく、誘い上げも試してみよう。
この判断は、船長のアナウンスに頼るか、「探見丸」を見るとよい。「里輝丸」には、スマートフォンのアプリが対応しているので、それを活用するのもオススメだ。

以上の記事は「つり丸」2015年11月15日号の掲載記事です。

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