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相模湾キハダ&カツオ攻略術! コマセ釣り編(たいぞう丸)

相模湾キハダ&カツオ攻略術! コマセ釣り編(たいぞう丸)

8月に開幕を迎え1ヵ月ほど経過した相模湾のコマセ釣り。カツオはある程度数もまとまってきた。大型キハダは8月後半から少しずつ見られるようになっており、群れ自体はかなり相模湾に入っているようなので条件は整ってきている。

キハダ、カツオの両狙いで出船! 今年も熱く群れを追いかける!

待望のキハダがヒット!

20kgオーバーのキハダが浮上! 最後は山本船長がハリスを手繰って取り込む!

取り込みは同船者の協力が必要!

8月13日にコマセ釣りにアタった26㎏のキハダ

9月前半の時点でアタっているカツオは3〜4㎏がアベレージ

8月6日はカツオが絶好調! トップは11本だった

8月6日は桜井瑠香さんもチャレンジ!

カツオの強烈な引きに耐える桜井さん

桜井さんの1本目は、仲乗りの横田さんがハリスを手繰り、山本船長がタモ取り!

「すごい引きます!」と桜井さん

1本目を取り込んで、山本船長と握手

8月6日に桜井さんは7本ゲット!

群れが固まると船団ができる

8月6日は全員がカツオをゲットした!

刺身もいいけどカツオはやっぱりタタキだね

コマセはオキアミ

付けエサもオキアミ。付け方は1匹掛け、または抱き合わせで!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・葉山あぶずり港「たいぞう丸」。

8月から相模湾で開幕しているコマセ釣りのキハダ・カツオ釣り。今年は昨年や一昨年に比べると、少し低調なスタートを切った。それでも日に日に上向き、20㎏を超すキハダがエビングやコマセ釣りでアタるようになり、カツオも良型主体の数釣りを記録する日が増えてきた。
葉山あぶずり港「たいぞう丸」の8月6日の取材では、カツオの巨大ナブラに遭遇。群れが船下を通れば、ほぼ毎回アタってボーズなし、トップ11本という好釣果に恵まれた。
また8月13日の取材ではマグロ反応を追いかけ、コマセ釣りで見事26㎏のキハダが取り込まれた。キハダは日に日に反応が多く見られるようになってきている。例年、9〜10月はコマセ釣りでの釣果が上向く時期。いずれにせよ日によってカツオが食うか、キハダが食うかはわからないので、両魚種に対応できるように準備をしておこう!

キハダ・カツオタックル。仕掛けの準備は万全に! 各所の補強も重要

基本のタックルは竿に関しては、最近は1.7mほどの短めの竿が主流になっている。これは手持ちでやる前提のためだ。リールは、慣れない人はハイパワー電動リールがおすすめだ。道糸はPE8号以上で10号が巻いてあればより安心だ。
道糸との接続には強度があり安全なトローリングスナップを使用する。また、道糸の先端はかならず補強をしておこう。編み込み補強、パイプで補強、ナイロンリーダーを接続するなど。ナイロンリーダーは、オマツリ時に滑ってくれるので道糸を傷つけることが少なくなるが、取り込み時に手が滑るという理由で嫌う船長もいる。
ハリとハリスは南方延縄結びやウエノットなどで結ぶが、0.8~1㎜の透明またはケイムラのパイプを入れておくと安心だ。また、ハリスとテンビン、またはトローリングスナップとの接続も強化チューブなどを入れて補強しておこう。
船宿によって仕掛けのローカルルールが存在するので、初めて行く場合は事前確認を。
そのおもなものは、遊動式テンビンとクッションゴムだ。遊動式テンビンは取る確率が上がると言われるが、オマツリすると大変なため禁止するところもある。その一方で、推奨する船もある。
クッションゴムは3.5~4㎜径のものを、テンビンと道糸の間に入れる場合、さらにテンビンとハリスの間にダブルで入れる場合とがある。こちらも賛否あるので事前の確認をしておこう。
また、ビシの重さも船宿によって異なる。概ね80号だが、最近は100号以上の重いものを推奨する船も多くなっている。
今シーズンの傾向として沖のカツオ(パヤオやブイ周りではない)は3~4㎏主体だ。通常は前半をカツオ仕掛け、後半をキハダ仕掛けなどと使い分けるが、どちらもまじって釣れることが多い現状では、仕掛けはキハダ仕掛けを使用することを推奨する船長が多い。つまりハリスは20号以上3~6m、ハリはキハダ16号などだ。実際に、太い仕掛けだからといってカツオが食わないこともなく、不意の大物がヒットしても安心だ。
もし、カツオのみがバンバン釣れるという状況になったらカツオ仕掛け(ハリス14~16号)にチェンジすればいいだろう。

