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【庄三郎丸】詳細情報-沖釣り専門誌が現場で徹底取材

【庄三郎丸】詳細情報-沖釣り専門誌が現場で徹底取材

沖釣り専門誌「つり丸」編集部が現場で取材した【平塚港・庄三郎丸】でのタックル、仕掛け、釣り方、注意点などをご紹介。キハダ、カツオ、シイラ、ヒラメ、アマダイなどが主なターゲット。

庄三郎丸について

【料金】
キハダ・本カツオ 6時(11,500円)
イナダ五目 6時(コマセ付き10,000円)
LTアマダイ五目 6時30分(エサ付き9,500円)
アオリイカ 時間確認(9,500円)
LTウィリー五目 時間確認(コマセ付き9,500円)
※詳しくはホームページか電話にてお問い合わせください。

【アクセス】
神奈川県平塚市千石河岸57-17
東名高速厚木IC~R129を平塚方面へ。
平塚駅南口から電話で送迎。

電話:0463-21-1012
ホームページ:http://www.gyo.ne.jp/shou3/top.htm

【備考】
女性、学生割引あり。
全船電源あり。大型船7隻。
無料大駐車場。
定休日は電話かホームページで確認。

キハダ&カツオの釣り情報

泳がせ釣りのタックル、仕掛け、釣り方

夏から秋の人気釣り物として、すっかり定着した相模湾のキハダ&カツオ釣り。今や専用のタックルのほか、キハダに対応したものが多く販売されるようになっている。数年前に比べれば、タックルを揃えやすくなっている。

昨シーズン、船上に並んだタックルを見て一番人気と思われる竿がライト泳がせ用だ。50㎏オーバーのカンパチ、100㎏級のカンナギやイシナギに対応するだけあって耐久性は抜群だ。また生きエサの動きを感知し、さらに食い込みをよくするために穂先の軟らかいモデルが多い。

このような調子がコマセ釣りのキハダ&カツオ釣りでは、ビシを跳ね上げることなく、またアタリをはじくこともないのでピッタリなのだ。

また昨年あたりから多く販売されるようになっているキハダ専用ロッドやコマセ釣りのキハダに対応した青物用ロッドなども最適。相模湾のキハダのために開発した調子が多い。

リールは手巻きリールなら、これもライト泳がせ用が最適。キハダが掛かったときにはドラグを駆使するので、とくにドラグ性能がいいモデルを選ぶようにしよう。また、十分な糸巻量があることも大事だ。PEラインの8〜10号が400〜500m巻けるラインキャパシティが必要だ。

電動リールも手巻きリールと同様に、頑丈でドラグ性能がよく十分なラインキャパシティがあるものを選ぼう。こちらもキハダに対応したモデルも発売されているので、これらがオススメだ。

この釣りでは、テンビンは固定式と遊動式が使われる。
遊動式テンビンは魚が掛かって走ると、テンビンが遊動式になっているので、ハリスと道糸が一直線になって出て行く。そのためハリスにテンビン+ビシの抵抗がかからないので、ハリス切れしにくいのが特徴だ。このことからキハダ狙いの人がよく使っているテンビンだ。

しかし、遊動式テンビンはデメリットもある。それは一度に何人もオマツリしたときに解きづらいこと。とくにカツオが掛かったときにはオマツリしやすいので、船によっては使用禁止にするところもある。たいていキハダ専門船では使用を認める船が多い。事前に使用が可能がどうか確認しておくといいだろう。
遊動式テンビンが使えないときは固定式を使うことになるが、落ち込むことはない。固定式にもメリットはあるのだ。

固定式テンビンは魚が掛かって走ったときに、テンビン+ビシの抵抗を背負うことになるので、魚が弱りやすいのだ。これは取り込み時に表れやすい。20㎏を超すキハダの取り込み時に、遊動式テンビンを使っていると海面でキハダが暴れて取り込みに苦労することが多い。一方、固定式テンビンを使用していると、海面まで巻き上げてきたときにはキハダはすでに弱ってすんなり取り込めることが多いのだ。この理由で固定式テンビンを好んで使用する人もいるのだ。

上のイラストでも説明した通り、まいたコマセと付けエサを同調させるのではなく、コマセの帯の先端に付けエサを漂わせるのがポイント! この方法だとコマセに突っ込んできたカツオが、真っ先に付けエサを食べる確率が高くなるのだ。

イラストで示したのはハリス3mの場合だが、①でビシの落下をタナ下2mで止めるのが重要。それよりも下にビシを落とすと、コマセと付けエサが同調してしまうので注意しよう。

①の後は②〜④の動作を2回繰り返してタナまでビシを巻き上げる。この間、二回の誘い上げと二回の落とし込みが盛り込まれているのも特徴だ!
前述したカツオの釣り方もそうだが、後述するキハダの釣り方でも、誘って狙う場合がある。誘うということは、付けエサを動かすということ。そのため、しっかりとエサのオキアミを付けていないと、誘ったときにオキアミがズレてしまい、食いが悪くなってしまう。エサ付けはおろそかにせず、ていねいにおこなうことが大事だ。

