早めに挑むか、それでも機を待つか…。なんとも悩ましい平潟沖


この日は4点掛けもあり、トップ18匹

これだけ一気に釣れると楽しいね!

多点掛けが当たり前!

このところ小型も多いが、4kg級の中型も数まじった

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・平潟港「第十五隆栄丸」。
ファーストコンタクトは直近の釣行でグラマーなアカムツがまじった300m。
「型より数」のこの時期でも良型が多いポイントだが「例年に比べてやや小ぶり」だと船長は首を傾げる。
ならば、と舵を切ったのは水深200mの沈船根。「ビッグボス」の潜伏先は根掛かり頻発、難攻不落の要塞だが、船長がレクチャーする攻略法を確実に実践すれば良型を繋げる事も夢ではない。
こちらも例年同時期に比べると気持ち小振りが目立つも4㎏級が数上がり、早揚がりながらもトップ18匹にツ抜け多数と上々の出来。すでに白子が膨らみ始めた個体もまじり、今後も期待は十二分。
10月以降年末までは最大10㎏超のビッグワンと熟した白子へとターゲットがシフトするが、日を追って大きくなる魅力と同様にアップするのが荒天による出船中止のリスク。
早目に挑むか、それでも機を待つか。何とも悩ましい平潟沖だが、まずは「腕ならし」に一戦、交えてみてはいかがだろうか。
以上の記事は「つり丸」2018年10月1日号の掲載記事です。
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
平潟沖のマダラが開幕した。今は「型より数」の時期で、身肉の旨い中小型が釣れている