南房ヤリイカのウリは安定感と釣期の長さ。その時季それぞれの釣趣と食味が楽しめる


南房のヤリイカ釣りがシーズンイン。まだスルメとの端境期だが、だんだんヤリイカの釣果はアップしている

今まじっている小型ヤリイカは軟らかくて美味。年末年始ごろに釣れる子持ちのメスもおいしい

この日は単発か2点掛けくらいだったが、本格化してくればツノ数パーフェクトも期待できる

釣れたこの瞬間が気持ちいい!

釣れたてはやっぱり刺身だね!

このところトップ20~30杯ぐらいだが、最盛期となれば束釣りも期待できるのが南房ヤリイカだ

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・乙浜港「尭丸」。
「今季は水温が高くて今日も24度ありました。なのでヤリイカは少し遅れ気味ですが、まあ例年本番は12月から1月ですからねー。今年も期待できると思いますよ」と話す、新田義弘船長。
南房ヤリイカのウリは安定感と釣期の長さ。秋口には柔らかな小型ヤリイカの食味、また端境期ゆえの交じりのスルメイカも楽しみで、年末年始頃には子持ちのヤリイカが多くなり、春先にかけてはジャンボヤリイカと、その時季それぞれの釣趣と食味が楽しめる。そしてその安定感は抜群だ。
基本的に四隅限定で、オマツリしない潮のときだけだが、ハモノ狙いも南房ならではの高確率。こちらも楽しみですぞ。
以上の記事は「つり丸」2016年12月1日号の掲載記事です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
ハモノ狙いもおもしろい。これはサメだったが、大型マダイや青物、メダイなどが食ってくる