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南房・和田沖のアカムツゲーム! ライトタックルで釣る(渡辺丸)

南房・和田沖のアカムツゲーム! ライトタックルで釣る(渡辺丸)

ここ数年で南房のアカムツ釣りのメジャー船になった江見太夫崎「渡辺丸」。 それもそのはず、40㎝オーバーの大型ばかりをコンスタントに釣らせてくれるからだ。もちろん、条件が悪いときは釣れないこともある。しかし、ほぼ周年、アカムツを狙っていることにより、アカムツの動きを理解し、渡辺英雄船長はポイントが把握できたというのだ。

perm_media 《画像ギャラリー》南房・和田沖のアカムツゲーム! ライトタックルで釣る(渡辺丸)の画像をチェック! navigate_next

研究熱心な船長の経験から深場アカムツをコンスタントに釣ることが可能

「渡辺丸」の船上は広々。人数限定なので早めの予約がおすすめ

普段使い慣れたタックルで釣る水深250m! 手持ち竿でアカムツの引きを体感!!

魚の群れにあたると一荷で掛かることもザラ。タモ入れは全員協力体制で

48㎝の大型アカムツは見事! こんなサイズが潜むポテンシャルの高いフィールドだ

活性が高い群れにあたると40㎝級のアカムツが一荷で来ることもザラ。しかし、こんな状況にめぐりあえるかどうかの予想は難しいので、とにかく足繁く通うことが大事

身が丸々していて美味しそうだ

今一番熱いアカムツフィールドはここだ

40cm越えのアカムツがアベーレージサイズ

この1匹が釣りたくて、毎週通ってます

スロー系ジギングの同船もオーケーだ

スローピッチジャークジギングで良型キャッチ!

大型アカムツ複数キャッチも夢じゃない! テクニックで釣ろう!

釣果に大満足だ!

ゲストのアラもうれしい!

お土産にも最適だ!

仕掛けの上部にタコベイトとケミホタルを組み合わせて集魚効果を期待する

船宿で配られるホタルイカ。鮮度をたもつ工夫をしよう

緑に染めたサバも効果あり

大型を複数釣り上げた常連さんのエサはコレ。意外とエサは小さいのが分かる

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・江見太夫崎「渡辺丸」。

茨城の波崎沖でアカムツがブームになって、そのエキスパートたちが波崎沖のシーズンオフによくこっちに来てくれて、ポイント開拓ができたんですよ。アカムツ釣りは日々、修行みたいな釣りです。お客さんも船長もね」と話す、南房のアカムツ釣りをすっかり有名にさせた江見太夫崎「渡辺丸」の渡辺英雄船長。

渡辺船長が得意とするポイントは大きく分けて2ヵ所。真沖の和田沖と海溝がある鴨川沖だ。ともに水深は200〜300m。

「常連さんは波崎のアカムツエキスパートが多くて、よく釣ってくれるんですよ。釣り方も波崎沖と同じ。仕掛けもほとんど変わらないようです。つまり、かなりライトなタックルでみなさん釣っているんですよ。ちょっと潮の流れがよくないと、ハッキリ釣り人の腕の差が出ます」と船長。波崎沖の釣り方でいいとなると、もはや水深200〜300mは、深場ではなく中深場といえよう。最新の電動リールやPEラインを駆使すれば、よりライトなタックルでアカムツが釣れるようになるのだ。

「うちではPEは4号以下を推奨してます。リールはシマノなら3000番以下、ダイワなら500番以下の中型サイズで十分です。PEラインは高切れも想定して多めに入れてきてくださいね」
と、すっかりこのタックルが定着しているという。

40㎝超えのアカムツがアベレージサイズ。シーズンはこれからという南房のアカムツ釣り。腕試しにチャレンジするのもオススメだ。

渡辺丸のアカムツ釣り。その道のエキスパート「渡辺丸」の渡辺英雄船長

渡辺船長が得意とするのは真沖の和田沖と鴨川沖。

和田沖は数よりサイズ期待ポイント、鴨川沖はちょっと小ぶりだが数釣りができるところだ。
攻める水深は200〜300m。

「アカムツ釣りは、お客さんも船長も毎日修行ですよ。毎日同じパターンで釣れないし、魚がいても、釣り人の腕がともなわないと釣れない。波崎のエキスパートたちが波崎沖のアカムツのシーズンオフに熱心に通ってくれるので、おかげさまで魚を探索しやすかったですよ」と話す渡辺船長。

聞くと和田沖のポイントの海底は真っ平なところ。やはり、通常であれば、通りすぎてしまうようなところだという。

「アカムツは気難しいのでしょうね。釣れたポイントを再び攻めても、魚は口を使ってくれないんです。魚も移動していてそれを追いかける形で船を流しています」

これもアカムツを気長に追いかけてきた船長の努力の成果だ。

仕掛けは基本仕掛けでオーケー。オモリも200号だ。
 
基本はボトム釣りだが、潮の流れや濁り具合によって魚が浮いていることがある。

そのイレギュラーな状態のときにいかに対応できるかが、複数匹キャッチできるか否かの理由になる。

ボトムにアカムツがいるときは、捨て糸は1m。魚が浮いているときは、捨て糸を1.5mと長くとることがコツだ。

誘いは、スローで。さまざまなことを試すことが可能だ。

シーズンは周年だが、釣りやすいのは年内いっぱいまで。早めの釣行がお勧めだ。

以上の記事は「つり丸」2016年12月1日号の掲載記事です。

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