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四季を問わず楽しめる東京湾のショウサイフグの釣り方と仕掛け

四季を問わず楽しめる東京湾のショウサイフグの釣り方と仕掛け

ほぼ周年楽しめる東京湾のショウサイフグだが、人気が高いのは春と秋だ。春には産卵で浅場に来た良型、秋には当歳魚の群れが固まり数釣りができる。夏場はちょうど端境期になるが、10m足らずの浅場で横走りするフグの小気味良い引きを楽しもうと向かったのは、金沢八景「野毛屋」のフグ乗合だ。

浅場の速潮の中でフグと勝負

中、大型主体に釣れている東京湾のショウサイフグ。「つり丸」ライター伊井泰洋は、「黒船 湾フグ」を使い、良型ゲット!

今回使用した「黒船 湾フグ」。8:2調子で、敏感な穂先が微かなフグのアタリも捉えてくれる。高性能ながら1万4000円(本体価格)と、リーズナブル!

繊細な穂先が「さわり」のような小さなフグのアタリも釣り人に伝えてくれる。手感度も目感度もバツグンだ。

今は大型が多い。ズッシリした釣り味が魅力だ。

繊細な誘いでフグを寄せ、微妙なアタリをとってハリにかけるのが東京湾のショウサイフグ釣り。

7月24日は釣り人少なく4人での出船。出船前に「このところ潮が速くてみなさん苦労していますよ」と、受け付けで黒川忠雄船長に声をかけられる。夏の昼潮といって、大潮まわりの日中は潮の干満差が大きくなるのがこの時期の特徴だ。対して冬場の大潮まわりは夜に潮が速くなる。潮通しの良い浅場を好むショウサイフグなので、速潮の中でいかに誘ってアタリを出すかがポイントになりそうだ。
フグ船の舵を握るのは黒川健太郎船長、初めての人には釣り開始前にエサの付け方、誘い方などを実際に示してくれる。エサのアルゼンチンアカエビは尻尾近くだけ皮を残して剥き身にするが、まっすぐになるように付けないと食いが落ちてしまう。また「野毛屋」の誘い方は時期によって微妙に異なるため、自分の釣り方が合っているかは事前に船長に聞いて確認しておくのがおすすめだ。
港から20分ほどでポイントに着き、アンカーを入れる。「これからどんどん潮が速くなってきます。10号のカットウで底が取れなくなったら、15号、20号と重くしてみてください」と、開始前のアナウンスがあった。
仕掛けを落とすと、スーッとトモ側に道糸が流される。最初は10号で開始したが、船長の言う通り時間とともにに潮が速くなってきた。底ダチが取れないわけではないが、シャクって誘いを繰り返すと道糸がどんどん出ていってしまう状況だ。これにはカットウを20号と重くして対応する。
速潮の中では、仕掛けを止めた状態を保つこと、そしてシャクリを鋭くして、しっかりとエサを動かすことが大切だ。この止めと誘いをしっかりとやらないと、なかなかアタリがやってこない。

アタリは非常に小さい。竿先に集中だ!

10号前後のオモリを使う湾フグは、非常に繊細な釣り。「黒船 湾フグ」は、そんな東京湾のフグに最適な1本。

ラインは「バークレイ」「ナノフィルカラード」0.5号を使用。より細いラインを使えば、東京湾の速い潮でも影響が少ない。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「野毛屋」。湾フグ釣りのカリスマ・黒川健太郎船長も「黒船」を試してみて、「これイイね!」と太鼓判。速潮のときには「黒船 カットウ」も使えるとのこと。

カットウを底につけて一呼吸おいたくらいのところで、穂先が僅かに引き込まれた。反射的に竿先を上に持ち上げると、ふわっとオモリの重さが消えた。これはフグがカットウが刺さったことに驚いて、飛び上がるように上に泳いだためだ。すかさずリールを巻くと、こんどはギュン! と強い引きが伝わってきた。引きをためながら海面まで巻き上げ、抜きあげたのは25㎝ほどのショウサイフグだった。
この日はフグのアタリはいずれも小さい、うっかり見逃してしまうとエサだけ取られてしまう。常に竿先に集中し、少しでも違和感があればアワセを入れるようにした。緊張感を持続させなければいけないのでけっこう疲れる釣りだが、首尾よく掛けたときの満足感は大きく、それまでの疲れが吹き飛ぶようだ。
外道にはシロギス、メゴチがまじり、中型フグを5匹がこの日の釣果。盛期に比べると数こそ少ないが、どれも型がよく晩のおかずには十分だった。沖揚がり前に健太郎船長がさばいて棒身にしてくれるので、家に帰ってからの調理は楽々。フグの湯引きで晩酌が楽しめた。

以上の記事は「つり丸」2017年9月1日号の掲載情報です。

つり丸最新号は、こちら↓

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