テクニカルは必須! ヒットパターンがコロコロ変わるタチウオ


「これはいいサイズだよ!」と思わず抜き上げってしまったのは…

なんと1.3kgもあった! 1kgを超えると引きも強烈。トルクある引きはロッドをバットから曲げる

アベレージは指3.5〜4本だ

こちらも大型! 今年はこんなサイズが多いという。釣行のチャンスだ!

釣れたこの瞬間がたまらない!

取材当日は周囲が明るくなってから連チャンタイムがあった

9月以降はアベレージサイズの数釣りが有望とのことだ

タックルはベイト。「貴政丸」はエサ釣りと同船でタナをつかみやすいので、カウンター付きリールが有効だった

夜間の暗い時間帯のタナは浅め、周囲が明るくなるに連れてどんどん深くなっていく。ジグは80〜200g程度まで幅広く用意しよう

エサはサンマの切り身

タコベイトを付けるのが焼津沖の主流

この日は大型狙いに徹したため、アタリは少なめだった。明け方は土砂降りとなったが、ヒットパターンを探し、シャクり続ける

指4本サイズぐらいまでは豪快に抜き上げよう! それ以上の大型はネットなどですくってもらったほうが安心だ

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・焼津港「貴政丸」。
「今日は取材ということで、数よりも大型狙いに徹してみました」と貴政船長が言うだけのことはあり、なんと1.3㎏の大型を筆頭に、指5本クラスも取り込まれ、平均指4本クラスだったのだ。
さて、ここ焼津沖のタチウオは、夜中に出船し、朝明るくなってから帰港するというスタイル。それゆえ、周囲の明るさによってタナが大きく変化する。ただでさえヒットパターンがコロコロと変わるタチウオであるのに、よりいっそうテクニカルというわけだ。
「久しぶりにテクニカルな釣りを満喫しました。やっぱり焼津沖のタチウオは面白いですね!」とは、佐野ヒロムさん。
「今後は数が期待できるようになります。もちろん、大型の可能性も十分にありますよ!」と貴政・若船長。焼津沖のタチウオは、今後しばらく楽しめるぞ!
以上の記事は「つり丸」2018年9月15日号の掲載記事です。
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CBワン、スタジオオーシャンマーク、よつあみ等、数々のメーカーからサポートを受ける佐野ヒロムさん。マグロやヒラマサなどビッグゲームのイメージが強いが、タチウオなどテクニカルな釣りも得意だ