シーズン初期はカツオの群れにキハダが付いて、カツオとともにキハダを狙う状況が多くなる。
そのような状況下では、「20〜40m!」というように幅のある指示ダナが出されやすい。キハダを狙うなら、迷わずビシの位置を指示ダナの下限に合わせるようにしよう。逆にカツオを狙いたいなら、高めのタナに合わせるといいだろう。

シーズン中盤以降に多いのが、キハダの反応が出てもなかなかアタらない状況。そんなときはコマセマダイのときに有効な落とし込みの誘いがキハダにも有効だ。

船によっては、指示ダナよりもビシを下げてはいけないところがある。そんな時は指示ダナの2〜5m上で待って、反応が出たときに落とし込むといいだろう。

落とし込みををする際は、ビシを一気にストンと落とさないように注意しよう。一気にビシを落とすと、それに驚いてキハダが逃げてしまうからだ。

キャスティングのタックル、キャスト、注意点

タックルをセレクトする際に最も重要なことは「バランス」。相模湾でヒットするキハダのサイズは20〜30㎏が中心。それに合わせてセッティングしよう。

ロッドは、マグロ専用またはヒラマサなど青物用のキャスティングタイプで、ルアーウエイトが40〜100g程度のもの。長さは8フィート前後が扱いやすく、最初の1本として購入するのであれば8〜8.5フィートがオススメだ。できれば、これが2本あればベストである(フローティング用とシンキング用、予備の意味も含めて)。

3本以上用意できるのであれば、ローテーションなどで胴の間からキャストする際に快適な7〜7.5フィートモデルや、飛距離重視の9フィートモデルもアリ。飛距離が出たほうがヒット率が上がるからだ。ただ、ロッドが長くなればファイトの際の体への負担は増す。

リールは、手返し重視ならハイギアまたはエクストラハイギアタイプ。ファイト重視であればノーマルまたはパワーギアタイプ。どちらを選ぶかはアングラー次第だ。ドラグ性能のよいモデルをチョイスしよう。

ラインは、PEの4号を基準に、5〜6号まで。最近では、ワンランク細くて強いラインが各メーカーから発売されている。高価ではあるが、キハダゲームでは使う価値は十分にある。リーダーは、使用ラインの20倍が基準。4号なら80ポンドだ。

「表には出ていないだけで、毎年相当の怪我人が出ているはずです」と前出の椙尾さんは言う。昨年は、後頭部にフックが刺さり、そのままキャスト動作に入ってしまったために頭頂部までバックリと頭皮が裂けてしまったという大事故も起きている。骨折事故も多数起きているし、他人に怪我をさせて裁判になったという話も珍しくない。他人のタックルを引っ掛けてそのまま海に落としてしまい、十数万円弁償したという話もある。これがルアーキハダ船の現状だ。

ルアーキハダ乗合船ではミヨシのポジションではオーバーヘッドキャスティングが許されている船が多いが、そういった事故やトラブルを避けるために、キャストする際は必ず後方確認を行おう。他のアングラーがいないこと、そして置いてあるタックルの位置をよく確かめ、「投げます」とひと言声を掛けてからキャスト動作に入る。
タラシは短く50㎝ほどにして、ロッドを振る際は、剣道の面の要領で、自分の真上をルアーが通るようにする。横や斜めに振りかぶることは厳禁だ。このときに後ろではなく隣の人を引っ掛けてしまう確率が高いのだ。

胴の間からは、アンダーハンドでのキャストとなる。無理してオーバーヘッドを行うようなことは絶対にやめよう。周囲にいるアングラーはもちろん、操舵室の上にいる船長や船の装備を引っ掛けてしまうことがあるのだ。また、他人のタックルを引っ掛ける事故は、実は胴の間で起きることが多い。
キャストに自信のない人は、日々キャストの練習を行い、しっかりとキャストができるようになってから乗船するようにしよう。

ナブラ撃ち&誘い出し。シンキング誘い出しとフローティング誘い出しがある

釣り方については、上にイラストでまとめた。ぜひ参考にしていただきたい。
日本にはいろんな種類の釣りがあるが、そのなかで最も怪我やトラブルが多いのが、この相模湾のルアーキハダ。ルールとマナーをしっかりと守り、安全第一で楽しもう。

本当に事故が多いので、これだけはしっかり覚えておいて欲しい。ルアーキハダ船で絶対に守らなければならない3つのルール

シイラの釣り情報

相模湾シイラタックル

相模湾のシイラゲームで使用するタックルは、ロッドは7フィート前後のキャスティング用。リールは中型スピニングで、それにPEライン2号を200m以上巻いておこう。リーダーはナイロンの40 Lbを1.5〜2mほど。FGノットやPRノットなど結びコブの小さな摩擦系ノットで結束する。
タックルは持っていないけどこれからシイラ釣りを始めてみたい…という人には、「庄三郎丸」にはレンタルタックルが用意されている。安心してチャレンジしよう。