カツオ&キハダの釣り方① ストップ&ゴーの釣りをご紹介!

シーズン初期から中盤はストップ&ゴーの釣りが多い。これは船長がソナーで群れを捉え、その群れの進行方向を読んで先回りして仕掛けを落とす、というもの。カツオ、キハダは魚類の中でもかなりのスピードで泳ぐ魚だ。動きが早ければあっという間に通過、または船を避けて行ってしまうこともある。
つまり、この釣り方はとにかくスピード勝負だ。船長の合図があったと同時に投入できるようにしておく。コマセをパッパとまいて、素早くタナにセットする。うまくいくと全員にカツオがヒットするなんてこともある。
この釣り方ではダーっと群れが一気に来るのでハリスは短め、太めでいい。この釣り方ゆえ、キハダ仕掛けでもカツオが食ってくるのだ。
カツオのアタリはガタガタしたりフワフワしたり色々。何だか動きがおかしいなと思ったときはだいたいカツオだ。ドラグを出さずに一気に巻き上げよう。どんなにうまくやってもオマツリは必至。海面バラシが多くなるが、ハリスを一気に手繰る。このため、グローブを使用するといい。ホームセンターで売っているゴム引きの作業用手袋を使う人が多く、親指、人差し指、中指の部分をカットしておくと使いやすい。
カツオ、キハダ問わず手持ちで待ち、アタリがあったら必ずアワセを入れよう。
回収の合図があったら素早く上げて、コマセを入れ、付けエサを付けて次の投入に備えよう。

キハダ・カツオの釣り方② 流し込み釣りをご紹介!

ストップ&ゴーの釣りは群れを追いかける釣り方でカツオ、キメジ、キハダいずれも釣れる釣り方。一方、流し込みの釣りはコマセをまいて向こうから船に寄せる釣りで、シーズン中盤からの大型キハダを釣るときにこの釣り方が多くなる。このため、少しゆったりとしたペースの釣りになる。船も間隔をあけて広範囲に広がっている。
指示ダナが40mの場合でも最初からそこに魚がいるわけではない。コマセをまくことにより、深場から魚がコマセを食いに上がってくるのだ。
船長はソナーと魚探を見て群れが入ってくると、「群れが入ってきたよ!」と教えてくれる。
これが激アツタイムとなる。何せ、コマセを食いに来ているのだからヒットの可能性が高くなるのは当然のことだ。
この釣りは長めの時間を流すので、自分の判断で回収、再投入を行う。コマセがどれくらいでなくなるのか、毎回回収時にチェックして、つねにコマセがある状態にしておき、そのときを待とう。ビシは動かさずに静かに待ったほうがいい。
この釣り方も必ず手持ちで待とう。キハダのアタリは最初は竿先に小さな変化が出るだけのことも。この後、ギューンと入っていくが、入る前に大アワセを入れられると、ハリを飲まれにくくなりカンヌキに貫通しやすい。つまり取れる確率が上がるというわけだ。
「アタリかな?」と躊躇してしまうが、ここは勇気を出して大アワセしよう。ハリス切れはハリを飲まれて鋭い歯で切られることが多いのだ。
ドラグはやや強めに設定しておこう。ファーストランは負荷をかけた状態(強めのドラグ設定)で走らせ、止まったら巻き上げ開始。自分で判断できないときは、船長や仲乗りさんの指示を仰ごう。

以上の記事は「つり丸」2018年9月15日号の掲載記事です。

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