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絶頂興奮弾丸カツオに刮目せよ!【駿河湾】

絶頂興奮弾丸カツオに刮目せよ!【駿河湾】

血液沸騰、アドレナリン出まくり、今年の駿河湾は激熱だ! 難しく考えずにまずはチャレンジ、コツさえおさえればカツオ釣りは案外カンタンだ。

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今年のカツオつりは絶好調! 数も型もいいぞ

初挑戦でキャッチ!

別日の取材ではなんと32kgのキハダが取り込まれた。

カツオ釣りは難しい釣りではない。基本さえおさえておけば、女性も楽しめる。

「もう入りません!」。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・沼津静浦港「真成丸」。

なぜ我々は、ここまでカツオという魚に魅了されてしまうのだろう。船長も、もちろん釣り人も、である。
船の引き波がベタナギの海に複雑に絡み合い、まるでシケの海のような波頭が立つ。エンジンがフルスロットルに入ると船はもうもうと黒煙を噴き、もの凄い勢いでカツオの群れを追い込んでいく。ソナーは積んでいるが、基本は人間の目で群れを見つけて追いかける。その勇壮さ、荒々しさはトリハダもの。まさにハンティングだ。
船長たちは完全に漁師魂に火がついている。僚船と協力しつつも、どの船よりも先にカツオの群れの頭に船をつけ、釣り人に釣らせようと必死である。これが、駿河湾のカツオ釣りのスタイルだ。
そんな駿河湾のカツオ釣りが、今年は開幕以来好調だ。しかも3〜4㎏主体とサイズがいい。5〜7㎏ほどのキメジもまじり、さらには30㎏前後のキハダも回遊中! カツオの新群れも入ったとの情報も飛び込んで来た。
目下、駿河湾は超激熱! 血液が沸騰するほどの興奮だ。

タックルはそれ程シビアにならなくてOK。だが結びは確実に!

弾丸のようなカツオの引きにビックリ。

「カツオ」狙いであれば、タックルセッティングに対してはそれほどシビアになる必要はない。詳細はイラストで紹介するが、竿は泳がせ釣り用の高級ワンピースロッドがなければ絶対にダメかといえば、決してそんなことはない。ワラサ用の竿を使う人は案外多く、リールもワラサで使うようなドラグ性能のよい中型両軸や電動でOKだ。
ちなみに、ルアーのカツオの標準タックルは、PE2~3号、ハリス10~12号である。実はカツオならこれで十分に取れる。
ただ、エサ釣りはビシがあるし、混雑した船上ではオマツリが多発し、とくに今年の駿河湾では大型キハダが掛かる可能性もある。そう考えると、やはり太めの道糸やハリスのほうが安心である。
ルアーでは、PE8~10号は100㎏前後のマグロを獲るためのもの。それで3~4㎏のカツオを相手にするのである。そう考えれば、カツオのタックルはそれほど難しく考えなくても楽しめることが理解していただけるのではないだろうか。実は、案外入門しやすいターゲットなのだ。
もちろん、ハリやサルカンなど各所の結びは完璧にしておかなければならない。結びに不安があるのであれば、確実できるように釣行前に何度も練習しておこう。

タナ取り、やり取り、取り込みについて

フルスロットルで群れを追いかけ追い込んでいく。それが駿河湾のカツオ釣りだ。

カツオ釣りで大切なことは「素早く確実な投入」だ。
船長が目視またはソナーでカツオの群れを追いかけ、その群れの進行方向に船を先回りさせて投入合図を出す。つまり、投入合図が出た直後が最大のチャンスなのである。
周りの船も含め常に自船の動きをよく観察しておき、船のスピードや向きが急に変わったら、立ち上がってビシとハリスを手に持つ。合図は「はいやって~20m」などと指示されるので、その合図の「はい…」が聞こえた瞬間に仕掛けを投入する。
次に重要なのが、やり取りと取り込み。初心者が慌ててしまい、失敗しやすいのがココである。
タナで待っていると、コツコツという小さな前アタリの後に一気に竿が引き込まれ、数十m突っ走る。この走りで多くの人がビックリしてしまう。適正ドラグになっていれば20~30mほどで止まるので、止まるまで待っていればいい。ドラグ設定が分からなければ、船長に聞こう。そして、走りが止まってからやり取りを始める。
やり取りは、初心者はロッドはキーパーに掛けたままでOK。リールは、巻けるときに巻く! どんどん巻く! 休まず巻く! これがコツである。
取り込みも、とにかく慌てないこと。カツオは頭さえ水面から出してしまえばすっかりおとなしくなる。頭が水中にあれば、ずっとバチャバチャ走り回っている。だから、とにもかくにも頭を水面から出してしまえばいいのである。
ビシをつかんだらもう片方の手でハリスをつかみ、そのままハリスを上に持ち上げてしまう(写真左)。ハリスが短ければ、これでカツオの頭は海面から出るはずだ。あとは隣の人などにネットですくってもらえばいい。これなら案外できそうでしょ?
最後に、この釣りではオマツリはつきもの。お互い様と考え、声を掛け合って常にコミュニケーションを取るようにしよう。一日一緒の船に乗るのだから、みんなで気持ちよく楽しみたいものだ。

以上の記事は「つり丸」2013年9月15日号の掲載情報です。

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