ルアーはシンキングペンシル、シンキングミノー、ジャークベイト、トップウォータープラグの4種が必須アイテム

フックはバーブレスを使用。これは必ず守らなければならないルールだ。もともとカエシのないものも市販されている。カエシがあるものは出船前に必ずペンチで潰しておこう

ヒラメの釣り情報

ヒラメのタックル&仕掛け(庄三郎丸)

竿は50号のオモリに対応した、6対4〜7対3調子のライト用ロッドがあれば楽しめる。
長さは2〜2.7mぐらい。竿を手持ちにしてアタリを待つなら、2m前後の短めが使いやすいだろう。置き竿でアタリを待つなら、2.7mぐらいまでの長めでもOKだ。
今回の取材では永井裕策名人に同行していただいたが、永井名人はシマノ「海攻ヒラメリミテッド Light HIRAME 235」を使用していた。ライトヒラメ用ロッドもオススメだ。
リールは手巻きの小型両軸リール、または小型電動リール。取材当日はイワシ反応についたヒラメを狙い、水深は10m前後がメインだった。浅場をおもに狙うので、手巻きリールでも、仕掛けの上げ下げは苦にならないだろう。
道糸はPEラインの2号以下。150mは巻いておくこと。

仕掛けは胴付き式、2本バリで高アピール

エサ付けは、ハリ先を下アゴから差し入れ、上アゴに抜く。

潮が流れないときは 底トントン! 潮が流れるときは頻繁にタナを取り直そう!

LTウィリー五目(ライトウィリー)の釣り情報

ウイリー仕掛けのコマセ釣りで多魚種が狙える! さらに釣れたアジを泳がせれば、高級魚に変わる可能性も!

LTウィリー用仕掛け(庄三郎丸)

まずは、ウイリー仕掛けを使ったコマセ釣りのタックルと仕掛けについて。
竿はLT用2m前後。調子は7対3ぐらい。リールは小型両軸。これに道糸としてPEラインの1〜2号を巻いておく。
「庄三郎丸」で販売していたウイリー仕掛けは、全長2.5mの3本バリ。上2本のハリがウイリー巻き(オレンジ、白、緑、黄など)、一番下がカラーバリ(ピンク、青)。ハリスは2号と3号。
「ウイリーの仕掛けは、イナダなどの青物が多いときは3号ハリス。これから寒くなって青物がいなくなったらハリス2号の仕掛けを使うのがいいですね」と後藤船長。
ビシはLT用の小型プラビシ30号。コマセはアミコマセを使うので、ビシの調整は下の隙間は全閉、上の穴は3分の1開ける。

ウイリー仕掛けのコマセ釣りで、一番重要なのはシャクリ方だ。
「ウイリーで狙うときは鋭くシャープにシャクってください。シャクリとシャクリの間は2秒から待っても8秒ぐらいですね。イシダイは2〜3秒と短めの間合いがいいです。食いが渋いときほど、長めに待ったほうがいいですね」と後藤船長。

アマダイの釣り情報

取材当日はシマノ釣りガールの阪本智子さんが挑戦し、アマダイ釣り二回目ながらも12匹で竿頭に輝いた。阪本さんは、この誘いを多用して、見事に連発していた。

アマダイの仕掛け(庄三郎丸)

仕掛けは上のイラストのとおり。ハリスはフロロカーボン3号。全長は2〜2.2m。下バリから80㎝〜1mぐらいのところに小型親子サルカンを介して、そこから枝スを出す。枝スの長さは25〜30㎝ぐらい。

ハリはヒネリのないチヌバリの3〜4号。またはイセアマ、マダイなどチヌバリに形状が似たヒネリのないものを使う。

上のイラストで示した仕掛けの長さの場合、タナは海底から1mぐらい巻き上げた位置が基本。このタナを基準に上下50㎝を探ってみる。

潮が速いときはタナを少し低く、潮が緩いときはタナを少し高くするなどしてみよう。潮が速いか遅いかがわからない場合は、船長に聞いてみるといいだろう。

回収した仕掛けのハリに泥などのゴミが付いているときは、ハリが底を引きずっている可能性がある。こんなときもタナを上げてみよう。

仕掛けを投入しタナを取ったら、置き竿でアタリを待つのではなく、誘ってアタリを出すようにしよう。置き竿でもアタらないことはないが、せっかくLTを使っているので、誘って食わせよう。

誘い方はいろいろなパターンがある。タナ取り後、竿を上下に動かして、付けエサをフワフワさせてから、竿をゆっくり大きく頭上まで起こして誘い上げてから元に戻す。誘い上げの前後にアタることが多い。

オモリで海底をトントンと叩いてから、竿をゆっくり大きく頭上まで起こして誘い上げてから元に戻すパターンもある。これはオモリで底を叩くことで砂煙をあげて、周囲のアマダイに興味を持たせるのだ。
そして、頻繁にタナを取り直すことも大事。ポイントの水深が変わる場所もあるので、タナをキープする意図もあるが、これが誘いにもなるのだ。

庄三郎丸 その他の釣り取材情報

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